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【本日の市況見通し】
1日の東京株式市場は米国株下落を受けて売りが広がり、日経平均株価は続落しそうだ。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見を経て長期的な利下げへの期待感はやや後退しており、東京市場でもリスクを取る動きは出にくいとみられる。日経平均の予想レンジは2万1250~2万1500円。
前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では市場関係者の予想通り0.25%の利下げが決まった。ただ、パウエル議長が会合後の記者会見で「長期的な利下げ局面の始まりではない」などと述べたことが投資家心理を冷やした。ダウ工業株30種平均の下げ幅が一時400ドルを超えるなど、主要株価指数はそろって大きく下落した。225先物の大阪取引所の夜間取引も190円安で終わっており、1日の日経平均は下落して始まるとみられる。
ただ、最近の米国株の上昇について「株価収益率(PER)などから見て割高になっている」(民間シンクタンク)といった声も出ていたため、今回の株価下落は「健全な調整」(大手証券)と判断することもできる。「日本株には割高さはない」(前出の民間シンクタンク)上、為替が31日のニューヨーク時間に少しドル高・円安に振れたことは日本株にとって支援材料になるため、日経平均が直近レンジを大きく割り込むような展開は考えにくい。
国内では4~6月期の決算発表が続いており、業績などを見た個別銘柄の取引も活発に行われると思われる。大幅増益となった村田製<6981>や野村<8604>、通期予想を下方修正したJT<2914>、減収減益だったパナソニック<6752>などの動きに関心が集まりそうだ。
出典:時事通信前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では市場関係者の予想通り0.25%の利下げが決まった。ただ、パウエル議長が会合後の記者会見で「長期的な利下げ局面の始まりではない」などと述べたことが投資家心理を冷やした。ダウ工業株30種平均の下げ幅が一時400ドルを超えるなど、主要株価指数はそろって大きく下落した。225先物の大阪取引所の夜間取引も190円安で終わっており、1日の日経平均は下落して始まるとみられる。
ただ、最近の米国株の上昇について「株価収益率(PER)などから見て割高になっている」(民間シンクタンク)といった声も出ていたため、今回の株価下落は「健全な調整」(大手証券)と判断することもできる。「日本株には割高さはない」(前出の民間シンクタンク)上、為替が31日のニューヨーク時間に少しドル高・円安に振れたことは日本株にとって支援材料になるため、日経平均が直近レンジを大きく割り込むような展開は考えにくい。
国内では4~6月期の決算発表が続いており、業績などを見た個別銘柄の取引も活発に行われると思われる。大幅増益となった村田製<6981>や野村<8604>、通期予想を下方修正したJT<2914>、減収減益だったパナソニック<6752>などの動きに関心が集まりそうだ。
【新興市場の注目リリース】
<1788>三東工業 業績予想修正、前期営業利益見通し0.97億円←0.80億円 増配、前期末配当1株当たり、50.00円←40.00円 (うち創立65周年記念配当10.00円) <2152>幼児活動研究会 自社株買い、上限18万株(発行済株式数の1.53%) 1日にToST-NeT3において買付け <2406>アルテHD 業績予想修正、上期営業利益見通し1.83億円←1.80億円 <2586>フルッタフルッタ アサイーの機能性研究発表会を実施 <2721>JHD 子会社が販売用不動産(東京都港区の土地・建物)を取得 <3633>GMOペパボ 国内最大級の会員制シェア工房「Makers’Base」を運営する Makers'社と業務提携 <3671>ソフトMAX 上方修正、上期営業利益見通し1.00億円←0.02億円 <3906>ALBERT 三井住友フィナンシャルグループ<8316>と業務提携 <4356>応用技術 業績予想修正、上期営業利益見通し5.91億円←4.50億円 通期営業利益見通し6.30億円←5.00億円 <4420>イーソル 上方修正、上期営業利益見通し4.07億円←2.72億円 <6166>中村超硬 リース設備を買い取りリース債務が減少する見込み <6867>リーダ電子 業績予想修正、上期営業利益見通し0.80億円←1.00億円 通期営業利益見通し5.20億円←5.00億円 Phabrix社の買収に伴い、新たに 20年3月期から25年3月期に係る中期経営計画を策定 25年3月期営業利益目標15億円 <7046>TDSE 日本電気<6701>が保有している キーウェアソリューションズ<3799>の 株式の一部を取得し資本業務提携 <7841>遠藤製作 下方修正、上期営業利益見通し1.33億円←2.97億円 通期営業利益見通し1.00億円←5.94億円 <8709>インヴァスト証券 配当予想修正、中間配当1株当たり、18.00円←未定 連結子会社における顧客決済不足金の回収遅延発生 <8789>フィンテック 販売用不動産の売却を中止 <8885>ラ・アトレ 販売用不動産(東京都目黒区の新築店舗ビル)を売却 <8927>明豊エンター 販売用不動産(東京都板橋区の賃貸マンション)を譲渡 <8946>エイシアンスター 下方修正、今期営業利益見通し0.01億円←0.18億円 <9782>ディーエムエス 上方修正、上期営業利益見通し7.45億円←6.42億円 通期営業利益見通し15.47億円←14.44億円出典:フイスコ
【本日の新興市場見通し】
外部環境の悪化から売り先行スタートか/新興市場個別銘柄戦略
外部環境の悪化から売り先行スタートか/新興市場個別銘柄戦略
[新興市場 個別銘柄戦略]
本日の新興市場は、前日の米国株安などを背景に売りが先行して始まりそうだ。前日の米国市場は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の追加利下げに消極的な主旨の発言を受けて売りが膨らみ、NYダウなど主要株価指数は大幅に続落した。シカゴの日経225先物も下落しており、個人投資家のマインドに悪影響を及ぼしそうで、新興市場にも売りが波及すると思われる。ただ、為替相場が1ドル=108円台後半とやや円安に傾いており、日経平均が大きく下落しなければ、次第に押し目買いも散見されることも想定される。新興市場でも決算発表が始まっており、外部環境が不透明ななかでは、好業績銘柄などの押し目をしっかりと見極めたい。
個別では、三井住友<8316>と業務提携契約を締結したALBERT<3906>や第1四半期の営業利益が大幅な増益となったsantec<6777>、IXナレッジ<9753>、グリムス<3150>はポジティブ視されすだ。また、第3四半期の累計営業損益が黒字に転換したアスコット<3264>や業績予想を上方修正したソフトMAX<3671>、応用技術<4356>、ディーエムエス<9782>、イーソル<4420>も好感されるだろう。このほか、前日にストップ高水準まで買い進まれたSシャワー<4838>、タツミ<7268>、APAMAN<8889>の動向も引き続き注目されそうだ。一方、第1四半期の営業損益が赤字に転落したテクノHR<6629>はネガティブ視されそうだ。
出典:フイスコ本日の新興市場は、前日の米国株安などを背景に売りが先行して始まりそうだ。前日の米国市場は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の追加利下げに消極的な主旨の発言を受けて売りが膨らみ、NYダウなど主要株価指数は大幅に続落した。シカゴの日経225先物も下落しており、個人投資家のマインドに悪影響を及ぼしそうで、新興市場にも売りが波及すると思われる。ただ、為替相場が1ドル=108円台後半とやや円安に傾いており、日経平均が大きく下落しなければ、次第に押し目買いも散見されることも想定される。新興市場でも決算発表が始まっており、外部環境が不透明ななかでは、好業績銘柄などの押し目をしっかりと見極めたい。
個別では、三井住友<8316>と業務提携契約を締結したALBERT<3906>や第1四半期の営業利益が大幅な増益となったsantec<6777>、IXナレッジ<9753>、グリムス<3150>はポジティブ視されすだ。また、第3四半期の累計営業損益が黒字に転換したアスコット<3264>や業績予想を上方修正したソフトMAX<3671>、応用技術<4356>、ディーエムエス<9782>、イーソル<4420>も好感されるだろう。このほか、前日にストップ高水準まで買い進まれたSシャワー<4838>、タツミ<7268>、APAMAN<8889>の動向も引き続き注目されそうだ。一方、第1四半期の営業損益が赤字に転落したテクノHR<6629>はネガティブ視されそうだ。
【Rating/証券各社レーティング】
格下げ-弱気
コード|銘柄名 |証券会社 |従来 |変更後 |
<6268>|ナブテスコ |CLSA |「バイ」 |「アウトP」 |
<9404>|日テレHD |大和 |「1」 |「2」 |
<6047>|グノシー |東海東京 |「アウトP」 |「中立」 |
出典:フイスココード|銘柄名 |証券会社 |従来 |変更後 |
<6268>|ナブテスコ |CLSA |「バイ」 |「アウトP」 |
<9404>|日テレHD |大和 |「1」 |「2」 |
<6047>|グノシー |東海東京 |「アウトP」 |「中立」 |
【新聞からの材料】
*日本郵政<6178>社長謝罪、かんぽ不適切販売、全契約3千万人の意向確認へ(日刊工業3面)-○ *ローソン<2651>ドライバー不足対応、納品後に廃棄食品回収の実証実験(日刊工業3面)-○ *楽天<4755>楽天銀行、台湾で認可、来年度開業(日刊工業3面)-○ *トピー<7231>購買・営業グループ連携、収益力向上目指す(日刊工業6面)-○ *椿本チ<6371>天井搬送システム投入、部品や製品を無人搬送(日刊工業8面)-○ *NTTドコモ<9437>訪日外国人もdポイント会員に登録可能に(日刊工業10面)-○ *東レ<3402>透水性能3倍向上のナノ濾過膜を開発(日刊工業13面)-○ *大成建<1801>来年度にも現場適用、ボックス柱をロボット溶接(日刊工業14面)-○ *パスコ<9232>森林高精度判定、最新航空レーザー計測器導入(日刊工業14面)-○ *大林組<1802>熱中症対策、暑さ指数測定器、学校向けに機能追加(日刊工業14面)-○ *清水建<1803>「余掘り」4割低減の山岳トンネル工事システムを共同開発(日刊工業15面)-○ *野村不HD<3231>小型オフィスブランド「H1O」を立ち上げ(日刊工業15面)-○出典:フイスコ
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。