8時51分配信 フィスコ
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材料銘柄 野村HD<8604> 341.5円(6/18) 野村ホールディングスは18日発行済株式総数の8.6%に該当する3億株(1500億円規模)を上限とする自社株買いを発表した。足元で同社株価はPBR0.4倍台の水準まで低下しており、株価の一定の回復に寄与しそうだ。 新興市場銘柄 FFRI<3692> 4865円 (6/18) 東京海上日動火災保険と、組織にとって技術的・経済的に負担が大きいサイバー・セキュリティの導入・運用について、テクノロジーによる自動化を図ることで効果的で低コストなサイバー・セキュリティを実現することに向けた共同研究を行うと発表している。株価は20年3月期の大幅増益見通しを受けて5月半ばから大きく上昇。足元やや調整しているが、大手企業との連携を材料視した押し目買いが入りそうだ。 テクニカル銘柄 中国工業<5974> 522円 (6/18) 5月21日に年初来安値501円を付けた後、緩やかに下値を切り上げてきたものの、昨日は安寄り・高値引けでローソク足が「陽の丸坊主」を示現し、強い買い意欲を窺わせた。終値は25日移動平均線を上回ったほか、5日線や一目均衡表の転換線が上向いており、短期的な上昇トレンドから反騰局面入りへの進展が期待できよう。 テーマ銘柄 大和証券G本社<8601> 466.6円 (6/18) 6月3日に年初来安値457.8円を付けた後は緩やかに下降する25日移動平均線が上値抵抗ラインとなる一方で底堅く推移し、下限到達を窺わせている。東証1部の売買代金回復が顕著になれば、底ばいが長引いた分だけ反発余力は大きいとみられる。パラボリックはすでに陽転し、昨日は一目均衡表の転換線が基準線を上回った。ボリンジャーバンドは-2σから+2σまでの各線が中心線に集まる5本線収束が進んでおり、上方ブレイクの環境が整いつつある。 本日の投資戦略 18日の米国市場では、NYダウが353.01ドル高の26465.54、ナスダック総合指数が108.86pt高の7953.88とそれぞれ大幅に上昇し、シカゴ日経225先物が大阪日中比280円高の21190円と急伸した。19日早朝の為替は1ドル=108円40銭台と18日大引け時点に比べてやや円安。本日の東京市場は米中通商協議の進展に対する期待を背景に全面高が予想される。村田製作所<6981>やファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>など米中摩擦を悪材料として売られてきた銘柄を買い戻す動きが強まろう。また、225先物買いを受けてファーストリテ<9983>をはじめとする日経平均の高構成比銘柄にも買いが見込まれる。一方で、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された堀場製作所<6856>、シスメックス<6869>、オリンパス<7733>、凸版印刷<7911>、興銀リース<8425>などに注目。