先読み作戦指令室=NCS&A:今期も通期業績上ブレ、増配継続の期待も
NCS&A(9709)に注目したい。
1961年創業のシステム開発・構築の老舗企業。「IoT(モノのインターネット)、ビッグデータ、人工知能、ロボットといった新たな技術基盤が、新たな産業構造をもたらす社会基盤として期待されており、実用化の世界に入りつつある」(同社ウエブサイトの辻 隆博社長メッセージ)ことから今後の事業環境も明るく推移しそうだ。
20年3月期連結の経常利益が8億円(前期比1.0%増)、純利益は6億8000万円(同18.6%増)の見通しだが、第2四半期累計(4-9月)はそれぞれ5億5000万円(前年同期比86.8%増)、6億4400万円(同2.9倍)と業績進ちょく率は高く、前期に続いて通期業績予想上方修正の期待も出てきそうだ(前期は19年1月に上方修正)。
第2四半期の概況についてはホテルシステム事業や自社開発製品であるシステムの可視化ソリューションが好調に推移している。
期末配当は12円(前期末12円)の計画だが、業績の上ブレ次第では前期に続いて増配の期待も出てきそうだ。
株価は8月30日447円と押してから底入れ反転、5・25日、13・26週、12・24か月移動平均線の上昇トレンドにも変化はないが、年初来高値587円(3月8日)未更新と出遅れ感も。
◎注目株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
出典:モーニングスター社
----------------------------------------------------------------------------
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
連絡先:iso_investment@yahoo.co.jp