9時16分配信 フィスコ
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材料銘柄 オービック<4684> 11,690円(7/22) 22日に19年4-6月決算を発表。ネットワーク経由でシステムを利用するクラウドが好調で売上高は前期比10%増の194億円、営業利益は同17%増の104億円だった。ほぼほぼ市場コンセンサスと同水準であるが、好決算により同社を含め他IT企業にも買い安心感が広がる可能性はあろう。 新興市場銘柄 3Dマトリクス<7777> 507円 (7/22) 吸収性局所止血材(TDM-621)の国内治験を終了し、10月末までに独立行政法人医薬品医療機器総合機構に製造販売承認申請を実施する予定であることを発表している。足元株価は6月12日安値459円をボトムに下値を切り上げる動きが継続するなか、本日はこれを材料視した中長期的な業容拡大期待が意識され、株価は75日移動平均線の突破を窺う展開となりそうだ。 テクニカル銘柄 新電元工業<6844> 3515円 (7/22) 直近の株価は出来高を増やしながら下落基調を辿ってきたが、18、19日とザラ場安値3355円で下げ止まっており、6月4日安値3320円に対する2番底形成が視野に入る。昨日のローソク足は上下にヒゲのない陽線の「陽の丸坊主」で引け、反転局面入りを窺わせている。終値ベースでは上向きに転じた5日移動平均線を超過しており、25日線(22日終値ベースで3576.8円)を抜けて戻りを試す流れが期待できよう。 テーマ銘柄 オルガノ<6368> 3870円 (7/22) 直近の株価は上向きの25日移動平均線を下値支持線として上昇基調を継続。昨日はザラ場、終値ともに上場来高値を更新した。週足ベースのボリンジャーバンドでは、+2σ前後での推移が続き、上値拡張トレンドの延長を示唆している。 本日の投資戦略 週明け22日の米国市場は、NYダウが17.70ドル高の27171.90、ナスダック総合指数が57.65pt高の8204.14、シカゴ日経225先物が大阪日中比30円高の21390円。米国市場で、ゴールドマン・サックスが米半導体製造装置メーカーの投資判断を引き上げた流れから、本日の東京市場においても、決算を控えた東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>などハイテク株に対する買い戻しを誘う可能性があろう。ただ、4-6月期決算発表を前に上値追いには慎重な雰囲気が予想され、米株高を消化した後は個別物色に移行しよう。前日に急落したアサヒ<2502>や5営業日ぶりに小反発したファーストリテ<9983>などに対する短期資金の動向も注視しておきたいところである。他方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたAPI<3279>、TKP<3479>、OLC<4661>、アルバック<6728>、SCREEN<7735>などに注目。