(22日終値:23日3時時点) ドル・円相場:1ドル=106.39円(22日15時時点比▲0.04円) ユーロ・円相場:1ユーロ=117.91円(▲0.03円) ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1082ドル(△0.0001ドル) FTSE100種総合株価指数:7128.18(前営業日比▲75.79) ドイツ株式指数(DAX):11747.04(▲55.81) 10年物英国債利回り:0.517%(△0.038%) 10年物独国債利回り:▲0.644%(△0.026%) ※△はプラス、▲はマイナスを表す。 (主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値> 8月仏製造業PMI速報値 51.0 49.7 8月仏サービス部門PMI速報値 53.3 52.6 8月独製造業PMI速報値 43.6 43.2 8月独サービス部門PMI速報値 54.4 54.5 8月ユーロ圏製造業PMI速報値 47.0 46.5 8月ユーロ圏サービス部門PMI速報値 53.4 53.2 8月ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値) ▲7.1 ▲6.6 ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ポンドは急上昇。メルケル独首相が英国の欧州連合(EU)離脱の焦点であるアイルランド国境問題について、「離脱期限である10月末までに解決策を見い出すことは可能だろう」と述べたほか、ジョンソン英首相と会談したマクロン仏大統領も「バックストップ条項は必須だが、30日以内に何らかの賢明な策を見い出せる」などと発言した。独仏首脳の前向きな姿勢を受けて、英国の「合意なき離脱」を巡る過度な警戒感が和らぎ、ポンドを買い戻す動きにつながった。ポンドドルは一時1.2273ドル、ポンド円は130.70円、ユーロポンドは0.9029ポンドまでポンド高に振れた。 ・ドル円はもみ合い。韓国が日本との軍事情報協定破棄の方針を決定したと伝わると、東アジアの地政学リスクの高まりを懸念した円買いが先行。18時30分前に一時106.25円と日通し安値を付けた。ただ、時間外の米10年債利回りが一時1.6267%前後まで上昇するとドル円にも買い戻しが入り106.64円付近まで持ち直した。 もっとも、22時45分に発表された8月米製造業PMI速報値が49.9と約10年ぶりに好況・不況の分かれ目となる50を下回ったことが分かると一転弱含む展開に。8月米サービス部門PMI速報値や米総合PMI速報値も低調な内容となり、一時106.32円付近まで押し戻された。 ・ユーロドルは方向感に乏しかった。8月仏製造業・サービス部門PMI速報値や独製造業・サービス部門PMI速報値が予想より良好な内容となったことを受けてユーロ買い・ドル売りが先行し、17時過ぎに一時1.1113ドルと日通し高値を付けた。ただ、米長期金利が上昇すると徐々に上値が重くなった。市場では「直近レンジの上限となる16日の高値1.1113ドルや19日の高値1.1114ドルの上抜けに失敗したことで一転売りが優勢となった」との声が聞かれ、20時過ぎには1.1064ドルと日通し安値を付けた。 なお、欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(7月24日-25日分)では、景気減速の長期化やインフレ予測の低下が懸念され、利下げや新たな債券購入も含めた刺激策が示唆されたものの、相場の反応は限定的だった。 ・ユーロ円は118.00円を挟んだもみ合いに終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。 ・ロンドン株式相場は反落。原油相場の下落を背景にロイヤル・ダッチ・シェルやBPなどエネルギー株が売られたほか、リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材セクターが値を下げ、指数の重しとなった。市場では「前日に上昇した銘柄中心に売りが優勢となった」との指摘があった。 ・フランクフルト株式相場は反落。買いが先行したものの、米国株が失速すると独株にも売りが波及しマイナス圏に沈んだ。個別ではSAP(2.17%安)やボノビア(1.42%安)、アディダス(1.22%安)などの下げが目立った。 ・欧州債券相場は下落。米債安につれた。
出典:FXi24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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