8:13 配信
マザーズ指数が年初来高値を更新し、21日まで5日続伸となっているが、上値追いの勢いが増している。過熱感、高値警戒感はあるものの、資金流入は継続しており、上昇トレンドは続きそう。2018年末以来の1000ポイント回復を視界に入れる可能性もありそうだ。
指数上昇をけん引するのはフリー <4478> やラクス <3923> 、弁護士ドットコム <6027> など時価総額上位銘柄。主軸のメルカリ <4385> が堅調な推移を続けているほか、マネーフォワード(=Mフォワード) <3994> 、PKSHA Technology <3993> 、AI inside(=AIインサイ) <4488> といったテーマ性の強い準主力級銘柄にも資金が入っている。アンジェス <4563> などバイオ株主導で上昇相場が始まったが、足元は将来性を評価される銘柄への買いがメーンとなっている。
不透明感の強かった決算発表シーズンを通過し、新型コロナウイルスの足元の業績への影響が確認できたことで、買い安心感を高めている銘柄が多い。BASE <4477> のように大きなメリットを受けて好業績期待を膨らませているものもある。
来週以降もこういった銘柄が中心となりそうで、Sansan <4443> やユーザベース <3966> 、マクアケ <4479> などの動きを追っておきたい。株価指標が天文学的な数値となっているものも多いが、資金の流れ、値動きの良さを重視する局面だろう。
巣ごもり消費のテーマに乗るソーシャルゲームのドリコム <3793> 、ゲーム情報サイトを運営するカヤック <3904> 、飲食店の営業通常化が進むことで電子チケットやeギフトのギフティ <4449> あたりもややリスクを負って参戦する価値がありそうだ。軽量級ではエクスモーション(=Eモーション) <4394> やアディッシュ <7093> をマーク。(小泉健太)
出典:モーニングスター社 無料HPで、各種指標・TOPニュース・投信情報・PTS情報などが見れて便利です。
----------------------------------------------------------------------
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
連絡先:iso_investment@yahoo.co.jp