2019/7/23 12:42 FISCO
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日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより 23日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅反発、ハイテク株高で21000円台後半に戻す ・ドル・円は底堅い、株高継続に期待感 ・値上がり寄与トップは、ソフトバンクグループ<9984>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は大幅反発、ハイテク株高で21000円台後半に戻す 日経平均は大幅反発。201.25円高の21618.04円(出来高概算4億7000万株)で前場の取引を終えている。 22日の米株式市場でNYダウは17ドル高と小幅に反発。決算発表シーズン中であり、米中通商協議の行方を見極めたいなどとの思惑もあって上値が重かった。しかし、目標株価やレーティングの引き上げを受けてアップルや半導体関連株が買われた。本日の日経平均はNYダウと同様に8円高と小高くスタートしたが、半導体関連株や電子部品株、ソフトバンクG<9984>などの値がさ株に買いが入り、上げ幅を広げる展開となった。朝方に一時21637.39円(220.60円高)まで上昇すると、その後も高値圏で堅調に推移した。東証1部の値上がり銘柄は全体の8割弱、対して値下がり銘柄は1割強となっている。 個別では、ソフトバンクGが売買代金トップで4%近い上昇。傘下の米スプリントと同業TモバイルUSの合併計画について、米司法省が24日にも承認の公算などと海外メディアが報じている。東エレク<8035>などの半導体関連株、村田製<6981>などの電子部品株、安川電<6506>などの設備投資関連株も堅調ぶりが目立つ。その他売買代金上位では任天堂<7974>やソニー<6758>がしっかり。決算発表銘柄ではコーエーテクモ<3635>が買われた。また、経営再建中の曙ブレーキ<7238>は銀行団への債権放棄を要請したと発表し、東証1部上昇上位に顔を出している。一方、ファーストリテ<9983>とトヨタ自<7203>は利益確定売りに押され小安い。堅調な決算だったオービック<4684>は朝高後にマイナス転換。前日の取引時間中に決算発表したOBC<4733>は急反落し、東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、海運業、繊維製品、精密機器などが上昇率上位で、その他も全般堅調。証券、電気・ガス業、鉄鋼の3業種のみ下落した。 先週18日に一時21000円割れまで下落した日経平均だが、その後急ピッチのリバウンドで21000円台後半に戻してきた。日足チャート上では、21500円近辺に収れんしつつある25日、75日、200日の各移動平均線を一気に上抜けした格好だ。米国で半導体関連株にレーティング引き上げの動きがあったことに加え、トランプ米大統領がハイテク企業経営者との会合で中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への販売許可に同意したなどと報じられており、景気敏感株に買いが広がっている。ソフトバンクGも米子会社を巡る思惑から前日に続き買われており、日経平均を押し上げた。 ただ、日経平均は7月前半のもち合い水準を、東エレクなどは米中摩擦の懸念が強まった5月初め以来の水準を回復してきた。本日前場の東証1部売買代金はおよそ8000億円と、依然として売買は低調。明日24日からいよいよ信越化<4063>、日本電産<6594>、キヤノン<7751>などを皮切りに4-6月期決算発表が本格化するため、実際の業績動向や事業環境に関する経営者のコメントを見極めたいとのムードが強まるだろう。なお、米中が来週、閣僚級の貿易協議を再開することを検討しているなどと報じられており、こちらの動向も注視したい。 ■ドル・円は底堅い、株高継続に期待感 23日午前の東京市場でドル・円は底堅い値動き。日本株や中国株の堅調地合いを手がかりに円売りが続き、ドルは108円回復後も同水準を維持した。 ドル・円は107円台後半で寄り付いた後、ユーロやポンドなど欧州通貨の弱含みで上昇基調に振れた。また、日経平均株価や上海総合指数、さらに欧米株式先物の堅調地合いで円売りも加わり、ドルは節目の108円台を回復。 ランチタイムの日経平均先物は引き続き堅調で、目先の日本株高継続への期待感から円売り方向に振れやすい。一方、米10年債利回りの下げ渋りで、ドル売りは後退したようだ。ドルは目先も108円台で底堅く推移する可能性があろう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円83銭から108円08銭、ユーロ・円は120円85銭から121円09銭、ユーロ・ドルは1.1194ドルから1.1210ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・メディア工房<3815>やサンオータス<7623>など、3銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップは、ソフトバンクグループ<9984>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・ケント豪準備銀総裁補佐 「最近の利下げがなければ、豪ドルは高くなっていた可能性」 「世界的な金融緩和は依然としてオーストラリアにとってポジティブ」 <国内> ・月例経済報告 <海外> ・英保守党党首選の結果公表 ・国際通貨基金(IMF)が世界経済見通し発表
関連銘柄 17件
3635 東証1部 コーエーテクモホールディングス
+52 (2.57%)
時価総額 268,490百万円
ゲームを中心としたエンタテインメント事業が主力。スロット・パチンコ事業等も手掛ける。三国志などブランド力が強み。19.3期は増収増益。スマホゲームでは新三國志の好調続く。「真・三國無双 斬」も収益貢献。 記:2019/05/24
2,077
7/23 11:30+52 (2.57%)
時価総額 268,490百万円
ゲームを中心としたエンタテインメント事業が主力。スロット・パチンコ事業等も手掛ける。三国志などブランド力が強み。19.3期は増収増益。スマホゲームでは新三國志の好調続く。「真・三國無双 斬」も収益貢献。 記:2019/05/24
3815 マザーズ メディア工房
+80 (18.22%)
時価総額 5,865百万円
占いコンテンツの有料提供が主力。占いコンテンツの世界展開を加速。ゲームコンテンツ事業も展開。AI、VR分野にも注力。コスト効率化で収益率改善。19.8期2Qは増益。メディア事業は広告枠拡大等で売上増。 記:2019/05/24
519
7/23 10:58+80 (18.22%)
時価総額 5,865百万円
占いコンテンツの有料提供が主力。占いコンテンツの世界展開を加速。ゲームコンテンツ事業も展開。AI、VR分野にも注力。コスト効率化で収益率改善。19.8期2Qは増益。メディア事業は広告枠拡大等で売上増。 記:2019/05/24
4063 東証1部 信越化学工業
+80 (0.8%)
時価総額 4,327,383百万円
半導体シリコンと塩化ビニール樹脂で世界シェアトップの化学メーカー。医薬用や建材用機能性化学品、希土類による磁石や化合物も展開。19.3期は塩ビ・化成品が堅調に推移。半導体シリコンは製品価格の修正が寄与。 記:2019/06/22
10,120
7/23 11:30+80 (0.8%)
時価総額 4,327,383百万円
半導体シリコンと塩化ビニール樹脂で世界シェアトップの化学メーカー。医薬用や建材用機能性化学品、希土類による磁石や化合物も展開。19.3期は塩ビ・化成品が堅調に推移。半導体シリコンは製品価格の修正が寄与。 記:2019/06/22
4684 東証1部 オービック
-160 (-1.37%)
時価総額 1,148,388百万円
統合業務ソフトウェアが主力。OBIC7シリーズは国内ERP累計導入社数でトップ。製販一体体制が強み。19.3期は2桁増収増益。システムインテグレーション事業は堅調。大企業向けシステム構築は引き続き順調。 記:2019/06/27
11,530
7/23 11:30-160 (-1.37%)
時価総額 1,148,388百万円
統合業務ソフトウェアが主力。OBIC7シリーズは国内ERP累計導入社数でトップ。製販一体体制が強み。19.3期は2桁増収増益。システムインテグレーション事業は堅調。大企業向けシステム構築は引き続き順調。 記:2019/06/27
4733 東証1部 オービックビジネスコンサルタント
-205 (-4.27%)
時価総額 370,835百万円
パッケージソフトウェア大手。クラウドベンダー対応実績首位。中小企業向け財務・会計業務パッケージ「勘定奉行」が主力。内部統制・会計監査に強み。サポートや教育機関向けも注力。19.3期3Qは大幅営業増益。 記:2019/04/15
4,595
7/23 11:29-205 (-4.27%)
時価総額 370,835百万円
パッケージソフトウェア大手。クラウドベンダー対応実績首位。中小企業向け財務・会計業務パッケージ「勘定奉行」が主力。内部統制・会計監査に強み。サポートや教育機関向けも注力。19.3期3Qは大幅営業増益。 記:2019/04/15
6506 東証1部 安川電機
+100 (2.76%)
時価総額 993,420百万円
世界的な産業用ロボットメーカー。溶接や塗装に使われる多関節や双腕ロボット等を手掛ける。長期経営計画の営業益目標を過去最高の1000億円に設定。19.2期はロボットが伸長。システムエンジニアリグが黒字転換。 記:2019/06/26
3,725
7/23 11:30+100 (2.76%)
時価総額 993,420百万円
世界的な産業用ロボットメーカー。溶接や塗装に使われる多関節や双腕ロボット等を手掛ける。長期経営計画の営業益目標を過去最高の1000億円に設定。19.2期はロボットが伸長。システムエンジニアリグが黒字転換。 記:2019/06/26
6594 東証1部 日本電産
+105 (0.75%)
時価総額 4,196,349百万円
HDD用精密小型モータで世界トップ。産業・家電・車載向け中大型モータを積極的なM&Aで拡大し、現在は総合モータ会社に。今秋をメドにオムロンの車載機器関連事業を買収へ。19.3期は中国減速などで後半に失速。 記:2019/05/08
14,075
7/23 11:30+105 (0.75%)
時価総額 4,196,349百万円
HDD用精密小型モータで世界トップ。産業・家電・車載向け中大型モータを積極的なM&Aで拡大し、現在は総合モータ会社に。今秋をメドにオムロンの車載機器関連事業を買収へ。19.3期は中国減速などで後半に失速。 記:2019/05/08
6758 東証1部 ソニー
+42 (0.72%)
時価総額 7,457,950百万円
世界的な電機メーカー。モバイル機器やゲーム機器、デジタルカメラ、業務用放送機器、家電、半導体分野等で事業展開。金融サービス等も。音楽分野は収益好調。ストリーミング配信売上は増加。19.3期は2桁増益。 記:2019/05/03
5,866
7/23 11:30+42 (0.72%)
時価総額 7,457,950百万円
世界的な電機メーカー。モバイル機器やゲーム機器、デジタルカメラ、業務用放送機器、家電、半導体分野等で事業展開。金融サービス等も。音楽分野は収益好調。ストリーミング配信売上は増加。19.3期は2桁増益。 記:2019/05/03
6981 東証1部 村田製作所
+138 (2.95%)
時価総額 3,258,775百万円
大手電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ、Wi-Fiモジュールで世界トップシェア。主要顧客はアップルなど。19.3期は2桁増収増益。コンデンサは売上伸長。積層セラミックコンデンサはカーエレ向け好調。 記:2019/07/04
4,822
7/23 11:30+138 (2.95%)
時価総額 3,258,775百万円
大手電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ、Wi-Fiモジュールで世界トップシェア。主要顧客はアップルなど。19.3期は2桁増収増益。コンデンサは売上伸長。積層セラミックコンデンサはカーエレ向け好調。 記:2019/07/04
7203 東証1部 トヨタ自動車
-8 (-0.11%)
時価総額 23,111,808百万円
自動車世界大手。傘下に日野自動車、ダイハツ工業など。マツダと業務資本提携。車載用角形電池事業でパナソニックと協業検討。自動車販売台数は小幅増。国内販売は減少だが、海外販売が堅調。19.3期3Qは営業増益。 記:2019/04/25
7,083
7/23 11:30-8 (-0.11%)
時価総額 23,111,808百万円
自動車世界大手。傘下に日野自動車、ダイハツ工業など。マツダと業務資本提携。車載用角形電池事業でパナソニックと協業検討。自動車販売台数は小幅増。国内販売は減少だが、海外販売が堅調。19.3期3Qは営業増益。 記:2019/04/25
7238 東証1部 曙ブレーキ工業
+20 (12.35%)
時価総額 24,751百万円
四輪車、二輪車、鉄道、産業機械など総合ブレーキ大手。北米の生産混乱による影響は収束傾向。19.3期は欧州・アジア地域需要は堅調も、北米・国内の減収で苦戦の落着。北米等で設備減損計上。事業再生ADR手続へ。 記:2019/06/21
182
7/23 11:30+20 (12.35%)
時価総額 24,751百万円
四輪車、二輪車、鉄道、産業機械など総合ブレーキ大手。北米の生産混乱による影響は収束傾向。19.3期は欧州・アジア地域需要は堅調も、北米・国内の減収で苦戦の落着。北米等で設備減損計上。事業再生ADR手続へ。 記:2019/06/21
7623 JQスタンダード サンオータス
+77 (24.06%)
時価総額 1,283百万円
神奈川県でガソリンスタンドを経営。輸入車ディーラーやレンタカー、保険代理店、不動産管理なども手掛ける。継続前提に重要事象。店舗統の廃合や人員の適正配置などを進めて採算改善急ぐ。20.4期は黒字転換を計画。 記:2019/06/06
397
7/23 11:29+77 (24.06%)
時価総額 1,283百万円
神奈川県でガソリンスタンドを経営。輸入車ディーラーやレンタカー、保険代理店、不動産管理なども手掛ける。継続前提に重要事象。店舗統の廃合や人員の適正配置などを進めて採算改善急ぐ。20.4期は黒字転換を計画。 記:2019/06/06
7751 東証1部 キヤノン
+48 (1.57%)
時価総額 4,137,333百万円
カメラ、事務機器大手。一眼レフは世界首位。半導体・液晶露光装置や有機EL蒸着装置なども手掛ける。カメラで目の役割を果たす半導体技術に強み。新事業として監視カメラと医療機器を育成中。19.12期1Qは苦戦。 記:2019/05/09
3,102
7/23 11:30+48 (1.57%)
時価総額 4,137,333百万円
カメラ、事務機器大手。一眼レフは世界首位。半導体・液晶露光装置や有機EL蒸着装置なども手掛ける。カメラで目の役割を果たす半導体技術に強み。新事業として監視カメラと医療機器を育成中。19.12期1Qは苦戦。 記:2019/05/09
7974 東証1部 任天堂
+290 (0.72%)
時価総額 5,332,594百万円
ゲーム機が主力。ソフトでも稼ぐ。海外売上比率高く、資産の多くをドル建で保有。今夏にも家庭用ゲーム機「スイッチ」の上位版・廉価版を発売か。発売時期未定だが中国がスイッチの販売認可。19.3期は二桁増収増益。 記:2019/05/09
40,500
7/23 11:30+290 (0.72%)
時価総額 5,332,594百万円
ゲーム機が主力。ソフトでも稼ぐ。海外売上比率高く、資産の多くをドル建で保有。今夏にも家庭用ゲーム機「スイッチ」の上位版・廉価版を発売か。発売時期未定だが中国がスイッチの販売認可。19.3期は二桁増収増益。 記:2019/05/09
8035 東証1部 東京エレクトロン
+415 (2.4%)
時価総額 2,921,757百万円
半導体製造装置大手。FPD製造装置等も手掛ける。世界トップシェア製品多数。海外売上比率が高い。配当性向50%目処。19.3期は2桁増収増益。半導体製造装置は堅調。モバイル、データセンター向け需要が増加。 記:2019/07/08
17,685
7/23 11:30+415 (2.4%)
時価総額 2,921,757百万円
半導体製造装置大手。FPD製造装置等も手掛ける。世界トップシェア製品多数。海外売上比率が高い。配当性向50%目処。19.3期は2桁増収増益。半導体製造装置は堅調。モバイル、データセンター向け需要が増加。 記:2019/07/08
9983 東証1部 ファーストリテイリング
-110 (-0.16%)
時価総額 7,250,158百万円
衣料量販店「ユニクロ」を世界展開する製造小売り。若者トレンド衣料「ジーユー」にも力注ぐ。アジア軸に店舗網を積極果敢に拡大。19.8期2Qは1Qの遅れを挽回して増益確保。通期では増収増益・連続増配を見込む。 記:2019/06/09
68,350
7/23 11:30-110 (-0.16%)
時価総額 7,250,158百万円
衣料量販店「ユニクロ」を世界展開する製造小売り。若者トレンド衣料「ジーユー」にも力注ぐ。アジア軸に店舗網を積極果敢に拡大。19.8期2Qは1Qの遅れを挽回して増益確保。通期では増収増益・連続増配を見込む。 記:2019/06/09
9984 東証1部 ソフトバンクグループ
+201 (3.84%)
時価総額 11,368,588百万円
ソフトバンク、米スプリントを中核とする持株会社。投資ファンドのSVF、英半導体のアームHD等も傘下に収める。SVFは複数投資先の公正価値が上昇。19.3期は増収増益。ソフトバンク事業は顧客基盤拡大。 記:2019/06/07
出典:フィスコ
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
5,440
7/23 11:30+201 (3.84%)
時価総額 11,368,588百万円
ソフトバンク、米スプリントを中核とする持株会社。投資ファンドのSVF、英半導体のアームHD等も傘下に収める。SVFは複数投資先の公正価値が上昇。19.3期は増収増益。ソフトバンク事業は顧客基盤拡大。 記:2019/06/07

※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。