27日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反落。終値は111.01円と前営業日NY終値(111.37円)と比べて36銭程度のドル安水準だった。米長期金利の低下などをながめ円買い・ドル売りが先行。米大手民間調査機関コンファレンス・ボードが発表した12月の米消費者信頼感指数が128.1と予想の133.7を下回ったことも相場の重しとなり、一時110.46円と日通し安値を付けた。ダウ平均が一時610ドル超下落し、ナイト・セッションの日経平均先物が520円下げたことも円買い・ドル売りを誘った。 ただ、売りが一巡すると一転買い戻しが優勢に。「年金とみられる買いが断続的に入った」ことをきっかけに、ダウ平均が急速にプラス圏を回復し260ドル超上昇するとドル円にもショートカバーが入った。米長期金利が低下幅を縮めたことも相場の下支え要因となり、111.11円付近まで値を上げている。 ユーロドルは反発。終値は1.1430ドルと前営業日NY終値(1.1353ドル)と比べて0.0077ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下や12月米消費者信頼感指数が予想を下回ったことを理由にユーロ買い・ドル売りが先行。ユーロ豪ドルなどユーロクロスの上昇につれた買いも入り、前日の高値1.1420ドルを上抜けて一時1.1454ドルまで上値を伸ばした。なお、ユーロ豪ドルは一時1.6316豪ドル、ユーロNZドルは1.7106NZドル、ユーロポンドは0.9061ポンドまでユーロ高に振れた。 ユーロ円は続伸。終値は126.93円と前営業日NY終値(126.43円)と比べて50銭程度のユーロ高水準。欧米株安に伴う円買い・ユーロ売りが先行し22時前に一時126.00円と日通し安値を付けたものの、ユーロドルが上昇するとユーロ円にも買い戻しが入り持ち直した。一時は610ドル超下落していたダウ平均が持ち直したことも相場の支援材料となり、一時127.10円と日通し高値を付けた。 本日のレンジ ドル円:110.46円 - 111.37円 ユーロドル:1.1352ドル - 1.1454ドル ユーロ円:126.00円 - 127.10円
出典:FXi24
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