(15日終値:16日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=107.29円(15日15時時点比△0.16円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=121.23円(△0.81円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1299ドル(△0.0058ドル)
FTSE100種総合株価指数:6064.70(前営業日比▲40.48)
ドイツ株式指数(DAX):11911.35(▲37.93)
10年物英国債利回り:0.205%(▲0.003%)
10年物独国債利回り:▲0.446%(▲0.007%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
5月スイス生産者輸入価格(前月比) ▲0.5% ▲1.3%
4月ユーロ圏貿易収支
季調済 12億ユーロの黒字 255億ユーロの黒字・改
季調前 29億ユーロの黒字 282億ユーロの黒字
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは強含み。しばらくは1.12ドル台半ばでのもみ合いとなっていたが、NY時間に入ると買いが優勢に。ダウ平均が760ドル超安から280ドル超高まで急速に持ち直したこともあり、市場はリスクオンへと傾いた。米連邦準備制度理事会(FRB)が米社債の広範な買い入れを開始したと発表すると一段とドル売りが強まり、一時は1.1333ドルまで値を上げた。
また、ポンドドルも下値の堅い動き。欧州勢の参入後には一時1.2455ドルまで下落する場面があったものの、その後は全般にドル安が進んだ流れに沿って1.2604ドルまで切り返した。なお、ジョンソン英首相とフォンデアライエン欧州委員長はテレビ会談で、英国と欧州連合(EU)の自由貿易協定(FTA)の合意に向けて交渉を加速されることで一致。会談後には「英国とEUはともに離脱の移行期間を延長しないことを確認」などの共同声明を発表した。
・ユーロ円は買い戻し。15時過ぎに120.34円まで下落したが、その後は徐々に下値を切り上げる展開となった。ダウ平均の下げ幅縮小やユーロドルの上昇につれた円売り・ユーロ買いが進み、一時は121.64円まで値を上げた。
・ドル円はもみ合い。対欧州通貨などを中心にドル売りが進んだ影響を受けた一方、クロス円の上昇につれた買いも入ったため、107.30円台を挟んだ方向感の乏しい動きとなった。
・ロンドン株式相場は反落。米中の一部で新型コロナウイルスの感染が再び拡大するなか、本格的な経済活動再開への懸念が広がり、リスク回避目的の売りに押された。石油大手のBPやロイヤル・ダッチ・シェルなどのエネルギー株が軟調に推移したほか、リオ・ティントやBHPビリトンなど素材株も売りに押された。
・フランクフルト株式相場は6日続落。新型コロナウイルスの感染第2波や経済活動再開の遅れなどを懸念した売りが出た。個別でルフトハンザ(2.96%安)やバイヤスドルフ(1.89%安)、メルク(1.42%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は上昇。株安を受けた。
(岩間)
出典:FXi24
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