(19日終値:20日3時時点) ドル・円相場:1ドル=106.54円(19日15時時点比△0.15円) ユーロ・円相場:1ユーロ=118.15円(△0.16円) ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1090ドル(▲0.0001ドル) FTSE100種総合株価指数:7189.65(前営業日比△72.50) ドイツ株式指数(DAX):11715.37(△152.63) 10年物英国債利回り:0.470%(△0.004%) 10年物独国債利回り:▲0.648%(△0.037%) ※△はプラス、▲はマイナスを表す。 (主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値> 6月ユーロ圏経常収支 季調済 184億ユーロの黒字 303億ユーロの黒字・改 季調前 231億ユーロの黒字 135億ユーロの黒字・改 7月ユーロ圏HICP改定値 前年比 1.0% 1.1% 7月ユーロ圏HICPコア改定値 前年比 0.9% 0.9% 7月ロシア失業率 4.5% 4.4% ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ドル円は買い先行後、もみ合い。先週末16日、独シュピーゲル誌は「ドイツは景気後退に陥った場合、財政均衡ルールを撤廃し、新たな借り入れを行う用意を整える」と報じた。さらに18日、ショルツ独財務相は「同国は500億ユーロ規模の追加支出ができる健全な財政状況にあり、経済危機が将来発生した場合への対処が可能である」と発言。独景気刺激策への期待から、欧州株相場が上昇すると投資家のリスク回避姿勢が後退し円売り・ドル買いが優勢となった。時間外の米10年債利回りが一時1.6233%前後まで上昇したことも相場の支援材料となり、106.70円と日通し高値を付けた。 ただ、NYの取引時間帯に入ると徐々に値動きが鈍った。23日にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のジャクソンホール会議での講演を控える中、米経済指標の発表もなく大きな方向感は出なかった。 なお、トランプ米大統領はツイッターで「政策金利は少なくとも100bp引き下げるべき」「量的緩和(QE)を再開するべき」との考えを示したものの、相場の反応は限られた。 ・ユーロドルは伸び悩み。ショルツ独財務相の発言を受けて、財政出動によるユーロ圏の景気浮揚に期待感が広がる場面もあったが上値は重かった。20時前に一時1.1114ドルと日通し高値を付けたものの、3時過ぎには1.1082ドルと日通し安値を付けた。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは3時前に一時98.29と日通し高値を付けた。 ・ユーロ円は20時前に一時118.48円と本日高値を付けたものの、3時過ぎには118.12円付近まで上げ幅を縮めた。ユーロドルの伸び悩みにつれた。 ・トルコリラは弱含み。トルコ中銀が支払い準備率を変更したことで、通貨リラを売る動きが広がった。ドルに対しては一時5.6736リラ、円に対しては18.76円までリラ安が進んだ。 ・ロンドン株式相場は続伸。中国の緩和的な金融政策が期待され、本日のアジア株が上昇。「ドイツでも景気刺激策を検討している」と伝わり、欧州各国の株式相場が上昇した。エネルギーや素材セクター中心に買いが波及し、構成銘柄の約9割が上げた。 ・フランクフルト株式相場は続伸。中国やドイツの景気刺激策への期待から買いが優勢となった。個別ではインフィニオン・テクノロジーズ(3.79%高)やフレゼニウス(2.86%高)、ドイツ銀行(2.69%高)などの上昇が目立った。 ・欧州債券相場は下落。株高を受けた。
出典:FXi24
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このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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