家庭菜園が外出自粛のストレス解消によりブームとなっている。日々成長する植物の世話はふさぎがちな気分のリフレッシュにつながり、新鮮な野菜を味わう楽しみも大きい。3密も避けられるため、緊急事態宣言の解除後も人気が続きそうだ。
こうした動きは日本だけにとどまらない。米国や欧州のほか、タイでも新型コロナウイルスの感染拡大を背景にガーデニングが盛んになっている。ロックダウン(都市封鎖)による厳しい外出制限に踏み切った米国では、一部の種子会社の3月15-27日の売上が前年同期比4倍に拡大したという。
関連銘柄では、世界的な種苗大手のサカタのタネ<1377.T>の株価が力強い動きを見せている。「育てるサラダ」などの簡易栽培キットから野菜や花の種子、ガーデニング用品まで幅広い商品を手掛ける。米レタス種苗会社を4月に買収し、海外事業を強化する。3月の安値2380円からの長駆のラリーを経て、1月の高値3740円に迫っている。
このほか、関連銘柄ではカネコ種苗<1376.T>やベルグアース<1383.T>に注目。ホームセンターではコメリ<8218.T>やジョイフル本田<3191.T>などの大手をマークしたい。また、米国市場に強い屋外作業機械のやまびこ<6250.T>も浮上する。
出典:モーニングスター社![]()
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