リボミック<4591.T>は12日、新型コロナウイルス感染症に対する治療薬の開発を目的とした取り組みを開始したと発表した。 同社によると、新型コロナウイルスの原因ウイルスSARS-CoV-2は、ウイルス表面のスパイク(S)タンパク質が人の細胞表面にある受容体(ACE2タンパク質)に結合することによって、感染・増殖する。同社は、Sタンパク質やACE2タンパク質に結合することで、Sタンパク質とACE2の結合を阻害、あるいは、ウイルスの細胞への侵入を阻止できるアプタマーの創製を開始した。今後、社外の専門研究グループと共同で、得られたアプタマーのウイルス増殖阻害効果を、細胞ならびに動物モデルを用いて検証する予定という。 12日終値は、前日比1円安の391円。
出典:モーニングスター社
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