21日午後の東京外国為替市場でドル円はじり高。17時時点では106.55円と15時時点(106.51円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが一時1.59%台まで上昇したことに後押しされ、106.60円までドル高となり本日高値を更新した。ただし、昨日高値106.69円を前にしてドル買いの勢いは盛り上がらなかった。 ユーロ円は小じっかり。17時時点では118.19円と15時時点(118.19円)とほぼ同水準。イタリアの主要株価指数は一時1.3%程度まで上昇し、他の主要欧州株式市場も堅調な動き。伊債券も買いが先行したことを支えに、118.28円までユーロ買いが進んだ。もっとも、買い一巡後は利食いの売りに押されている。 昨日はコンテ伊首相が辞意を表明し、伊連立政権は崩壊とみられているが、同盟の経済顧問ボルギ氏から「コンテ首相なしでも連立は可能」との発言が伝わっている。 ユーロドルはもみ合い。17時時点では1.1092ドルと15時時点(1.1096ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。堅調な伊金融市場が支えとなるも、米長期金利の上昇に頭を抑えられた。 なお、ポンドドルは1.2129ドルまでじり安となり、昨日NY時間につけた高値1.2179ドルからの戻りの安値を更新した。中国外務省は本日、中国の法律を破ったとして、英の香港・総領事館職員が15日間の拘留下にあることを明らかにした。昨日は英外務省が、領事館員の拘束の可能性について強い懸念を表明していた。 本日これまでの参考レンジ ドル円:106.23円 - 106.60円 ユーロドル:1.1088ドル - 1.1105ドル ユーロ円:117.90円 - 118.28円
出典:FXi24
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