23日の東京外国為替市場でユーロドルは売り優勢。8時時点では1.0658ドルとニューヨーク市場の終値(1.0688ドル)と比べて0.0030ドル程度のユーロ安水準だった。新型肺炎のパンデミック化で世界経済への甚大な打撃が一段と警戒されるなか、7時から始まった時間外のダウ先物が開始後急落し、5分を待たずとしてサーキットブレーカーが発動。CME日経平均先物も1970円の暴落、WTI原油先物価格も急落するなど、金融市場から資金を撤退しドルにキャッシュ化する動きが活発化した。ユーロドルは先週末安値の1.0638ドルを下抜けて1.0636ドルと2017年4月以来の安値を付けた。
ドル円は底堅い。8時時点では111.06円とニューヨーク市場の終値(110.93円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。日米株価指数先物の急落にはじめは売りで反応し、110.54円まで下げたが、その後はドル全面高の流れに沿って急反発。一時111.25円まで買い上げられた。
ユーロ円は8時時点では118.38円とニューヨーク市場の終値(118.53円)と比べて15銭程度のユーロ安水準だった。株安に伴って118.21円まで下げる場面があった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:110.54円 - 111.25円
ユーロドル:1.0636ドル - 1.0725ドル
ユーロ円:118.21円 - 118.93円
出典:FXi24
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