2020/4/17 17:54
ライフコーポレーション<8194.T>はマーク続行の対象になる。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの業種で業績悪化が懸念されるなか、同社は21年2月期に連結営業利益予想155億円(前期比6.6%増)と2期連続の最高利益更新を見込んでおり、事業力の強さが光る。
特に「ネットスーパー戦略」と「カード戦略」に特化し、競合他社と大きな差別化を図る方針だ。同社は、アマゾンジャパンが運営するAmazonプライム会員向けサービス「Prime Now」を通じて、実店舗で取り扱っている新鮮な野菜や果物、精肉、鮮魚、調理総菜などがオンラインで購入できる。13日にはその配送エリアを11日から東京12区に拡大したと発表。今後とも順次拡大する予定で、ネット事業の成長が期待される。また、キャッシュレス化により、レジ作業の軽減など店舗のオペレーション効率化も進めている。
株価は、17日に一時3485円を付け、年初来高値を更新中だが、16年10月の高値3600円を奪回すると15年8月の上場来高値4050円が意識されてくる。ちなみに、10日申し込み現在の信用取引残高は買い残が2万4900株、売り残が3万1300株と売り長状態で、日証金では逆日歩が継続している。さらに、同日報告分の株券等貸借週末残高によると、借り手のカラ売りポジションにつながる貸付残高が有担保・無担保合計で120万株近くに上っており、需給妙味も内包している。
出典:モーニングスター社
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