9時07分配信 フィスコ
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材料銘柄 カネカ<4118> 4250円(4/24) 資生堂<4911>と生分解性ポリマーPHBHを用いた化粧品容器の共同開発を開始したと発表している。PHBHは、同社が開発した100%植物由来のバイオポリマーで、海水中で生分解するのが特徴。環境負荷低減に向け、各社が脱プラの動きを進めるなか、採用拡大も期待されよう。 新興市場銘柄 日本電技<1723> 2722円 (4/24) 19年3月期業績の上方修正を発表している。売上高は従来275.00億円から283.00億円に、営業利益は同27.50億円から31.70億円へとそれぞれ見直している。空調計装関連事業の既設工事の増加のほか、売上高増加に伴う利益率向上などが主因になった。足元株価は、3月18日につけた戻り高値2779円を目指した推移となっている。 テクニカル銘柄 宝ホールディングス<2531> 1309円 (4/24) 23日に終値で75日移動平均線を上回ったのに続いて、昨日は25日線を超過して引けた。一目均衡表では昨日終値が雲上限を突破し、転換線が上向いているほか、遅行線は株価との下方乖離幅を縮めて弱気シグナルが小さくなっており、形勢は買い手優位に傾きつつある。 テーマ銘柄 サントリー食品インターナショナル<2587> 4870円 (4/24) 消費税率引き上げの先送り観測の強まりで動意が予想される。昨日は5日移動平均線が上向いたほか、一目均衡表の雲上限を上回って取引を終え、今月1日を直近ピークとする売り優勢地合いの変化を窺わせた。本日は雲上限と下限が入れ替わる変化日に相当し、株価の上放れも期待される。 本日の投資戦略 24日の米国市場では、NYダウが59.34ドル安の26597.05、ナスダック総合指数が18.81pt安の8102.02と緩んだが、シカゴ日経225先物は大阪比50円高の22220円と小幅高。25日早朝の為替は1ドル=112円台と、24日大引け時点より30銭程度の円安。本日の東京市場は方向感が定まりにくそうだ。米ダウ、ナスダックともに小幅安に終わったことや10連休を前にした買い控えや手仕舞い売りで、相場全体では需給の緩みが懸念される。ただ、円相場の軟化やSOX指数が史上最高値を更新したことで、東エレク<8035>、村田製<6981>など電子部品株を中心に買いが予想されよう。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたNIPPO<1881>、前田道<1883>、エーザイ<4523>、ラクオリア<4579>、オービック<4684>、資生堂<4911>、特殊陶<5334>、タダノ<6395>、安川電<6506>、ソニー<6758>、総合メディカルHD<9277>などに注目。