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【本日の市況見通し】
24日の東京株式市場は米国株の上昇を受けて買いが先行し、日経平均株価は続伸しそうだ。ただ、国内企業の決算発表シーズンに入っているため様子見姿勢の投資家もいると思われ、商いは膨らみにくいだろう。日経平均の予想レンジは2万1600~2万1800円。
前日の米国の主要株価指数はそろって上昇した。ファーウェイ(華為技術)問題の前進期待などから23日のアジア株が上昇していた上、主要企業の決算や、米政府交渉団が貿易協議のため29日に中国を訪問するとの報道が好感され、買いが強まった。
225先物の大阪夜間取引は100円高で終わっており、24日の日経平均もこれにさや寄せして高く始まりそうだ。最近は東証1部の売買代金が連日2兆円を下回るなど現物の商いが細っている。「閑散に売りなし」となる中、225先物主導で上げ幅が大きくなる可能性もある。
もっとも、前日の東京市場の寄り付き前にも「米中両政府が閣僚級の貿易協議を来週にも開く検討をしている」との報道が出ており、米株高の要因の一つとなった29日の米交渉団訪中というニュース自体にあまり新鮮さはない。日本株はファーウェイ問題の前進期待を背景に「米株高を先取りする形」(国内証券)で前日に上昇したため、きょうは利益確定などの売りも出てきそうだ。「米中問題で新たな材料がなければ、決算を見たいという雰囲気になる」(同)といい、後場はこう着状態になるかもしれない。
出典:時事通信前日の米国の主要株価指数はそろって上昇した。ファーウェイ(華為技術)問題の前進期待などから23日のアジア株が上昇していた上、主要企業の決算や、米政府交渉団が貿易協議のため29日に中国を訪問するとの報道が好感され、買いが強まった。
225先物の大阪夜間取引は100円高で終わっており、24日の日経平均もこれにさや寄せして高く始まりそうだ。最近は東証1部の売買代金が連日2兆円を下回るなど現物の商いが細っている。「閑散に売りなし」となる中、225先物主導で上げ幅が大きくなる可能性もある。
もっとも、前日の東京市場の寄り付き前にも「米中両政府が閣僚級の貿易協議を来週にも開く検討をしている」との報道が出ており、米株高の要因の一つとなった29日の米交渉団訪中というニュース自体にあまり新鮮さはない。日本株はファーウェイ問題の前進期待を背景に「米株高を先取りする形」(国内証券)で前日に上昇したため、きょうは利益確定などの売りも出てきそうだ。「米中問題で新たな材料がなければ、決算を見たいという雰囲気になる」(同)といい、後場はこう着状態になるかもしれない。
【新興市場の注目リリース】
コスモ・バイオ、ラクオリア創薬ほか
コスモ・バイオ、ラクオリア創薬ほか
<2160>GNI 北京コンチネント薬業有限公司の新工場におけるGMP認定取得 <3266>ファンドクリG 固定資産(東京都大田区の土地・建物)を売却 <3386>コスモ・バイオ 上方修正、上期営業利益見通し2.41億円←0.90億円 通期営業利益見通し3.50億円←2.00億円 <3418>バルニバービ 新たに店舗運営子会社を3社設立 <4571>ナノキャリア 第17回新株予約権(行使価額修正条項付)の大量行使 19日からの交付株式数、79万7000株 <4579>ラクオリア創薬 Nav1.7およびNav1.8ナトリウムチャネル遮断薬(アミド誘導体)に関する物質特許について日本で特許査定 有価証券利息0.18億円を営業外利益として計上 為替差損0.26億円を営業外費用として計上 投資有価証券売却益0.05億円を特別利益として計上 <6862>ミナトHD 自己株式の取得終了 <7037>テノ. 立会外分売、22万5000株 東証本則市場及び福証本則市場への市場変更を目指しており その形式要件の充足を図るため <7509>アイエーG 自社株買い、上限1万5000株(発行済株式数の1.00%) 24日にToST-NeT3において買付け <7777>3Dマトリクス 第20回新株予約権(行使価額修正条項付)の大量行使 10日からの交付株式数、17万5000株出典:フイスコ
【本日の新興市場見通し】
日米株高でもマザーズへの影響限られ、ビーアンドピー上場
日米株高でもマザーズへの影響限られ、ビーアンドピー上場
[新興市場 個別銘柄戦略]
本日の新興市場では、前日の米株高を受けて投資家心理が幾分上向く可能性もあるが、マザーズ指数は現行水準でのもみ合いが続きそうだ。前日の米国市場では、米中通商協議の進展期待などからNYダウが177ドル高と続伸し、過去最高値に迫った。日経平均も前日は204円高とやや強い動きを見せたが、半導体関連などの景気敏感株や指数寄与度の大きいソフトバンクG<9984>がけん引役となっており、内需株中心のマザーズ市場への影響は限られた。本日から4-6月期決算発表が本格化するため、主要企業の業績動向に市場の関心が向かいやすい面もある。マザーズ売買代金は22日が649億円、23日が758億円と低迷しており、個人投資家がなお手控えムードにあることが窺える。
個別では、コスモ・バイオ<3386>が上期業績の上方修正を発表している。第1四半期が減益スタートだっただけに、上期の営業増益での着地はポジティブな印象。株価は6月に急伸したが、足元では25日線レベルまで調整しており、押し目買いを誘いやすいだろう。バイオ株では、ラクオリア創薬<4579>がNav1.7及びNav1.8ナトリウムチャネル遮断薬の物質特許について、日本で特許査定を受けたと発表。アジャイル<6573>は動画制作サービス提供会社との提携を発表しており、材料視される可能性がある。レーティングではスマレジ<4431>で高評価継続が観測されている。また、前日にストップ高水準まで買われたメディア<3815>などの動向にも注目したい。なお、本日はビーアンドピー<7804>がマザーズ市場に新期上場する。
出典:フイスコ本日の新興市場では、前日の米株高を受けて投資家心理が幾分上向く可能性もあるが、マザーズ指数は現行水準でのもみ合いが続きそうだ。前日の米国市場では、米中通商協議の進展期待などからNYダウが177ドル高と続伸し、過去最高値に迫った。日経平均も前日は204円高とやや強い動きを見せたが、半導体関連などの景気敏感株や指数寄与度の大きいソフトバンクG<9984>がけん引役となっており、内需株中心のマザーズ市場への影響は限られた。本日から4-6月期決算発表が本格化するため、主要企業の業績動向に市場の関心が向かいやすい面もある。マザーズ売買代金は22日が649億円、23日が758億円と低迷しており、個人投資家がなお手控えムードにあることが窺える。
個別では、コスモ・バイオ<3386>が上期業績の上方修正を発表している。第1四半期が減益スタートだっただけに、上期の営業増益での着地はポジティブな印象。株価は6月に急伸したが、足元では25日線レベルまで調整しており、押し目買いを誘いやすいだろう。バイオ株では、ラクオリア創薬<4579>がNav1.7及びNav1.8ナトリウムチャネル遮断薬の物質特許について、日本で特許査定を受けたと発表。アジャイル<6573>は動画制作サービス提供会社との提携を発表しており、材料視される可能性がある。レーティングではスマレジ<4431>で高評価継続が観測されている。また、前日にストップ高水準まで買われたメディア<3815>などの動向にも注目したい。なお、本日はビーアンドピー<7804>がマザーズ市場に新期上場する。
【Rating/証券各社レーティング】
格上げ-強気
コード|銘柄名 |証券会社 |従来 |変更後 |
<7735>|スクリン |岩井コスモ |「B+」 |「A」 |
<6727>|ワコム |クレディスイス |「ニュートラル」 |「アウトP」 |
<6902>|デンソー |モルガン |「イコールW」 |「オーバーW」 |
格下げ-弱気
コード|銘柄名 |証券会社 |従来 |変更後 |
<6058>|ベクトル |三菱UFJ |「ニュートラル」 |「アンダーW」 |
<6432>|竹内製作 |東海東京 |「アウトP」 |「ニュートラル」 |
出典:フイスココード|銘柄名 |証券会社 |従来 |変更後 |
<7735>|スクリン |岩井コスモ |「B+」 |「A」 |
<6727>|ワコム |クレディスイス |「ニュートラル」 |「アウトP」 |
<6902>|デンソー |モルガン |「イコールW」 |「オーバーW」 |
格下げ-弱気
コード|銘柄名 |証券会社 |従来 |変更後 |
<6058>|ベクトル |三菱UFJ |「ニュートラル」 |「アンダーW」 |
<6432>|竹内製作 |東海東京 |「アウトP」 |「ニュートラル」 |
【新聞からの材料】
日産自、大和ハウスなど
日産自、大和ハウスなど
*日産自<7201>欧の商用車事業を縮小、ルノーOEM主軸に販売(日刊工業1面)-○ *大和ハウス<1925>120億円で研修拠点、奈良工場内に560人収容施設など(日刊工業1面)-○ *JXTG<5020>大阪製油所の精製停止、需要減退で千葉に移管(日刊工業3面)-○ *アルプスアル<6770>フリービットと包括提携、ログ保管技術開発(日刊工業3面)-○ *ニプロ<8086>バングラ社を連結子会社化(日刊工業3面)-○ *丸紅<8002>プラリサイクル拡大、中部日本と月内にも提携(日刊工業4面)-○ *住友ゴム<5110>タイヤの回転振動で発電、関西大と摩擦発電機開発(日刊工業7面)-○ *トヨタ<7203>グループ内再編を加速、CASE対応・開発力増強(日刊工業7面)-○ *浜ゴム<5101>バイオマスからブタジエン、触媒システム開発(日刊工業7面)-○ *LINE<3938>AIで自動電話対応、飲食店向けサービス(日刊工業12面)-○出典:フイスコ
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。