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・日東富士製粉(2003)製粉準大手・日東富士製粉の今20年3月期は、製粉の採算改善進み営業微増益に上振れへ
製粉準大手・日東富士製粉が発表した今2020年3月期第1四半期決算は売上高が140億円(前年同期比6%増収)、営業利益が12.6億円(同37%増益)と増収増益だった。
主力の国内製粉事業は、大量生産による低価格品ではなく、小口の高付加価値品の製造・販売強化によって採算が改善している。小麦粉には、粉の細かさである「粒度」と、リン、カリウム、マグネシウムなどの「灰分」による品質分類がある。ベーカリー、ラーメン店など客先のニーズに応じて、地道に提案営業を行った結果、小口の高付加価値取引の比重が高まり、当社の利益に貢献するようになった。
今20年3月期業績について、会社側は営業利益36億円(前期比13%減)と予想している。運賃や人件費などの費用増がその理由だ。
だが、主力の製粉事業と天ぷら粉などのミックス粉事業の事業環境は堅調だ。副産物であるふすまの販売価格も高値で安定している。子会社で営むKFC店舗運営も、KFCの多彩なキャンペーン効果もあり好調に推移している。
東洋経済では、今20年3月期営業利益を減益とする会社予想を慎重と見て、表記のように営業微増益予想に改める。純利益は、前期の株式売却特益4.8億円が消える分、減益になる見通しだ。
(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益¥ 1株配¥
連本2019.03 54,900 4,164 4,463 3,357 733.2 220
連本2020.03予 58,000 4,200 4,500 3,050 666.1 180-190
連本2021.03予 60,000 4,300 4,600 3,100 677.0 180-200
連中2018.09 25,986 1,660 1,828 1,591 347.6 90
連中2019.09予 27,000 2,000 2,100 1,400 305.8 90
製粉準大手・日東富士製粉が発表した今2020年3月期第1四半期決算は売上高が140億円(前年同期比6%増収)、営業利益が12.6億円(同37%増益)と増収増益だった。
主力の国内製粉事業は、大量生産による低価格品ではなく、小口の高付加価値品の製造・販売強化によって採算が改善している。小麦粉には、粉の細かさである「粒度」と、リン、カリウム、マグネシウムなどの「灰分」による品質分類がある。ベーカリー、ラーメン店など客先のニーズに応じて、地道に提案営業を行った結果、小口の高付加価値取引の比重が高まり、当社の利益に貢献するようになった。
今20年3月期業績について、会社側は営業利益36億円(前期比13%減)と予想している。運賃や人件費などの費用増がその理由だ。
だが、主力の製粉事業と天ぷら粉などのミックス粉事業の事業環境は堅調だ。副産物であるふすまの販売価格も高値で安定している。子会社で営むKFC店舗運営も、KFCの多彩なキャンペーン効果もあり好調に推移している。
東洋経済では、今20年3月期営業利益を減益とする会社予想を慎重と見て、表記のように営業微増益予想に改める。純利益は、前期の株式売却特益4.8億円が消える分、減益になる見通しだ。
(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益¥ 1株配¥
連本2019.03 54,900 4,164 4,463 3,357 733.2 220
連本2020.03予 58,000 4,200 4,500 3,050 666.1 180-190
連本2021.03予 60,000 4,300 4,600 3,100 677.0 180-200
連中2018.09 25,986 1,660 1,828 1,591 347.6 90
連中2019.09予 27,000 2,000 2,100 1,400 305.8 90
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※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。

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