TVもラジオもネットも新型コロナウイルス一色だ。インバウンドがダメージを受けているが、旅行・旅行サイト・居酒屋外食も厳しい状況である。生産調整で自動車関連も厳しい状況になってくる。ついで自動車部材・部品と、負のテーマを上げればきりがない。このような状況下で「無観客」で開催中のJRAの売り上げは落ちていないという。今まで、「ウインズ(場外馬券売り場)」に行っていた人々が、ネットを始めた以外に、自粛で時間ができた人も参戦?しているのではないだろうか。
これは、株式投資も同様ではないだろうかと思う。個人投資家が好む中小型材料株がにぎわっていることからも推察される。新型コロナウイルスの中心的な銘柄、貿易としてのマスク・検査機材がにぎわい・医薬品関連・医療・医薬品としてきている。
正(+)テーマ的にはテレワーク、 遠隔診療、オンライン教育、EC(電子商取引)、巣ごもり消費などであるが、「青天井銘柄」は参戦しにくい。じっくり見られる時間があれば、一段下がった「テーマ」銘柄をねらっていきたい。新たなテーマとしては、小池東京都知事が取り上げた「ホテル療養」からホテル・ビジネスホテルは負(-)テーマから正(+)テーマに大転換するかもしれない。
今まで取り上げられていないが、TVの高視聴率から放送局関連の動きをみていきたい。新規番組収録を延期や中断をして、再編集に力を入れているが、スポンサーさえつけば、収益の大幅な好転が見えてくる。読書も推奨されているので、裏テーマとして中古本はどうだろうか。昨日配達の途中スーパー近くでないのに渋滞しているところがあった。神奈川県でブックオフG・ハードオフ事業を展開する、ワットマン(9927)であった。
テーマ:中古本
古本屋という商売は明治時代から存在した。とはいえ、古書売買という業態で事業規模を拡大し、上場までこぎつけた企業は1990年に第1号店をオープンしたブックオフコーポレーションの登場までなかった。ブックオフは従来の目利きが希少本の価値を見分け値段をつける従来の古書店の方式に対し、古書を一律価格で買い取り、一律価格で販売する方式に改め、仕入れに目利きの必要がなく、また販売価格も分かりやすいビジネスモデルを構築。国内に数百店舗を出店するに至った。
ただ、現在では米アマゾンのインターネット書店が販売シェアを拡大、マーケットプレイスで古書も販売するモデルで成功していることから、従来型の古書店というビジネスモデルは過渡期を迎えている。
個別で見るならば、値幅が大きく先に書いた「直近天井銘柄」でないもので「テーマ性」があるものである。具体的には、配置薬の中京医薬品 <4558>[JQ]・遠隔診療のMRT <6034> [東証M]・医療改革のメドレー <4480> [東証M]・食材宅配のヨシケイの部門であったショクブン<9969>[東2]などを注目していきたい。
ロックダウンしている海外では、原則外出禁止だが「犬の散歩」は認められているため、犬を飼っていない人が、犬を借りに来るというNEWSをみて驚いてしまった。
株好きにとっては、時間があるときは、「テーマ」や「銘柄」探しも面白いものである。
4/3終値
中京医薬品 <4558>[JQ] 587円 前日比-51-7.99%
MRT <6034> [東証M] 1,337円 前日比 -302 -18.43%
メドレー <4480> [東証M] 2,142円 前日比 -455 -17.52%
ショクブン<9969>[東2] 243円 前日比 -12 -4.71%
ブックオフG 735円 前日比 -6 -0.81%
- ワットマン(9927)1,324円 前日比 -50 -3.64%
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