11時21分配信 フィスコ
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材料銘柄 コスモ・バイオ<3386> 1054円(6/21) コスモ・バイオは、鶏卵の卵白中に、目的とする有用なタンパク質を大量に生産させる技術(鶏卵バイオリアクターを用いたタンパク質製造技術)を用いて、自社製品の製造に加え、タンパク質の受託製造事業を開始した。市場から材料視される展開が続こう。 新興市場銘柄 リプロセル<4978> 213円 (6/21) 21日の大引け後に合弁会社Biorepository LLCを通じて、インド国内の主要病院グループの1つであるKamineni Life Sciences Pvt. Ltd.との合弁会社を設立すると発表。Kaminani病院グループからの生体試料へのアクセスを確立するとともに、生体バンク事業の早期立ち上げを目指しているようだ。足元では、25日線に上値を抑えられる格好での株価推移が続いていたが、同線の突破を試す展開が意識されてこよう。 テクニカル銘柄 エプソン<6724> 1705円 (6/21) 先週は19日に75日線を突破。その後も買いが続いて21日は終値が一目均衡表の雲上限を超過して3役好転を示現した。転換線や基準線のほか5日、25日、75日の各線が上向いて上昇トレンド入りを示しており、4月高値1807円奪回に向けた動きの継続が予想される。 テーマ銘柄 DCM<3050> 1048円 (6/21) 1月8日の今年最高値から6カ月後となる信用取引の絶対期日が接近する中、先週末21日は出来高の増加を伴い3日続落して終了。3月25日安値1022円に対する下値切り上げ型のダブルボトムを形成中とみられる。ストキャスティクスは%Kが20日に12.19%まで低下した後、21日には上昇しており、底値圏からのリバウンド局面入りが期待される。 本日の投資戦略 先週末21日は米NYダウが34.04ドル安の26719.13、ナスダック総合指数が19.63pt安の8031.71、シカゴ日経225先物が大阪日中比15円安の21175円。本日の日経平均は弱含みが予想される。21日はローソク足が長い陰線を引いて75日線を再び下回り、上値での売り圧力の強さを再確認する形となった。ただ、26週線(21日終値ベースで21062.04円)や25日線(同21045.57円)が下値抵抗線として期待され、下げ幅は限定的だろう。一目均衡表は下降する雲下限(本日21376.23円)が上値を圧迫しよう。転換線と基準線はともに横ばいで引けており、短期的な方向感は定まりにくそうだ。ボリンジャーバンドでは+1σ前後での推移が予想されるが、+1σ下方でも中心線寄りで引けると、20日の一時+2σ接近を直近ピークとする下降トレンド形成が濃厚になる点に留意したい。