◇<年末年始特集>20年新興市場見通し―新世代銘柄に活躍期待 | 12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

2月23日0時をもって、Emergency再発令。引き続きCOVID-19「非常事態宣言」。6月30日をもって、Emergency警戒に移行!

 20年の新興市場は新世代銘柄の活躍が期待される。19年はSansan<4443.T>、フリー<4478.T>、JTOWER<4485.T>といった優良銘柄が数多くマザーズ市場に上場。これまでマザーズ市場に大きな影響を及ぼしていたバイオ株の存在感が低下していることもあり、主役交代の年となりそうだ。

<日経平均2万4000円もマザーズ市場は低迷>

 東京市場では日経平均株価が2万4000円台に乗せるなど、米国株高などに支えられて年末にかけて力強い値動きとなった。一方、新興市場らしいネットベンチャーやバイオベンチャーが多く上場するマザーズ市場は低空飛行の1年。これは19年6月上場のメルカリ<4385.T>の失速と、バイオ株の存在感低下が背景にある。

 マザーズ指数への寄与度ナンバーワン銘柄だったサンバイオ<4592.T>は年初の1月、慢性期脳梗塞(こうそく)プログラムの臨床試験で主要評価項目を達成できなかったことが明らかになり、大暴落した。「サンバイオ・ショック」を招いてマザーズ指数を押し下げ、新興市場上場銘柄への投資意欲を後退させる事態となった。サンバイオは時価総額縮小によって指数寄与度が大きく低下。6月にメルカリが上場したこともあって、相対的なウエートも低下している。

 サンバイオは年末12月になり、大日本住友製薬<4506.T>との契約解消と、開発中の再生細胞新薬の外傷性脳損傷向けの国内での承認申請時期を先送りする方針を発表。株価は再度下値模索となった。かつての主力株、そーせいグループ<4565.T>の値動きも鈍化。マザーズ市場におけるバイオ株の影響力が低下している。

<フリーなど優良IPO続々、Sansanはクラウド新星>

 19年のマザーズ指数低迷は年間を通じて低空飛行となったものの、年末にかけては復調の動きを示した。12月にフリー、JMDC<4483.T>、JTOWERといった主力級銘柄が上場しており、人気化。市場を盛り上げた。これらは上場翌月末に当たる1月末から指数に組み入れられる予定にある。フリーはマザーズ市場の時価総額7位。バイオ株の影響力は一層低下する。

 19年6月、年末上場組に先行して上場したSansanはクラウド型の名刺管理サービスを手掛け、クラウド関連の新星として期待されている。上場前後から外国人投資家の評価が高く、業績は今5月期の黒字浮上に向けて順調な進ちょくとなっている。

 同社が株式市場で評価を得たことが、年末上場で統合型クラウド会計ソフト・人事労務ソフトを手掛けるフリーの人気化にもつながった。これらは黒字実績を有さない、いわゆる赤字IPOで、これまで投資家の警戒感が強かったが、SansanのIPO成功でその流れも払しょく。JTOWER、JMDCも需給面への不安を抱えながら上場を成功させており、上場後も力強い値動きとなっている。20年はこれらが指数に組み入れられることで、マザーズ指数をけん引する展開となっていくことが予想される。

 東証1部市場では上場維持ルールの制定が思惑視されているが、新興市場から東証1部へ昇格した「卒業案件」は20年も加速していくとみられる。ラクス<3923.T>、ティーケーピー<3479.T>、弁護士ドットコム<6027.T>など、優良新興銘柄は1部上場期待も買い手掛かりとなっていきそうだ。

出典:モーニングスター社
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