働き方改革の影響や人手不足対策もあり、年末年始に店舗を休業する外食店・小売店が増えている。宅配サービスなどの需要が高まり、「稼ぎ時」となりそうだ。
外食チェーンでは、ファミリーレストランを展開するすかいらーくホールディングス<3197.T>がグループの約8割の店舗で大みそかから元日にかけ営業を休止する。ロイヤルホールディングス<8179.T>も「ロイヤルホスト」や「てんや」を休業。また、小売店でも、セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>がセブンーイレブンやイトーヨーカドーの一部店舗を閉じる。
こうした流れで商機が拡大しそうなのが宅配業界だ。宅配すしやフードデリバリーを展開するライドオンエクスプレスホールディングス<6082.T>が関連株の筆頭となる。今3月期はゴールデンウイークの10連休の特需もあり業績が拡大。通期の連結営業利益予想を引き上げている。
宅配関連ではほかにも、出前館<2484.T>や、23日にIPO(新規上場)したばかりのカクヤス<7686.T>(卸売)もマークしたい。カクヤスは業務用・個人用の酒類の配達サービスで知られる。
このほか、正月を家で過ごす人の中食志向もより高まると予想される。総菜大手のロック・フィールド<2910.T>やフジッコ<2908.T>も恩恵を受けそうだ。
出典:モーニングスター社
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