(26日終値:27日3時時点) ドル・円相場:1ドル=107.75円(26日15時時点比△0.30円) ユーロ・円相場:1ユーロ=122.57円(△0.48円) ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1375ドル(△0.0012ドル) FTSE100種総合株価指数:7416.39(前営業日比▲6.04) ドイツ株式指数(DAX):12245.32(△16.88) 10年物英国債利回り:0.831%(△0.037%) 10年物独国債利回り:▲0.303%(△0.028%) ※△はプラス、▲はマイナスを表す。 (主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値> 7月独消費者信頼感指数(Gfk調査) 9.8 10.1 6月仏消費者信頼感指数 101 99 ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ドル円は堅調。ムニューシン米財務長官がCNBCとのインタビューで「われわれは(中国との合意)に至る途上の90%あたりのところにいる。これを達成する道はあると思う」と述べると、28-29日の20カ国・地域(G20)首脳会議(G20大阪サミット)に併せて予定されている米中首脳会談を控えた市場の神経質なムードが後退。米長期金利の上昇とともに円売り・ドル買いが強まり、一時107.76円まで値を上げた。 その後、複数の通信社が「米財務長官の発言は過去の進捗に触れたもの」と訂正。トランプ米大統領が米FOXビジネスとのインタビューで「米中会談で貿易協議が不調に終われば、制裁関税第4弾を発動する」と改めて警告したこともあって、107.60円付近まで伸び悩む場面があった。トランプ米大統領は「米国は中国と合意するかもしれないが、現状でも満足」とも発言した。 ただ、米金利上昇に伴う円売り・ドル買いは根強く、3時過ぎには107.80円まで上昇し、この日の高値を更新している。 ・ユーロドルは持ち直した。米中貿易摩擦の行方をめぐる楽観的な見方を背景に米10年債利回りが2.04%台まで上昇するとユーロ売り・ドル買いが先行し、一時1.1348ドルと日通し安値を付けた。ただ、前日の安値1.1344ドルが目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。200日移動平均線が位置する1.1346ドル付近も重要なサポートとして働き、1時前には1.1391ドルと日通し高値を付けた。原油先物価格の上昇を背景に資源国通貨高・ドル安が進んだ影響も受けた。 ・ユーロ円はしっかり。米中貿易協議の行方に対する楽観的な見方が強まり、円売り・ユーロ買いが先行。ユーロドルの上昇につれた買いも入り、一時122.62円と日通し高値を付けた。 ・インターネット上の仮想通貨ビットコインは買いが優勢。ビットコイン・ドルは一時13573.81ドルと昨年1月16日以来の高値を更新した。ビットコイン円も一時146万6300円と昨年1月21日以来の高値まで上昇している。 ・ロンドン株式相場は小反落。米国の早期利下げ観測が後退したことから売りがやや優勢となった。医薬品株の値下がりが指数の重しとなったものの、石油株の値上がりが相場を下支えした。構成銘柄の半数以上が下落した。 ・フランクフルト株式相場は4日ぶりに反発。米国の早期利下げ観測が後退したことから売りが先行したものの、ムニューシン米財務長官の発言を受けて米中貿易交渉の進展期待が高まると買い戻しが進んだ。個別ではティッセン・クルップ(6.88%高)やドイツ銀行(3.80%高)、アディダス(2.93%高)などの上昇が目立った。 ・欧州債券相場は下落。米債安につれた。
出典:FXi24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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