(18日終値) ドル・円相場:1ドル=107.30円(前営業日比▲0.65円) ユーロ・円相場:1ユーロ=120.99円(▲0.17円) ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1277ドル(△0.0053ドル) ダウ工業株30種平均:27222.97ドル(△3.12ドル) ナスダック総合株価指数:8207.24(△22.04) 10年物米国債利回り:2.02%(▲0.02%) WTI原油先物8月限:1バレル=55.30ドル(▲1.48ドル) 金先物8月限:1トロイオンス=1428.1ドル(△4.8ドル) ※△はプラス、▲はマイナスを表す。 (主な米経済指標) <発表値> <前回発表値> 7月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数 21.8 0.3 前週分の米新規失業保険申請件数 21万6000件 20万8000件 6月米景気先行指標総合指数 ▲0.3% 0.0% ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ドル円は続落。7月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が21.8と予想の5.0を大幅に上回ると円売り・ドル買いが先行し、22時30分過ぎに一時108.02円と日通し高値を付けた。 ただ、6月米景気先行指標総合指数が前月比0.3%低下と予想の0.1%上昇に反して低下したことが分かると弱含む展開に。ウィリアムズ米NY連銀総裁が「積極的に予防的なアプローチをとるほうが良い」と述べたほか、クラリダFRB副議長が「不確実性は増しており、早期に動く必要がある」と発言すると、米短期金融市場では月末のFOMCで0.50%の利下げを見込む確率が急上昇。米長期金利の低下とともにドル売りが活発化し、一時107.21円と6月26日以来の安値を更新した。「米軍が中東ホルムズ海峡でイラン無人機を撃墜した」と伝わると、米イラン間の軍事的緊張の高まりが相場の重しとなった面もある。 ・ユーロドルは続伸。「ECBは物価目標の修正を検討」との報道をきっかけに一時1.1205ドルと日通し安値を付けたものの、そのあとは一転上昇した。NY連銀総裁やFRB副議長の発言を受けて、米金利が低下すると全般ドル売りが加速し一時1.1281ドルまで上値を伸ばした。 ・ユーロ円は5日続落。NY市場に限れば、ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため相場は方向感が出なかった。 ・南アフリカランドはしっかり。SARBはこの日、市場の予想通り政策金利を現行の6.75%から6.50%に引き下げたものの、クガニャゴSARB総裁が会見で「政策の決定は全会一致」「0.50%の利下げについて議論しなかった」などと述べ、追加利下げに慎重な姿勢を示すとランド買いで反応した。ドルランドは一時13.8162ランド、ランド円は7.78円までランド高に振れた。 トルコリラは堅調。トランプ米大統領が「現時点では対トルコ経済制裁はないだろう」との見解を示すと、トルコの通貨リラを買い戻す動きにつながった。ドルリラは一時5.6126リラ、リラ円は19.19円までリラ高に振れた。 ・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに小反発。米中貿易摩擦の長期化が懸念され、売りが先行。低調な四半期決算を受けてネットフリックスが急落すると、大型ハイテク株に売りが波及し一時150ドル超下げた。ただ、ウィリアムズ米NY連銀総裁やクラリダFRB副議長の発言で早期利下げ観測が高まると、一転買い戻しが優勢となり持ち直した。 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日ぶりに反発した。 ・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。予想を上回る7月米フィリー指数をきっかけに売りが先行したものの、ウィリアムズ米NY連銀総裁が早期利下げに積極的な姿勢を示すと一転買い戻しが優勢となった。 ・原油先物相場は4日続落。昨日のEIAが発表した石油在庫統計で、ガソリンの在庫が予想以上の積み増しとなったことを背景に下落した原油はこの日も売りが優勢となった。また、米中貿易摩擦による世界経済の先行き不安も原油の上値を圧迫し、8月限は一時54.72ドルと中心限月の清算値ペースで約1カ月ぶりの安値となった。 ・金先物相場は続伸し、約6年2カ月ぶりの高値を更新した。米中通商協議が長引くとの見方が強いことや、米利下げ期待の高まりで、金の先高観は根強い。
出典:FXi24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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