◇日経平均24000円台回復し、昨年来の高値更新/来週の相場見通し | 12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

2月23日0時をもって、Emergency再発令。引き続きCOVID-19「非常事態宣言」。6月30日をもって、Emergency警戒に移行!

今週の日経平均は上昇した。今年に入り2週連続高となった。

 週明け13日のNY市場は、米中貿易摩擦の緩和期待から反発のスタートを切った。米政府が半期為替報告で、中国を対象とした「為替操作国」認定の取り消しを近く公表と報道され、貿易摩擦が和らぐとの期待からハイテク株を中心に幅広く買いが入った。ナスダック総合指数やS&P500指数は過去最高値を更新した。この流れを受け、3連休明けとなった14日の日経平均は3日続伸で始まった。上海株や香港株の伸び悩みから利益確定の売りに上値を抑えられる場面があったものの、大引けの日経平均は前週末比174.60円高の24025.17円と、終値としては昨年12月17日以来、およそ1カ月ぶりの24000円台回復となった。ハイテク株を中心として売買代金上位の主力株が軒並み高となるなか、仏ルノーとの提携解消を準備していると報じられた日産自<7201>は3%近く下落した。

 14日のNYダウは複数の大手行決算が好感され続伸した。しかし、対中関税は米大統領選後まで維持されることが伝わり、第2段階目以降の交渉への先行き不透明感からナスダック指数は下げた。為替が円高に振れたこともあり、15日の日経平均は反落した。直近3営業日(終値ベース)で800円超上昇していたことに加え、前日に節目の24000円台を達成したこともあり、利益確定の動きが優勢となった。

 15日のNY市場は、この日の米中貿易交渉での第1段階目の合意署名を控えて買いが先行し、NYダウも3日続伸となった。16日の日経平均は、NYダウの上昇と為替の円安傾向、米中貿易交渉での第1段階の合意署名を無難に通過したことなどが支えとなって反発した。ただ、新規の材料難から、節目の24000円を前に上値は重く小幅上昇にとどまった。

 前日に米中貿易協議の第1段階合意文書が署名され、週間新規失業保険申請件数が予想より減少、12月小売売上高が堅調な内容と好材料がそろった16日のNYダウは前日比267.42ドル高と4日続伸した。この流れを受けて17日の日経平均は、節目の24000円を回復しての寄り付きとなり、12月17日の昨年来高値24091.12円を更新した。午前11時に中国国家統計局が発表した第4四半期の中国GDP伸び率は、前年比プラス6.0%と予想通りとなったことで市場に安心感を与え、12月の中国鉱工業生産が市場予想を上回ったことも好感された。NY市場での半導体関連株の上昇を受けて、信越化<4063>など半導体関連、ハイテク株の一角に買いが先行する展開となった。日経平均は前日比108.13円高の24041.26円と3営業日ぶりに24000円台を回復して大引けた。

 来週の日経平均は24000円の大台固めが想定される中、一段の上値をうかがう展開も期待される。為替相場が昨年5月以来の円安水準に振れたことから、優良株、輸出関連株を中心に買いを誘っていることから下値抵抗が強まっている。史上最高値を更新するNYダウとナスダック指数、そして1ドル=110円近辺となってきた円安傾向を味方に、17日の日経平均は昨年来高値を更新したことで市場ムードが好転していることも心理的なプラス材料として働いてくる。

 対して、第1段階目の合意署名後の米中貿易交渉、小康状態にある中東情勢、1月末に迫ったブレグジット(英国の欧州連合離脱)と懸念材料は残り、日経平均24000円台では高値警戒感を指摘する声もある。しかし、市場の関心は企業決算の発表にシフトし始めており、一段高のきっかけを握るのは、この決算発表となる期待がある。

 日本では3月期第3四半期を中心とした決算発表シーズンが始まる。最初のピークは420社超が発表する31日となるが21日は東京製鐵<5423>、23日に日本電産<6594>、ディスコ<6146>が決算発表を予定している。なかで、日本電産の決算後の株価の動きはハイテク株、ディスコは半導体製造装置関連の株価動向に影響を与えてくることになる。マーケットの視点は3月期決算企業の来期に移っており、企業から発信される事業環境やアナリストの評価に関心が注がれよう。

 また、米国でも米国時間22日のテキサス・インスツルメンツ、23日のインテルといった半導体大手の決算発表が控えている。16日の米国市場では、台湾積体電路製造(TSMC)の好決算による半導体の需要増の観測などを背景に半導体株が軒並み強い値動きをみせた。半導体関連は日経平均など指数への影響も大きい。また、円安を背景に昨年4月高値のマツダ<7261>が5%高、同9月高値のSUBARU<7270>が4%高となるなど、輸出関連株の出遅れ循環物色も展開されそうだ。

 来週の主な国内経済関連スケジュールは、20日に日銀金融政策決定会合(21日まで)、通常国会召集、21日に黒田日銀総裁会見、日銀「経済・物価情勢の展望」(展望レポート)、22日に12月首都圏新規マンション発売、23日に12月貿易統計、11月全産業活動指数、24日に12月消費者物価指数、12月18・19日の日銀金融政策決定会合議事要旨が予定されている。

 一方、米国など海外主要スケジュールでは、20日はキング牧師生誕記念日で米国市場休場、中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟副会長身柄引き渡し審理開始(カナダ・バンクーバー)、21日に世界経済フォーラム(ダボス会議、24日まで)、22日に米12月シカゴ連銀全米活動指数、米11月FHFA住宅価格指数、米12月中古住宅販売件数、23日にECB定例理事会、ラガルド総裁会見、米12月CB景気先行総合指数、24日は春節で中国市場が30日まで休場が予定されている。

出典:フィスコ
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