(14日終値:15日3時時点) ドル・円相場:1ドル=108.18円(14日15時時点比△0.08円) ユーロ・円相場:1ユーロ=124.16円(△0.07円) ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1477ドル(▲0.0001ドル) FTSE100種総合株価指数:6855.02(前営業日比▲63.16) ドイツ株式指数(DAX):10855.91(▲31.55) 10年物英国債利回り:1.297%(△0.007%) 10年物独国債利回り:0.231%(▲0.008%) ※△はプラス、▲はマイナスを表す。 (主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値> 12月独卸売物価指数(WPI、前月比) ▲1.2% 0.2% 11月トルコ鉱工業生産 前月比 ▲0.3% ▲2.2%・改 12月スウェーデン消費者物価指数(CPI) 前月比 0.4% ▲0.1% 前年比 2.0% 2.0% コア指数 前月比 0.4% ▲0.1% 前年比 2.2% 2.1% 11月ユーロ圏鉱工業生産 前月比 ▲1.7% 0.1%・改 前年比 ▲3.3% 1.2% ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ポンドドルは頭が重かった。15日に欧州連合(EU)離脱案の英議会採決を控えるなか、「英保守党のEU離脱強硬派の一部がメイ首相の合意案を支持する」との報道が伝わり、全般ポンド買いが先行。一時1.2930ドルと昨年11月15日以来約2カ月ぶりの高値を付けた。ただ、「英保守党のEU離脱強硬派はメイ首相の合意案を支持しない」と伝わると、一転下落した。明日の英議会でのEU離脱案採決を前に情報が錯綜しているようだ。 ・ドル円は下値が堅かった。欧州株相場の下落を背景に投資家のリスク回避姿勢が強まり円買い・ドル売りが先行。時間外のダウ先物や米長期金利の低下に伴う売りも出て一時107.99円と日通し安値を付けた。ただ、米10年債利回りが上昇に転じるとショートカバーが優勢となり、一時108.36円付近まで値を戻している。 ・ユーロドルも下値が堅かった。11月ユーロ圏鉱工業生産が予想を下回ったことでユーロ売り・ドル買いが先行し一時1.1451ドル付近まで下げたものの、週明け早朝取引で付けた日通し安値1.1442ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。ポンドドルが急伸したタイミングでユーロ買い・ドル売りが入ると1.14ドル台後半まで持ち直した。 ・ユーロ円は持ち直した。低調なユーロ圏経済指標発表後に一時123.77円と日通し安値を付けたものの、そのあとはじりじりと下値を切り上げた。ドル円やユーロドルの下げ渋りにつれた買いが入り124.34円付近まで上げた。 ・トルコリラ円は一転上昇。シリア情勢に絡んでトランプ米大統領が「トルコを経済的に壊滅させる」とツイートしたことをきっかけにリラ売りが出て一時19.49円と日通し安値を付けた。ただ、エルドアン・トルコ大統領がトランプ米大統領との電話会談で「シリアでの米国を全面的に支持する用意がある」との見解を示したと伝わると、米トルコ関係が改善することへの期待からリラ買い戻しを誘った。3時前に一時19.86円付近まで値を上げた。 ・ロンドン株式相場は続落。アジア時間発表の12月中国貿易統計を受けて、中国関連株を中心に景気減速を警戒した売りが優勢となった。英議会でのEU離脱案の採決を明日に控えて、買いを手控える向きも多かった。 ・フランクフルト株式相場は続落。中国景気の減速懸念からアジア株が下落した流れを引き継いで売りが先行。11月ユーロ圏鉱工業生産が予想を下回ったことも相場の重しとなった。個別ではワイヤーカード(2.75%安)やバイヤスドルフ(2.39%安)、RWE(1.37%安)などの下げが目立った。 ・欧州債券相場は英国債が下落し、独国債が上昇した。
出典:FXi24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。