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[フィスコ特選銘柄] 【材料銘柄】SOMPO HD<8630> 4146円(6/24) 傘下の損害保険ジャパン日本興亜は2020年度末までに、国内損保事業の従業員数を4000人減らす。17年度に比べて人員を20%弱削減する。ITの活用で生産性を高め、新卒採用も絞る。介護など市場が伸びる事業への配置転換を進め、効率化を急ぐ。 【新興市場銘柄】メルカリ<4385> 2901円 (6/24) スマートフォン決済サービス「メルペイ」が、ヤマダ電機<9831>グループの運営する全国約950もの店舗(ヤマダ電機やベスト電器など)で26日より提供が開始されることを発表している。既に月間約1300万人の利用実績を誇る同決済サービスの大口導入を受け、メルカリやメルペイの一段の顧客基盤拡大に向けて好影響が期待される。 【テクニカル銘柄】日本化薬<4272> 1289円 (6/24) 昨日は雲上限をわずかに下回って終了。転換線は基準線上を走り、遅行線は株価を上回って強気シグナル発生を続けており、三役好転の完成を窺う形勢にある。上向きの25日移動平均線が下値支持線として作用する一方で、緩やかに下降する75日線が上値を圧迫するもち合い相場を形成しているものの、三役好転後は株価の上放れが期待できよう。 【テーマ銘柄】光通信<9435> 23380円 (6/24) 昨日はザラ場高値、終値ともに年初来高値を更新。米中貿易交渉の先行き不透明感や円高進行への警戒感から輸出株の上値が重い中、好業績の内需銘柄として継続的に買いが入っている。先週に26週移動平均線と52週線のゴールデンクロス(GC)を示現するなどチャートは長期上昇を示唆している。今週は週足ベースの一目均衡表で雲上限と下限が交差する変化日を迎え、株価の上放れが期待できよう。 [本日の投資戦略] 週明け24日の米国市場では、NYダウが8.41ドル高の26727.54と小幅高の一方でナスダック総合指数は26.01pt安の8005.70と軟化し、シカゴ日経225先物も大阪日中比65円安の21165円。25日早朝の為替は1ドル=107円30銭前後と、24日大引け時点に比べて小幅に円高。本日の東京市場はもみ合いが予想される。28、29日の大阪サミット期間中に開催される米中首脳会談を前に昨日まで薄商いが続いてきたが、売りを急ぐ様子は窺えなかった。昨日は円相場の高止まりに抗してソニー<6758>、トヨタ自動車<7203>、ファナック<6954>などが値上がりして引けたほか、米国市場でハイテク株が買われたため、本日の東京市場でも電子部品株を中心に買いが期待できる。ただ、為替がやや円高に傾いており、上値では売り物が厚みを増しそうだ。また、原油先物相場の堅調な動きから国際石油開発帝石<1605>、JXTGホールディングス<5020>、三井物産<8031>などにも買いが予想される。なお、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された五洋建<1893>、味の素<2802>、東レ<3402>、塩野義<4507>、京セラ<6971>、任天堂<7974>、新生銀<8303>、東宝<9602>などに注目。