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・巴工業(6309)の山本仁社長は「開発部新設で自動車関連などより能動的な営業体制を推進」と強調
巴工業の山本仁社長は3月22日、2019年10月期第1四半期説明会で昨年4月に化学品本部に開発部を新設したことで「提案営業をテコとしたより能動的な営業体制づくりが出来てきた」と語った。
化学工業製品を扱っている化学品本部は、海外からの輸入を中心とする商社部門。「これまでは顧客の要望に応じて海外のサプライヤーを探し、顧客にその商品を供給するのがメインだった。しかし、開発部を新設することで、以後は市場動向を読み、今後の有望市場にマッチングした商品のサプライヤーを開拓し、その商品で新規顧客開拓を図ることに意識を切り替えた」(山本社長)という。
「開発部」という名称がつけられているが、メーカーのように自前で新商品を開発するのではなく、当社にとっての新市場の開拓、それに応じた新サプライヤーの開拓が役割となる。このため、各部門の枠を超えた複数分野の知識が必要な商品の開発など、従来の視点とは異なった商品の開拓を考えている。
当面注力しているのが「パワーデバイス用エピタキシャル装置」で、イタリアのサプライヤーを新規に開拓し、同市場に新規参入しつつある。パワーデバイス市場では今後、電気自動車のモーター制御などで使われている高耐圧ディスクリートデバイス(パワーデバイス)など自動車向けの成長が期待される。一方で、SIC(シリコンカーバイド)エピタキシャル装置はまだ供給台数が少なく、SI(シリコン)エピタキシャル装置にとって代わるとみられている。
山本社長は「電気自動車用ではパワー半導体用の放熱フィラー、つまり窒化アルミニウム(ALN)、ALNパウダーなども今後有望とみている」としており、自動車、同関連分野に一段と注力していく方針だ。
(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益¥ 1株配¥
連本2018.10 42,358 2,377 2,335 1,513 151.6 47
連本2019.10予 44,300 2,300 2,300 1,500 150.3 47
連本2020.10予 45,000 2,400 2,400 1,600 160.3 47-48
連中2018.04 20,923 1,319 1,346 889 89.1 22.5
連中2019.04予 21,800 1,450 1,470 960 96.2 23.5-24
巴工業の山本仁社長は3月22日、2019年10月期第1四半期説明会で昨年4月に化学品本部に開発部を新設したことで「提案営業をテコとしたより能動的な営業体制づくりが出来てきた」と語った。
化学工業製品を扱っている化学品本部は、海外からの輸入を中心とする商社部門。「これまでは顧客の要望に応じて海外のサプライヤーを探し、顧客にその商品を供給するのがメインだった。しかし、開発部を新設することで、以後は市場動向を読み、今後の有望市場にマッチングした商品のサプライヤーを開拓し、その商品で新規顧客開拓を図ることに意識を切り替えた」(山本社長)という。
「開発部」という名称がつけられているが、メーカーのように自前で新商品を開発するのではなく、当社にとっての新市場の開拓、それに応じた新サプライヤーの開拓が役割となる。このため、各部門の枠を超えた複数分野の知識が必要な商品の開発など、従来の視点とは異なった商品の開拓を考えている。
当面注力しているのが「パワーデバイス用エピタキシャル装置」で、イタリアのサプライヤーを新規に開拓し、同市場に新規参入しつつある。パワーデバイス市場では今後、電気自動車のモーター制御などで使われている高耐圧ディスクリートデバイス(パワーデバイス)など自動車向けの成長が期待される。一方で、SIC(シリコンカーバイド)エピタキシャル装置はまだ供給台数が少なく、SI(シリコン)エピタキシャル装置にとって代わるとみられている。
山本社長は「電気自動車用ではパワー半導体用の放熱フィラー、つまり窒化アルミニウム(ALN)、ALNパウダーなども今後有望とみている」としており、自動車、同関連分野に一段と注力していく方針だ。
(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益¥ 1株配¥
連本2018.10 42,358 2,377 2,335 1,513 151.6 47
連本2019.10予 44,300 2,300 2,300 1,500 150.3 47
連本2020.10予 45,000 2,400 2,400 1,600 160.3 47-48
連中2018.04 20,923 1,319 1,346 889 89.1 22.5
連中2019.04予 21,800 1,450 1,470 960 96.2 23.5-24
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※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。

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