2019年04月25日11時54分
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キーエンス <日足> 「株探」多機能チャートより キーエンス<6861>:69520円(-3130円) 大幅安。前日に19年3月期の決算を発表、営業利益は3179億円で前期比8.5%増益、3300億円程度であった市場予想を下回った。1-3月期は775億円で前年同期比5.7%の減益に転落、世界的な売上成長の鈍化が背景となっている。20年3月期業績予想は開示していないものの、現在の市場コンセンサスでは前期比2ケタ増益が想定されており、足元の減速を受けて達成のハードルは高まったとの見方にもなっているようだ。 関西電力<9503>:1392円(-51.5円) 大幅続落。原発に設置が義務付けられる特定重大事故等対策施設について、設置期限に間に合わない場合は期限の変更、延長はせず、運転停止となる方針が原子力規制委員会で決定している。工事完了遅延の可能性が高い同社などは、この方針を受けて昨日から大きく下げる展開になっている。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、原発が7基とも通常稼働に達する時期は21.3期から25.3期にずれ込むと予想。 ハウテレビジョン<7064>:3545円 公開価格(1210円)の3.1倍となる3745円で初値を付けた。24日に上場したが、買い注文が殺到し、取引が成立しなかった。会社設立は10年2月9日。新卒学生向けの「外資就活ドットコム」や若手社会人向けの「Liiga」などリクルーティング・プラットフォームの運営・管理が事業の柱。20年1月期の営業利益予想は前期比38.8%増の1.00億円。新規クライアントや自社エージェントサービスが伸び、全体の業績をけん引すると見込む。 グッドスピード<7676>:1828円 公開価格(1400円)を25.0%上回る1750円で初値を付けた。会社設立は03年2月20日。事業内容はSUVを中心とする自動車の販売や買い取り、整備など。19年9月期の営業利益予想は前期比59.6%増の3.20億円。既存店舗で小売販売台数の増加を図り、全体で8984台(20.7%増)を販売する計画。第1四半期の営業利益実績は0.85億円で、進捗率は26.6%となっている。 キヤノン<7751>:3079円(-85円) 大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は404億円で前年同期比47.6%減益となった。また、通期計画を下方修正、従来の3250億円から2740億円に引き下げている。実績値、通期見通しともに、先の観測報道に沿った水準ではあるが、市場予想を大きく下回っており、ネガティブに捉える動きが優勢。レンズ交換式カメラと半導体用露光装置の販売計画引き下げが下方修正の背景となっている。 JエスコムHD<3779>:107円(+9円) 大幅に反発。19年3月期の営業利益を従来予想の0.43億円から0.62億円(前期実績0.73億円)に上方修正している。通信販売事業が順調に推移したことに加え、人員採用計画の遅延を受けて人件費や教育研修費、営業関連費用が減少し、利益が押し上げられた。株価が200日移動平均線を上回る水準まで急伸したことも刺激となり、投資資金の流入につながっているようだ。 ファナック<6954>:21300円(-115円) 続落。前日に決算を発表、19年3月期営業利益は1633億円で前期比28.9%減益、従来計画の1479億円を上振れた。一方、20年3月期は757億円で同53.6%の大幅減益予想。為替前提など含めて保守的との見方は多いものの、市場予想を大きく下回るガイダンスをマイナス視する動きが先行。なお、1株配当金405円に加え、特別配当金181円としているほか、上限500億円の自社株取得も発表している。 サンバイオ<4592>:4550円(+385円) 大幅に反発。再生細胞薬SB623が欧州医薬品庁より先端医療医薬品の指定を受けたと発表している。SB623は脳内の神経組織に投与し、自然な再生機能を誘発することで失われた運動機能の改善を促すことが期待されているという。指定が新薬の開発・販売に資するとの見方が広がっているほか、19日に直近高値(4780円)を付けてから株価が軟調に推移していたことも買い戻しにつながっているようだ。
関連銘柄 8件
3779 JQスタンダード ジェイ・エスコムホールディングス
+9 (9.18%)
時価総額 1,121百万円
理美容商材を販売する理美容事業のほか、教育コンサルティング、出版関連事業等を展開。理美容事業、通信販売事業に経営資源集中。教育コンサルティング事業は苦戦。一部契約見直し等が響く。19.3期3Qは業績低調。 記:2019/02/19
107
4/25 11:30+9 (9.18%)
時価総額 1,121百万円
理美容商材を販売する理美容事業のほか、教育コンサルティング、出版関連事業等を展開。理美容事業、通信販売事業に経営資源集中。教育コンサルティング事業は苦戦。一部契約見直し等が響く。19.3期3Qは業績低調。 記:2019/02/19
4592 マザーズ サンバイオ
+385 (9.24%)
時価総額 226,285百万円
再生細胞医薬品の開発・製造・販売を行っている。脳梗塞、外傷性脳損傷、及びアルツハイマー病等の中枢神経系領域が対象。ドナーからの提供を受けた細胞を移植する他家移植が特徴。開発協力金収入等で事業収益が増加。 記:2019/01/29
4,550
4/25 11:30+385 (9.24%)
時価総額 226,285百万円
再生細胞医薬品の開発・製造・販売を行っている。脳梗塞、外傷性脳損傷、及びアルツハイマー病等の中枢神経系領域が対象。ドナーからの提供を受けた細胞を移植する他家移植が特徴。開発協力金収入等で事業収益が増加。 記:2019/01/29
6861 東証1部 キーエンス
-3,130 (-4.31%)
時価総額 8,453,910百万円
産業用計測制御機器大手。FAセンサなどでシェア高い。直販・即納体制が強み。生産の過半を外注。自らは設計・開発、販売に専念することで高利益率を実現。持分会社にジャストシステム。19.3期3Qは二桁増収増益。 記:2019/02/15
69,520
4/25 11:30-3,130 (-4.31%)
時価総額 8,453,910百万円
産業用計測制御機器大手。FAセンサなどでシェア高い。直販・即納体制が強み。生産の過半を外注。自らは設計・開発、販売に専念することで高利益率を実現。持分会社にジャストシステム。19.3期3Qは二桁増収増益。 記:2019/02/15
6954 東証1部 ファナック
-115 (-0.54%)
時価総額 4,346,073百万円
工作機械向けNC(数値制御)装置で世界首位。産業用ロボや小型切削加工機にも強い。昨年2月に協働型ロボ開発のベンチャーを買収。本社地区にある3工場の増新築は昨年9~11月に全て完了。19.3期3Qは足踏み。 記:2019/02/15
21,300
4/25 11:30-115 (-0.54%)
時価総額 4,346,073百万円
工作機械向けNC(数値制御)装置で世界首位。産業用ロボや小型切削加工機にも強い。昨年2月に協働型ロボ開発のベンチャーを買収。本社地区にある3工場の増新築は昨年9~11月に全て完了。19.3期3Qは足踏み。 記:2019/02/15
7064 マザーズ ハウテレビジョン
±0 (0%)
時価総額 3,545百万円
新卒学生向けリクルーティング・プラットフォーム「外資就活ドットコム」、若手社会人向けリクルーティング・プラットフォーム「Liiga」の運営管理等 記:2019/03/20
3,545
4/25 11:29±0 (0%)
時価総額 3,545百万円
新卒学生向けリクルーティング・プラットフォーム「外資就活ドットコム」、若手社会人向けリクルーティング・プラットフォーム「Liiga」の運営管理等 記:2019/03/20
7676 マザーズ グッドスピード
±0 (0%)
時価総額 -百万円
SUVを中心とした自動車販売及びその附帯業務(買取、整備及び鈑金、保険代理店、レンタカー事業) 記:2019/03/22
1,828
4/25 11:30±0 (0%)
時価総額 -百万円
SUVを中心とした自動車販売及びその附帯業務(買取、整備及び鈑金、保険代理店、レンタカー事業) 記:2019/03/22
7751 東証1部 キヤノン
-85 (-2.69%)
時価総額 4,106,656百万円
カメラ、事務機器大手。一眼レフは世界トップ。半導体・液晶露光装置や有機EL蒸着装置も手掛ける。監視カメラと医療機器を新事業として育成中。新事業を補完するM&Aに前向き。18.12期は減収ながら増益を確保。 記:2019/02/16
3,079
4/25 11:30-85 (-2.69%)
時価総額 4,106,656百万円
カメラ、事務機器大手。一眼レフは世界トップ。半導体・液晶露光装置や有機EL蒸着装置も手掛ける。監視カメラと医療機器を新事業として育成中。新事業を補完するM&Aに前向き。18.12期は減収ながら増益を確保。 記:2019/02/16
9503 東証1部 関西電力
-51.5 (-3.57%)
時価総額 1,306,716百万円
関西地盤の電力会社。原発依存度が高い。大飯原発1、2号機の廃炉決定。水力発電所は黒部ダムなど。情報通信グループ会社の組織再編実施へ。電力分野では契約電力が増加。販売電力量は堅調。19.3期3Qは増収。 記:2019/02/01
1,392
4/25 11:30-51.5 (-3.57%)
時価総額 1,306,716百万円
関西地盤の電力会社。原発依存度が高い。大飯原発1、2号機の廃炉決定。水力発電所は黒部ダムなど。情報通信グループ会社の組織再編実施へ。電力分野では契約電力が増加。販売電力量は堅調。19.3期3Qは増収。 記:2019/02/01