先読み作戦指令室＝フルテック：西日本進出を念頭に業務提携なども検討
フルテック<6546.T>を見直したい。
自動ドア装置の販売・施工・保守を主体にステンレス製建具、駐輪システム、環境機器などでも展開、現在、東日本地区に３７カ所の支店・営業所を擁している。今後、西日本エリアでの進出を念頭に自動ドア企業との業務提携なども検討。
２０年１２月期連結の営業利益は６億３０００万円（前期比５．３％減）、純利益は３億７０００万円（同１１．３％減）の見通し。減益予想となっているのは、前期に計上した大型の高採算物件の反動減に加え、仕入れコストの上昇および人員増による人件費などの経費の増加の影響を織り込んでいるもの。ただ、前期は結果的に上方修正しており、最低限の予想数字といえそう。今後の展開については「首都圏における人材力強化、ステンレス建具の生産力向上を進めるとともに、当社グループの利益の土台である自動ドア保守契約率の向上に注力する」（前期決算短信）としている。
配当は中間期１０円（前年同期１０円）、期末１８円（同１８円）の計画で、期末にはクオカードの株主優待制度もある。
株価は上場来高値１６７５円（１８年１月）に向けてスタートした１０００円水準まで押しており、そろそろ底入れ機運も出てきそうだ。
◎注目株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
出典：モーニングスター社
----------------------------------------------------------------------------
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
連絡先：iso_investment@yahoo.co.jp