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【本日の市況見通し】
20日の東京株式市場は、米国をはじめとした海外株高や外国為替市場での円高一服が下支えとなり、日経平均株価は堅調な値動きが想定される。ただ、積極的な買いは入りにくい雰囲気で、上値の重さは否めそうもない。想定レンジは2万0500~2万0800円。
19日の米国株式市場ではダウ工業株30種平均が前営業日比249ドル高と上伸した。米商務省が華為技術(ファーウェイ)と米企業との一部の取引猶予措置を3カ月延長すると発表。米中貿易摩擦をめぐる警戒感が和らいだ。中国や欧州の主要株価も、中国での金融緩和やドイツの財政政策といった景気刺激策に対する期待感から上昇した。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)での225先物9月きり清算値(20635)や大阪取引所の夜間取引終値(2万0650円)も堅調だった。為替相場は20日早朝時点で1ドル=106円60銭近辺と落ち着いており、東京株式市場でも買い戻し意欲が高まりそうだ。
もっとも、米中貿易摩擦問題や世界的な景気の先行きに対する不透明感が払拭(ふっしょく)されていない状況では積極的に上値を追いにくい。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定される「ジャクソンホール会合」を週末に控えており、「買い戻しが一巡した後は様子見気分が強まりやすくなる」(銀行系証券)との声が上がっていた。
出典:時事通信19日の米国株式市場ではダウ工業株30種平均が前営業日比249ドル高と上伸した。米商務省が華為技術(ファーウェイ)と米企業との一部の取引猶予措置を3カ月延長すると発表。米中貿易摩擦をめぐる警戒感が和らいだ。中国や欧州の主要株価も、中国での金融緩和やドイツの財政政策といった景気刺激策に対する期待感から上昇した。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)での225先物9月きり清算値(20635)や大阪取引所の夜間取引終値(2万0650円)も堅調だった。為替相場は20日早朝時点で1ドル=106円60銭近辺と落ち着いており、東京株式市場でも買い戻し意欲が高まりそうだ。
もっとも、米中貿易摩擦問題や世界的な景気の先行きに対する不透明感が払拭(ふっしょく)されていない状況では積極的に上値を追いにくい。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定される「ジャクソンホール会合」を週末に控えており、「買い戻しが一巡した後は様子見気分が強まりやすくなる」(銀行系証券)との声が上がっていた。
【新興市場の注目リリース】
新日本製薬、ハウテレビジョンほか
新日本製薬、ハウテレビジョンほか
<2776>新都HD 中国最大の電子商取引プラットフォームINGDAN.COMの運営グループが設立したIngDan Japanの代理店として新規事業を開始 <4931>新日本製薬 株主優待制度を導入 <6327>北川精機 特定子会社であるキタガワエンジニアリングの全保有株式を同社へ譲渡し、連結子会社から場外中期経営計画の数値目標を修正 21年6月期営業利益目標43.00億円←55.00億円 <7064>ハウテレビジョン 上方修正、上期営業利益見通し0.82億円←0.44億円 <7559>GFC 自社株買い、上限20万株(発行済株式数の3.49%) 20日にToST-NeT3において買付け <8909>シノケンG 創業30周年記念株主優待を実施出典:フイスコ
【本日の新興市場見通し】
外部環境の落ち着きを受けて買い先行か
外部環境の落ち着きを受けて買い先行か
[新興市場 個別銘柄戦略]
本日の新興市場は、前日の米国株高や円高一服など外部環境の落ち着きを背景に買いが先行して始まりそうだ。前日の米国市場は、世界景気の先行き懸念が一時後退したことからNYダウなど主要株価指数は上昇した。シカゴ日経225先物も値を上げ、本日の日経平均も続伸して始まりそうであり、個人投資家マインドの改善にもつながると予想される。また、為替市場で1ドル=106円台後半へと進んでいる円安も投資家心理の好転に寄与すると考えられる。ただ、米中貿易摩擦問題や香港でのデモなど先行き不透明要因は多いうえ、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定されるジャクソンホール会合を週末に控えていることなどもあり、買いが一巡した後は模様眺めムードが強まりやすくなりそうだ。
個別では、RPA <6572> との合弁会社が株式会社ダンゴネットと業務提携すると発表したAMBITION<3300>や、東南アジア事業を拡充するため、アルファ・キャピタル・エンタープライズの発行済み株式49%を取得することを発表した霞ヶ関キャピタル<3498>などはポジティブ視されそうだ。また、信州大学と固形がんを対象としたCAR-T 細胞療法の臨床開発で共同研究開発契約を締結したブライトパス<4594>、AI関連ソリューション開発を行うギャラクシーズの株式を取得したテックファーム<3625>、自律飛行技術ソフトウェア開発の米オートモダリティ社へ出資する自律制御システム研究所<6232>、業績予想を上方修正したハウテレビジョン<7064>も好感されるだろう。このほか、創業30周年記念株主優待を実施するシノケンG<8909>や前日にストップ高水準まで買われたアイピーエス<4335>、インパクトHD<6067>の動向も引き続き注目されそうだ。一方、今期2ケタの営業減益見通しの北川精機<6327>は嫌気されるだろう。また、前日にストップ安水準まで売られた総医研<2385>やシェアリングT<3989>、2ケタの大幅減だった環境管理<4657>などの動向も引き続き警戒されそうだ。
出典:フイスコ本日の新興市場は、前日の米国株高や円高一服など外部環境の落ち着きを背景に買いが先行して始まりそうだ。前日の米国市場は、世界景気の先行き懸念が一時後退したことからNYダウなど主要株価指数は上昇した。シカゴ日経225先物も値を上げ、本日の日経平均も続伸して始まりそうであり、個人投資家マインドの改善にもつながると予想される。また、為替市場で1ドル=106円台後半へと進んでいる円安も投資家心理の好転に寄与すると考えられる。ただ、米中貿易摩擦問題や香港でのデモなど先行き不透明要因は多いうえ、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定されるジャクソンホール会合を週末に控えていることなどもあり、買いが一巡した後は模様眺めムードが強まりやすくなりそうだ。
個別では、RPA <6572> との合弁会社が株式会社ダンゴネットと業務提携すると発表したAMBITION<3300>や、東南アジア事業を拡充するため、アルファ・キャピタル・エンタープライズの発行済み株式49%を取得することを発表した霞ヶ関キャピタル<3498>などはポジティブ視されそうだ。また、信州大学と固形がんを対象としたCAR-T 細胞療法の臨床開発で共同研究開発契約を締結したブライトパス<4594>、AI関連ソリューション開発を行うギャラクシーズの株式を取得したテックファーム<3625>、自律飛行技術ソフトウェア開発の米オートモダリティ社へ出資する自律制御システム研究所<6232>、業績予想を上方修正したハウテレビジョン<7064>も好感されるだろう。このほか、創業30周年記念株主優待を実施するシノケンG<8909>や前日にストップ高水準まで買われたアイピーエス<4335>、インパクトHD<6067>の動向も引き続き注目されそうだ。一方、今期2ケタの営業減益見通しの北川精機<6327>は嫌気されるだろう。また、前日にストップ安水準まで売られた総医研<2385>やシェアリングT<3989>、2ケタの大幅減だった環境管理<4657>などの動向も引き続き警戒されそうだ。
【Rating/証券各社レーティング】
格上げ-強気
コード|銘柄名 |証券会社 |従来 |変更後 |
<5232>|住阪セメ |大和 |「3」 |「2」 |
格下げ-弱気
コード|銘柄名 |証券会社 |従来 |変更後 |
<2914>|JT |UBS |「バイ」 |「セル」 |
<8591>|オリックス |東海東京 |「アウトP」 |「ニュートラル」 |
<5393>|ニチアス |大和 |「1」 |「2」 |
<4971>|メック |いちよし |「A」 |「B」 |
<4188>|三菱ケミHD |岩井コスモ |「B+」 |「B」 |
<4971>|メック |いちよし |「買い」 |「中立」 |
出典:フイスココード|銘柄名 |証券会社 |従来 |変更後 |
<5232>|住阪セメ |大和 |「3」 |「2」 |
格下げ-弱気
コード|銘柄名 |証券会社 |従来 |変更後 |
<2914>|JT |UBS |「バイ」 |「セル」 |
<8591>|オリックス |東海東京 |「アウトP」 |「ニュートラル」 |
<5393>|ニチアス |大和 |「1」 |「2」 |
<4971>|メック |いちよし |「A」 |「B」 |
<4188>|三菱ケミHD |岩井コスモ |「B+」 |「B」 |
<4971>|メック |いちよし |「買い」 |「中立」 |
【新聞からの材料】
豊和工、三菱重など
豊和工、三菱重など
*豊和工<6203>工作機械の中国生産撤退 国内集約、米・印に販売拠点検討(日刊工業1面)-○ *三菱重<7011>長崎造船所内に新工場、航空エンジン部品生産(日刊工業3面)-○ *Vテク<7717>ウエハー検査装置VB買収、15億円で(日刊工業3面)-○ *日産自<7201>横浜市と連携協定、都市ブランド向上(日刊工業3面)-○ *三菱電<6503>三菱電と東京エレクトロン、「内定辞退率」購入(日刊工業3面)-○ *伊藤忠<8001>エチオピアと覚書、繊維産業支援(日刊工業3面)-○ *東洋紡<3101>ナイロン系工場、東南ア建設検討(日刊工業3面)-○ *ホンダ<7267>ホテルなどと連携、旅先で2輪無料レンタル(日刊工業6面)-○ *富士電機<6504>インドネシアでショーケース生産、コンビニ向け供給(日刊工業8面)-○ *日ユニシス<8056>Kudanと協業、MaaS向け事業加速(日刊工業8面)-○ *コニカミノルタ<4902>IoT事業、3倍の2500億円規模に拡大へ(日刊工業8面)-○ *住友化<4005>印国営石油社と契約、22年めど設備完成(日刊工業9面)-○ *積水化<4204>車両内外装向け射出成形品工場、印で来年稼働(日刊工業9面)-○ *ユーグレナ<2931>幸楽苑HDと健康・環境配慮促進で連携、つけめん投入(日刊工業9面)-○ *ユニチカ<3103>ポリエステル樹脂接着剤開発、接着・耐腐食性を両立(日刊工業9面)-○出典:フイスコ
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
