先読み作戦指令室=東京衡機:第3四半期に通期経常計画クリア、新たな柱の育成も
東京衡機<7719.T>を狙いたい。
1923年に試験機・衡機(はかり)専門では日本初の法人としてスタート、現在はゆるみ止めナット・スプリングなどエンジニアリング事業でも展開、また、従来から行っている一般消費者向けの生活関連商品の販売は拡大傾向を維持しており、さらに新たな柱に育成する狙いから海外向けの商品の仕入・販売を中心とした商事事業を開始した。中国にオフィス家具、自動車部品などのプラス地区射出成型品・成形金型製造の子会社も持っている。
今後の注目製品としてはゆるみ止めナット・スプリングを道路やエネルギー関係の社会インフラ向けや国内建設市場向けに製品の浸透・市場シェアの拡販を進めているが、今後も防災対策向けや、老朽化インフラの整備向けなどに需要が拡大しそうだ。
20年2月期連結の経常利益は2億3000万円(前期比18.7%減)、純利益は1億7000万円(同68.7%減)の見通し。純減益予想率が高くなっているのは前期に計上した中国工場の収用補償金=特別利益がはく離するため。しかし、第3四半期累計(19年3月-11月)はそれぞれ2億4400万円(前年同期比32.1%増)、1億6200万円(同54.2%減)とすでに経常利益は通期計画を超える高い業績進ちょく率を見せている。
日足は200円台半ばのもみ合いと下値不安は乏しいが、上ヒゲが多く、仕掛ける動きも見受けられる。ただ、板が薄いので待ち伏せ買いしたい。昨年来高値は346円(19年1月31日)。
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出典:モーニングスター社
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