2019/8/9 16:44 FISCO
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<4911> 資生堂 7850 +590 急伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は690億円で前年同期比3.0%減となった。ただ、1-3月期389億円、同17.4%減に対して、4-6月期は300億円で同25.4%増と増益に転換、市場予想も50億円程度上振れる着地になった。中国事業の収益構造の改善などが上振れ決算に寄与した。インバウンド需要の鈍化による影響が警戒されていた中、セクター内での相対的な堅調推移が評価される流れになっている。 <8303> 新生銀 1435 -192 急落。JCフラワーズなど大株主による株式の売出を発表している。4353.5万株の売出、208.25万株のオーバーアロットメントによる売出を実施、総売出株数は発行済み株式数の17.6%に達する。JCフラワーズの保有株の行方はこれまでも関心を持たれていたが、市場での売却の可能性は低いとみられていた。当面の需給悪化が警戒される形になっている。なお、8月20日から23日までが売出価格の決定期間となる。 <7762> シチズン 485 -38 急反落で年初来安値を更新。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は18億円で前年同期比59.9%減益となり、通期予想を従来の200億円から160億円に下方修正している。時計事業、工作機械事業ともに伸び悩んでいるもよう。時計完成品は北米や中国が苦戦、ムーブメントも低調に推移。工作機械は受注も約2割の減少となり、今期中の回復は見込みにくい状況となっている。 <3765> ガンホー 2345 -450 急落。前日に上半期決算を発表、営業利益は204億円で前年同期比67.1%増となった。ただ、1-3月期の130億円に対して4-6月期は74億円で、前四半期比では42.8%減となった。「Ragnarok M」の売上増加ペースが落ち着いてきたほか、イベント費用や新作配信に伴う広告宣伝費の増加が、前四半期比減益の背景。ポジティブなサプライズは限定的で、信用買い方の手仕舞い売りが優勢となっているもよう。 <4901> 富士フイルム 4715 -299 大幅安。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は371億円で前年同期比0.7%増、社内計画並みではあるもようだが、コンセンサスを100億円程度下振れた。イメージングソリューションが市場想定以上の落ち込みに。通期計画2400億円、前期比14.4%増は据え置いているが進捗率は低く、市場予想は会社計画を上回る水準にあり、ネガティブな反応が優勢に。1300万株を上限とする自社株買い発表も下支えにならず。 <3659> ネクソン 1257 -396 急落。前日に上半期決算を発表。4-6月期営業利益は130億円で前年同期比18.9%減、計画レンジ126-163億円の下限に近い水準となり、市場コンセンサスを下回った。また、7-9月期見通しは205-244億円のレンジとし、265億円程度だったコンセンサスに届いていない。中国売上高の伸び悩みを想定しているようだ。上限300億円の自社株買いを発表しているが、ネガティブガイダンスをカバーできず。 <3937> Ubicom 1858 +269 急騰。前日に発表した第1四半期決算が好感される。営業利益は1.7億円で前年同期比95.5%増益、通期計画6.7億円、前期比19.0%増に対して高い増益率となっている。前期まで大幅増益基調が続いていたが、収益成長力のさらなる高まりが想定される状況にも。売上高の順調な拡大に加えて、フィリピン・ペソに対する円高がコスト面で寄与し、グローバル事業が大幅な増益となっている。 <9468> カドカワ 1655 +239 急騰。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は34.7億円で前年同期比8.7倍と急拡大している。通期計画54億円、前期比99.4%増に対する進捗率は64%に達している。「SEKIRO:SHADOWS DIE TWICE」の海外ロイヤリティ収入が好調で、映像・ゲームセグメントが大幅増益となったほか、ドワンゴの構造改革進展により、Webサービスセグメントも大幅に収益が改善した。 <4344> ソースネクスト 437 +45 急伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は0.9億円で前年同期比7.8%増益となった。上半期計画は2億円で同60.0%の大幅減益予想であったため警戒感も高まっていたなか、買い安心感が先行する形になっている。広告宣伝費は大幅に増加したものの、主力製品のAI通訳機「POCKETALK W」が国内外で販売好調、売上高が同90.5%増と大幅に拡大、過去最高の四半期売上高を達成している。 <6383> ダイフク 4925 -285 大幅続落。前日に第1四半期決算を発表。営業利益は64億円で前年同期比24.5%減となり、上半期予想は従来の230億円から160億円に、通期では528億円から460億円にそれぞれ下方修正した。主要ユーザーである半導体・液晶業界の事業環境悪化で受注採算が厳しくなっているほか、同業界向けシステムの追加コストなども響くようだ。ここまで順調な収益拡大が続いていたなか、モメンタムの転換が警戒される状況に。
関連銘柄 10件
3659 東証1部
ネクソン
1,257
8/9 15:00
-396(-23.96%)
時価総額 1,126,753百万円
韓国で創業のオンラインゲーム会社。PCオンラインゲームやモバイルゲームの制作、開発、配信。主力ゲームは「アラド戦記」「メイプルストーリー」等。19.12期1Qは会社計画を上回って推移。中国と韓国が好調。 記:2019/06/21
ネクソン
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3765 東証1部
ガンホー・オンライン・エンターテイメント
2,345
8/9 15:00
-450(-16.1%)
時価総額 223,267百万円
オンラインゲームが主力で家庭用ゲームも展開。収益源の「パズドラ」は国内累計5200万ダウンロード突破。PC向けでは「ラグナロクオンライン」が有力。新作パイプライン8本に注力。19.12期1Qは各利益倍増。 記:2019/06/19
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3937 東証1部
Ubicomホールディングス
1,858
8/9 15:00
+269(16.93%)
時価総額 21,358百万円
エーアイエスを中核子会社とする持株会社。ソフトウェアの設計・開発などを手掛ける。フィリピンが主な事業拠点。19.3期は大幅増益。メディカル事業は堅調。オーダリングチェックソフトは導入医療機関が順調増。 記:2019/05/24
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4344 東証1部
ソースネクスト
437
8/9 15:00
+45(11.48%)
時価総額 59,504百万円
PC用パッケージソフトを開発・販売。ウイルス対策ソフトなどに強み。17年に発売したIoT翻訳機が一躍主力商品に。今夏に英会話アプリ開発会社を買収。20.3期はIoT翻訳機の拡販などで利益V字回復を見込む。 記:2019/07/09
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4901 東証1部
富士フイルムホールディングス
4,715
8/9 15:00
-299(-5.96%)
時価総額 2,426,462百万円
デジカメやフィルムに加え、医療機器、化粧品、医薬品、デジタル複合機等を製造、販売。ドイツの内視鏡処置具メーカーを買収。19.3期の営業益はドキュメント事業の収益性改善や構造改革効果等により大幅増益。 記:2019/05/30
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4911 東証1部
資生堂
7,850
8/9 15:00
+590(8.13%)
時価総額 3,140,000百万円
化粧品国内最大手。ブランドを集約し、国内外で拡販。免税店販売にも力注ぐ。米ベア社は再建に全力。福岡県に新工場建設(21年稼働)し、供給体制強化。19.12期は増収増益・連続増配を見込む。1Qは費用が先行。 記:2019/06/01
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6383 東証1部
ダイフク
4,925
8/9 15:00
-285(-5.47%)
時価総額 623,554百万円
物流システムの世界大手。生産ライン用搬送システムや立体自動倉庫に強み。今春にインドの同業を買収。米国で建設中の新工場は21年3月完成へ。配当性向30%目安。20.3期は半導体・液晶向け案件の悪化を見込む。 記:2019/07/13
ダイフク
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7762 東証1部
シチズン時計
485
8/9 15:00
-38(-7.27%)
時価総額 155,372百万円
腕時計国内最大手、世界シェアは3割超。GPS電波時計に注力し、工作機械や水晶デバイス、センサー、LED等も展開。IoT基盤対応スマートウオッチを今秋発売。19.3期営業利益は計画比下ブレも、今期増配計画。 記:2019/06/22
シチズン時計
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8303 東証1部
新生銀行
1,435
8/9 15:00
-192(-11.8%)
時価総額 371,715百万円
旧日本長期信用銀行。消費者金融のレイクが主力。昭和リース、アプラス等を傘下に収める。新生フィナンシャルは海外販売強化。リテールバンキング業務では資産運用商品の販売関連収益が増加。19.3期は最終増益。 記:2019/06/04
新生銀行
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9468 東証1部
KADOKAWA
1,655
8/9 15:00
+239(16.88%)
時価総額 117,326百万円
ドワンゴとKADOKAWAが経営統合。出版事業、映像・ゲーム事業、Webサービス事業等を展開。メディアミックス戦略を積極化。映像・ゲーム事業は収益好調。営業外費用は減少。19.3期3Qは2桁経常増益。 記:2019/05/02
KADOKAWA
1,655
8/9 15:00
+239(16.88%)
時価総額 117,326百万円
ドワンゴとKADOKAWAが経営統合。出版事業、映像・ゲーム事業、Webサービス事業等を展開。メディアミックス戦略を積極化。映像・ゲーム事業は収益好調。営業外費用は減少。19.3期3Qは2桁経常増益。 記:2019/05/02
