◇【市況】新興市場見通し:人気株急落で需給悪化にも注意、9月IPOは続々BBに | 12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

2月23日0時をもって、Emergency再発令。引き続きCOVID-19「非常事態宣言」。6月30日をもって、Emergency警戒に移行!

2019年08月31日15時02分
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マザーズ指数 <日足> 「株探」多機能チャートより

先週の新興市場では、マザーズ指数が大きく下落した。マザーズで物色の柱の1つとなっていたアンジェス<4563>が遺伝子治療薬の保険適用を巡る報道を受け急落。同様にここまで大きく値上がりしていた中小型株に利益確定の売りが広がった。マザーズ指数は8月6日に付けた直近安値(836.00pt、取引時間中)を下回る場面もあった。30日は日経平均の上昇とともに反発したが、前日までの下落幅と比べると戻りは限定的だった。なお、週間の騰落率は、日経平均が-0.0%であったのに対して、マザーズ指数は-4.4%、日経ジャスダック平均は-1.1%だった。

個別では、メルカリ<4385>が週間で3.7%安、ティーケーピー<3479>が同5.3%安とマザーズ時価総額上位は全般軟調。バイオ関連株のそーせいグループ<4565>は同9.2%安、直近IPO銘柄のSansan<4443>は同11.8%安と下げが目立った。前述のアンジェスは週間の売買代金、下落率でマザーズトップ。遺伝子治療薬「コラテジェン」が保険適用を受けたが、事前に報じられた公定価格(薬価)が市場の期待より低いとして売られた。ほかには前の週まで賑わっていたブシロード<7803>がやや売り優勢で、インパクトHD<6067>はアンジェスとともに下落率上位に顔を出した。一方、バンク・オブ・イノベーション<4393>、イノベーション<3970>、手間いらず<2477>などに物色が向かった。ジャスダック主力では日本マクドナルドHD<2702>が同0.7%安となったものの、ワークマン<7564>が同6.5%高、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同4.1%高と堅調だった。売買代金上位ではアテクト<4241>やジョルダン<3710>が売りに押され、ベクター<2656>などが週間のジャスダック下落率上位に顔を出した。反面、直近の決算に対する評価が高いセプテーニ・HD<4293>やオリコン<4800>は堅調で、日本化薬<4272>による株式公開買付け(TOB)が始まったポラテクノ<4239>が上昇率トップだった。

今週の新興市場では、マザーズ指数などは低位もみ合いとなりそうだ。米中が対話に前向きな姿勢を示し、摩擦激化への懸念はやや和らいでいる。しかし、9月に予定される閣僚級協議が開かれるか見極めたいというムードも依然強く、個人投資家のマインドが大きく改善するとは考えにくい。先週、個人投資家に人気だった中小型株が相次ぎ急落し、需給が大きく悪化した点も気掛かりとなる。

ジャスダックの低位株が動意を見せていることも物色の手詰まり感を窺わせる。リリースが観測された銘柄などは短期的な値幅こそ大きく出ているものの、資金の逃げ足が速い。値動きの軽い小型株でも、手間いらずやオリコンのように業績の裏付けがある銘柄への関心を高めたい。なお、今週は9月6日にアスカネット<2438>、ユークス<4334>、Link-U<4446>、日本スキー場開発<6040>などが決算発表を予定している。Link-Uは7月の上場後、初の決算発表となる。

IPO関連では、サイバー・バズ<7069>やギフティ<4449>、Chatwork<4448>といった9月上場案件が相次ぎブックビルディング(BB)期間に入る。特に公開規模の大きい案件では需要状況を注視したい。なお、先週はパワーソリューションズ<4450>(10月1日、マザーズ)、レオクラン<7681>(10月2日、東証2部)の新規上場が発表されている。

関連銘柄 26件

2438 マザーズ
アスカネット
1,381
8/30 15:00
+22(1.62%)
時価総額 24,118百万円
個人向け写真集をオンデマンドで印刷し、販売。一冊からの小ロット対応に強み。葬儀社向け遺影写真のデジタル加工なども行う。19.4期は増収・二桁営業増益で計画比上振れ。20.4期は将来向けた投資が嵩む見込み。 記:2019/08/02

2477 マザーズ
手間いらず
4,770
8/30 15:00
+25(0.53%)
時価総額 30,900百万円
複数の宿泊予約サイトや自社宿泊予約エンジンの在庫、料金等を一元管理するサービスを提供。比較サイト「比較.com」も運営。19.6期3Q累計はほぼ会社計画通りの進捗。主力のアプリケーションサービスがけん引。 記:2019/07/19

2656 JQスタンダード
ベクター
299
8/30 15:00
+5(1.7%)
時価総額 4,188百万円
ソフトウェア販売事業、サイト広告販売事業、AppPass事業等を展開。ソフトバンク傘下。オンラインゲーム事業譲渡。ソフトウェア販売事業は売上堅調。ソフトウェアの拡販施策等が奏功。20.3期1Qは黒字転換。 記:2019/08/20

2702 JQスタンダード
日本マクドナルドホールディングス
4,985
8/30 15:00
+70(1.42%)
時価総額 662,806百万円
大手ハンバーガーチェーン。店舗数は直営・FCあわせて2896。6月地点での既存店売上高は43カ月連続で前年同月比プラス。未来型店舗への転換を推進。店舗サービスも強化。19.12期1Qは利益足踏みも、増収。 記:2019/07/21

3479 マザーズ
ティーケーピー
5,340
8/30 15:00
+30(0.56%)
時価総額 177,299百万円
法人向け貸会議室ビジネスが主力。遊休不動産を割安に仕入れて有効活用する空間再生流通事業を展開。リピート率の高さが強み。会議室数は2桁増。20.2期1Qは2桁増収。カンファレンスセンター等の利用は大幅増。 記:2019/07/22

3710 JQスタンダード
ジョルダン
1,402
8/30 15:00
-3(-0.21%)
時価総額 7,368百万円
経路探索ソフト「乗換案内」などソフトウェアを開発。旅行予約サイトやツアー販売も事業領域。北九州市交通局とMaaS(移動手段手配等)の推進を目的とした包括連携協定を締結。19.9期中間期は増収・経常増益。 記:2019/07/23

3970 マザーズ
イノベーション
1,844
8/30 15:00
-101(-5.19%)
時価総額 3,686百万円
BtoBに特化した営業・マーケティング支援を展開。専門サイトによる見込み顧客情報を提供。20.3期1Qの売上高は人材採用強化と集客施策の実施により、ほぼ会社計画通りに進捗。利益は販売管理費抑制が奏功した。 記:2019/08/11

4239 JQスタンダード
ポラテクノ
867
8/30 15:00
+150(20.92%)
時価総額 35,937百万円
日本化薬子会社で液晶ディスプレイ偏光フィルムや車載用パネルが主力。電子ディスプレイの設計や指紋認証技術も事業領域。光学フィルム事業に注力の構え。19.3期は足踏みも、新製品投入で今期大幅営業増益見通し。 記:2019/06/19

4241 JQスタンダード
アテクト
1,264
8/30 15:00
-100(-7.33%)
時価総額 5,559百万円
自動車部品や、試薬、培地類、容器類等の衛生検査器材、情報電子機器部品向けスペーサーテープを製造、販売。中計では自動車部品を中核事業に育成。20.3期1Qは半導体資材やPIM高機能部品の販売が伸長した。 記:2019/08/11

4272 東証1部
日本化薬
1,157
8/30 15:00
+12(1.05%)
時価総額 205,372百万円
総合化学メーカー。子会社にポラテクノ。樹脂、フィルム、触媒など機能化学やエアバッグ用ガス発生装置を展開。がん領域中心に医薬品注力。新型インフレータ強化し、自動車向けに拡販。今期営業利益は足踏みの見通し。 記:2019/07/23

4293 JQスタンダード
セプテーニ・ホールディングス
324
8/30 15:00
+19(6.23%)
時価総額 45,006百万円
インターネット広告代理店大手。ネットマーケティング事業が主力。マンガコンテンツ事業、育児プラットフォーム事業等も手掛ける。ネットマーケティング事業は堅調。国内大型顧客の出稿は順調増。19.9期3Qは増収。 記:2019/08/02

4334 JQスタンダード
ユークス
503
8/30 15:00
+6(1.21%)
時価総額 5,581百万円
ゲームソフトの受託開発が主力。プロレスゲームに強み。育成中の独自ARアイドルは来年初からのTVアニメ放映を弾みに収益化を目論む。19.1期1Qは受託ゲームの発売で収益拡大。通期では開発費などが嵩む見込み。 記:2019/08/03

4385 マザーズ
メルカリ
2,485
8/30 15:00
+34(1.39%)
時価総額 377,002百万円
フリマアプリ「メルカリ」を国内、米国で展開。英国事業からは撤退へ。米国、メルペイに積極投資。メルペイ登録者数は100万人突破。米国内流通総額は大幅増。キャンペーン等が奏功。19.6期3Qは2桁増収。 記:2019/06/25

4393 マザーズ
バンク・オブ・イノベーション
2,693
8/30 15:00
-207(-7.14%)
時価総額 10,567百万円
スマホ向けゲームアプリの開発、運営。無料で提供し、有料アイテムを販売。「ミトラスフィア」と「幻獣契約クリプトラクト」を台湾、香港、マカオに配信へ。19.9期上期は広告宣伝費効率化が影響も、二桁の増益。 記:2019/05/30

4443 マザーズ
Sansan
5,230
8/30 15:00
-20(-0.38%)
時価総額 162,439百万円
法人向け名刺管理サービス「Sansan」及び個人向け名刺管理アプリ「Eight」の提供。6月19日付マザーズ上場。19.5期はSansan事業が順調拡大し大幅増収、損失縮小。Eight事業の収益事業化へ。 記:2019/07/20

4446 マザーズ
Link-U
4,805
8/30 15:00
+30(0.63%)
時価総額 21,406百万円
自社設計サーバー技術を用いたデータ配信と分析・処理を主としたAIソリューションを合わせたサーバープラットフォームサービスを提供。マンガアプリなど電子書籍や動画配信の分野が強み。7月18日付マザーズ上場。 記:2019/07/21

4449 マザーズ
ギフティ
0
±0(0%)
時価総額 -百万円

4563 マザーズ
アンジェス
607
8/30 15:00
+47(8.39%)
時価総額 64,903百万円
遺伝子医薬に特化したバイオベンチャー。遺伝子治療薬、核酸医薬が中核。メラノーマ治療薬等も開発。エボラ出血熱抗血清製剤は開発進展。研究開発費は増加。19.12期1Qは増収。研究開発事業収益の計上が寄与。 記:2019/06/27

4565 マザーズ
そーせいグループ
2,282
8/30 15:00
+56(2.52%)
時価総額 174,573百万円
創薬系バイオベンチャー。創薬基盤技術を強化。自社開発パイプラインは、神経系、がん免疫、胃腸系等の疾患領域が対象。7月に米ジェネンテックと、8月に武田薬品と提携を発表。中間期はマイルストーン増加で黒字転換。 記:2019/08/15

4800 JQスタンダード
オリコン
1,779
8/30 15:00
+20(1.14%)
時価総額 26,904百万円
Webサイトの制作や運営、広告販売、ニュース配信を主力に、音楽や映像ソフト等のマーケティングデータの提供等を展開。20.3期1Qは顧客満足度調査とニュース配信・PVが伸長。データサービスも堅調に推移した。 記:2019/08/07

6040 マザーズ
日本スキー場開発
872
8/30 14:59
+15(1.75%)
時価総額 13,952百万円
スキー場の再生事業を展開。長野県・白馬を中心に8つのスキー場を運営。各種イベント開催・販促活動などの集客策が奏功。19.7期3Qは夏季白馬エリア集客増で微増収も、冬季降雪時期の遅延により利益は足踏み。 記:2019/07/21

6067 マザーズ
インパクトホールディングス
2,088
8/30 15:00
-133(-5.99%)
時価総額 12,520百万円
小売業やサービス業の店舗・店頭に特化したマーケティング支援を手掛ける。覆面調査や営業支援、システムASP提供等も。HRソリューション事業は売上好調。既存事業は受注件数増。19.12期1Qは2桁最終増益。 記:2019/07/25

6324 JQスタンダード
ハーモニック・ドライブ・システムズ
4,220
8/30 15:00
+230(5.76%)
時価総額 406,449百万円
精密制御減速装置を製造・販売。減速機の位置決め精度が最も高い波動歯車装置で世界首位。産業用ロボット関節部品で世界シェア約50%。松本工場操業開始に伴うコスト増響き今期一服見通しも、4Qに受注回復の見通し。 記:2019/07/25

7069 マザーズ
サイバー・バズ
0
±0(0%)
時価総額 -百万円

7564 JQスタンダード
ワークマン
5,770
8/30 15:00
+100(1.76%)
時価総額 472,257百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の専門店大手。店舗数は840。一般顧客向け「ワークマンプラス」業態をスタート。19.3期営業利益は会社計画比3.6%増。5月の既存店売上高は前年同月比31.6%増。 記:2019/06/21

7803 マザーズ
ブシロード
2,908
8/30 15:00
-46(-1.56%)
時価総額 45,673百万円
各種IPを使ったトレーディングカードゲーム、モバイルオンラインゲーム、映像音楽コンテンツ、イベント、グッズの企画、開発、製造、販売 記:2019/06/24

出典:フィスコ イメージ 2


※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。

SION投資研究所
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