2020/6/11 17:34
きょうの米国株式市場は、方向感を欠いた展開が続くとみられる。
きのうのFOMC(米連邦公開市場委員会)では、22年末まで実質のゼロ金利政策を維持する方針が示された。その後、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が景気回復には時間がかかるとの認識を示したこともあり、米金利低下が低下。プラス圏にあったNYダウは下げに転じ、続落した。一方、アップルなどハイテク株が上げを主導したナスダック総合指数は史上最高値を更新し、初の1万ポイント台に乗せた。
金融緩和の長期継続で緩和マネーがリスク資産である米国株式に流入しやすい環境ではあるもの、ナスダックが堅調なハイテク株にサポートされている一方、NYダウは構成比の高いボーイングの株価がさえないこともあり、上値の重い展開が続いている。きょうも主要3指数の方向感は出づらそうだ。
<主な米経済指標・イベント>
5月PPI(生産者物価指数)、30年国債入札
アドビなどが決算発表予定
(日付は現地時間)
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出典:モーニングスター社
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