(終値、円と国債利回りは16時現在)
▽円:69銭円高・ドル安の1ドル=107円13~14銭
▽日経平均株価:38円42銭安の2万1877円89銭
(東証1部売買高:23億8386万株、売買代金:4兆6423億円)
▽長期国債先物6月物:10銭安の152円20銭
▽10年物国債358回債利回り(業者間):0.005%高いゼロ%
▽海外円TIBOR3カ月物(全銀協公表値):横ばいのマイナス0.04200%
▽円金利先物12月物(清算値):0.005安い100.015
日経平均株価は5営業日ぶりに反落した。反体制活動を禁じる「香港国家安全法」の制定方針を中国が28日に採択したのを受け、米中関係が一段と冷え込むとの警戒感から下げ幅は一時200円を超えた。日経平均は28日までの4営業日で1500円超上昇していたため、短期的な過熱感から利益確定売りが出やすい面もあった。
円相場は上昇した。トランプ米大統領が29日の記者会見で中国への米国の対応措置を発表するため、米中の緊張が一段と高まるのではとの懸念が広がっている。日経平均株価の下落も投資家のリスク回避姿勢を強め、「低リスク通貨」とされる円は買われた。
長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは上昇(価格は下落)した。日銀の国債買い入れオペ(公開市場操作)の結果を受けて投資家の売り意欲の高さが意識され、需給の緩みが警戒された。超長期債の売りが活発になったのも長期債相場の重荷となった。
出典:日経QUICKニュース(NQN)
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