(22日終値:15時時点)
ドル円:1ドル=107.46円(前営業日NY終値比▲0.15円)
ユーロ円:1ユーロ=117.43円(▲0.41円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0927ドル(▲0.0023ドル)
日経平均株価:20388.16円(前営業日比▲164.15円)
東証株価指数(TOPIX):1477.80(▲13.41)
債券先物6月物:152.44円(△0.08円)
新発10年物国債利回り:▲0.010%(▲0.005%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.04200%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値>
4月全国消費者物価指数(CPI)
生鮮食品を除く総合 前年同月比 ▲0.2% 0.4%
生鮮食料品・エネルギー除く 前年同月比 0.2% 0.6%
日銀金融市場調節目標
当座預金金利 ▲0.10%で据え置き ▲0.10%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。仲値にかけて107.76円まで上昇する場面があったものの、仲値後に日銀の臨時金融政策決定会合の結果が明らかになると、材料出尽くしの売りに押された。李中国首相が全国人民代表大会(全人代)の政府活動報告で「香港とマカオの安全保障確保に向け、しっかりとした司法システムと執行メカニズムを確立」との見解を示すと、香港情勢への警戒感から香港株が急落し、他のアジア株式相場にも売りが波及。株安を受けた売りも進むなか、一時107.41円まで下押しした。
なお、日銀はこの日の金融政策決定会合で中小企業などに対する新たな資金繰り支援制度の詳細を決定。総枠約75兆円の新型コロナ対応資金繰り支援特別プログラムの創設を決めた。
・ユーロ円はさえない。香港株主導で全般にアジア株安が進むなか、リスク回避目的の円買いに押されて一時117.31円まで下押しした。また、豪ドル円も70.14円まで下落。株安を背景にした売りにくわえ、格付け会社フィッチ・レーティングスが豪州の格付け「AAA」の見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたことも売り材料視された。
・ユーロドルもさえない。全般にリスクオフムードが強まった影響から売りに押される展開に。ユーロ円の下落につれた売りも入り、1.0919ドルまで弱含んだ。
・日経平均株価は続落。全国人民代表大会(全人代)で「香港版国家安全法」が議論されることになり、中国の管理体制強化による香港情勢の悪化懸念から香港株は5%超の大幅安となった。香港株主導で他のアジア株式相場にも売りが波及するなか、日経平均も一時210円超安まで売りに押された。
・債券先物相場は続伸。香港情勢への懸念や日経平均株価の下落を手掛かりにした買いが広がり、一時152円47銭まで値を上げた。
(岩間)
出典:FXi24
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