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・日立キャピタル(8586)が2カ月遅れで前期決算発表、今期は不正常取引の影響消え大幅増益
日立キャピタルが7月25日に発表した2019年3月期連結決算は、売上高が前期比12.2%増の4532億円、税引前利益が前期比26.2%減の327億0600万円、純利益が前期比39.6%減の193億6300万円だった。
中国のファクタリング子会社が詐欺とみられる不正常な取引によって大口延滞を発生させたため、販管費として206億円の引当金を計上した。被害の全容把握に時間がかかったため、5月に予定していた決算発表が2カ月以上遅延していた。期末配当を無配としたため、2019年3月期の年間配当は46円だった。
中国での事案の反省を踏まえ、中国、米国で手がけてきた大口のファクタリング事業、シンジケートローンからは撤退する。これが2021年3月期には62億円の税引前利益の下押し要因となる見通しだが、引当費用の剥落で大幅増益となる。配当は年間88円の見込み。時期は未定だが、前期の減配ぶんを補うため今期中に特別配当を実施する。
6月に予定していた21年度までの中期計画公表は10月にずれこむ。中国経済の減速を受け、中国での事業ポートフォリオの見直しを行った上で策定する意向だ。
(百万円) 営業収益 営業利益 経常利益 純利益 1株益¥ 1株配¥
◇本2019.03 453,253 29,705 32,706 19,363 165.7 46
◇本2020.03予 467,000 43,000 45,000 32,500 278.1 88
◇本2021.03予 477,000 46,000 48,000 34,500 295.2 88-90
◇中2018.09 225,956 24,664 26,218 19,246 164.7 46
◇中2019.09予 227,000 19,500 20,500 14,800 126.7 44
日立キャピタルが7月25日に発表した2019年3月期連結決算は、売上高が前期比12.2%増の4532億円、税引前利益が前期比26.2%減の327億0600万円、純利益が前期比39.6%減の193億6300万円だった。
中国のファクタリング子会社が詐欺とみられる不正常な取引によって大口延滞を発生させたため、販管費として206億円の引当金を計上した。被害の全容把握に時間がかかったため、5月に予定していた決算発表が2カ月以上遅延していた。期末配当を無配としたため、2019年3月期の年間配当は46円だった。
中国での事案の反省を踏まえ、中国、米国で手がけてきた大口のファクタリング事業、シンジケートローンからは撤退する。これが2021年3月期には62億円の税引前利益の下押し要因となる見通しだが、引当費用の剥落で大幅増益となる。配当は年間88円の見込み。時期は未定だが、前期の減配ぶんを補うため今期中に特別配当を実施する。
6月に予定していた21年度までの中期計画公表は10月にずれこむ。中国経済の減速を受け、中国での事業ポートフォリオの見直しを行った上で策定する意向だ。
(百万円) 営業収益 営業利益 経常利益 純利益 1株益¥ 1株配¥
◇本2019.03 453,253 29,705 32,706 19,363 165.7 46
◇本2020.03予 467,000 43,000 45,000 32,500 278.1 88
◇本2021.03予 477,000 46,000 48,000 34,500 295.2 88-90
◇中2018.09 225,956 24,664 26,218 19,246 164.7 46
◇中2019.09予 227,000 19,500 20,500 14,800 126.7 44
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※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。

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