□１０／２９株価材料情報 ２９日の東京株式市場見通し＝もみ合いとなりそう

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【１０月第５週（１１月第１週）の市況見通し】
◎〔１０月第５週（１１月第１週）の株式相場見通し〕売り買い交錯＝２万１０００円の攻防

　１０月第５週（１１月第１週）の東京株式市場は、米国発の貿易摩擦の長期化観測を背景とした売りと株価急落の反動による買いが交錯しそうだ。日経平均株価は心理的な節目に当たる２万１０００円の攻防が予想される。

　１０月第４週は米国と中国の貿易摩擦で世界景気が停滞し、日本企業の業績が悪化するとの懸念から、売りが優勢だった。日経平均は３月２９日以来、約７カ月ぶりの低水準となり、東証１部全銘柄の値動きを示す東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）は今年の最安値を更新した。

　１０月第５週（１１月第１週）も東京市場では売りが続くとみられる。米中間の貿易摩擦に加え、米長期金利の上昇観測、イタリアの財政問題、サウジアラビアの地政学リスクなど不安材料が山積し、海外株価に影響されやすい自動車や金融など主力業種は敬遠されそうだ。

　ただ、日経平均は２日にバブル後の最高値２万４２７０円６２銭を付けた後、２６日までの１カ月足らずで３０８６円安と値崩れが進んだ。株価の急落が投資家の不安心理を高めて売りを招く悪循環に陥る場面があり、業績や配当利回りとの対比で株価の割安感を指摘する声が多い。このため、１０月第５週（１１月第１週）は「買い戻しや押し目買いによる日経平均の反発が期待できる」（中堅証券）という。

　また、１０月第５週（１１月第１週）は９月中間決算発表が相次ぐ。主要シンクタンクの予想では、９月末までの為替の落ち着きを背景に業績が好調だった企業が多いとみられ、「業績の良さを確認できれば、投資家の不安心理は和らぎ、株式市場は落ち着きを取り戻す」（国内運用会社）との指摘があった。

出典：時事通信

【本日の市況見通し】
２９日の東京株式市場見通し＝もみ合いとなりそう
7時48分配信 モーニングスター

　予想レンジ：２万１０００円－２万１３００円（２６日終値２万１１８４円６０銭）

　２９日の東京株式は、もみ合いとなりそう。前週は週を通じて軟調な展開を強いられたことから反発が期待されるものの、変動率が高い相場展開のなか決算発表の本格化もあり、模様眺めムードが広がりそうだ。一方で、業績の上方修正や好決算を発表した銘柄への個別株物色が中心になるとみられる。為替相場は、ドル・円が１ドル＝１１１円台の後半（前週末２７日終値は１１２円０１－０２銭）とやや円高に振れる一方、ユーロ・円が１ユーロ＝１２７円台の半ば（同１２７円４１－４５銭）と小動き。前週末２６日のＡＤＲ（米国預託証券）は円換算値で、高安まちまちながら、ＬＩＮＥ <3938> 、東芝 <6502> 、ファナック <6954> などが、２６日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、２６日の大阪取引所終値比２０円高の２万１２５０円だった。（高橋克己）

２９日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・　８：５０　９月商業販売統計
・日印首脳会談

・決算発表＝塩野義薬 <4507> 、大正薬ＨＤ <4581> 、オービック <4684> 、コマツ <6301> 、三菱電機 <6503> 、ファナック <6954> 、大和証Ｇ <8601> 、ＪＰＸ <8697> 、ＪＲ東日本 <9020> 、ＪＲ西日本 <9021> 、ＪＲ東海 <9022>

【海外】（時間は日本時間）

・２１：３０　米９月個人所得・個人支出
・トルコ市場休場
・決算発表＝（中国）アンガン・スチール、ＢＹＤ、ＣＯＳＣＯシッピング・ポーツ、海通証券、中国平安保険（米国）コグネックス、インテグレーテッド・デバイス・テクノロジー、トランスオーシャン、モンデリーズ・インターナショナル

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

出典：モーニングスター社

【新興市場の注目リリース】
新興市場の注目リリース:GTS、ジェイテックなど
9時18分配信 フィスコ

<2349>エヌアイデイ
業績予想修正、上期営業利益見通し6.70億円→8.48億円

<2438>アスカネット
貸借銘柄に選定

<2479>ジェイテック
業績予想修正、上期営業利益見通し0.16億円→0.75億円

<2743>ピクセルCZ
連結子会社である海伯力（香港）有限公司を通じて
エストニアで仮想通貨交換業に関するライセンスを保有する
CoinCoin OUの全出資持分を取得し子会社化

<2877>日東ベスト
下方修正、上期営業利益見通し5.00億円→1.80億円

<3068>WDI
カナダに海外子会社設立

<3689>イグニス
子会社であるパルスとジャストプロが合弁会社を設立

<3956>国際チャート
上方修正、上期営業利益見通し0.30億円→0.47億円

<4583>カイオムバイオ
ヒト化抗セマフォリン3A抗体に関する欧州特許付与

<4584>GTS
学校法人順天堂との免疫寛容誘導に関する
共同研究成果の事業化推進に向け、
JUNTEN BIOに研究成果を承継

<4588>オンコリス
第17回新株予約権（行使価額修正条項付）の大量行使
2日からの交付株式数、23万3900株

<7883>サンメッセ
下方修正、上期営業損失見通し△0.67億円→△1.11億円
通期営業利益見通し1.99億円→1.55億円

<8119>三栄コーポ
下方修正、今期営業利益見通し19.00億円→8.50億円

<8889>APAMAN
業績予想修正、前期営業利益見通し26.00億円→16.00億円

<8914>エリアリンク
日本発のストレージREIT組成に向けた準備室を設置
残存する第1回新株予約権の全部を取得・消却

出典：フイスコ

【本日の新興市場見通し】
29日の新興市場見通し：買い戻し先行もなお不安定な値動きか
8時48分配信 フィスコ

　本日29日の新興市場は、外部環境の先行きに対する警戒感から不安定な値動きが続きそうだ。先週末の新興市場では、世界的な株安連鎖への警戒感から引き続き売りがかさみ、マザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに連日で年初来安値を更新した。今月に入ってからの下落率はマザーズ指数が約19％、日経ジャスダック平均が約8％に上り、個人投資家のマインドは大幅に悪化している。先週末の米国株の下落を見越して日本株は先回り的に下落した側面もあり、本日は急ピッチの下落に対する警戒感から買い戻しの動きなども想定される。ただ、追加証拠金の発生に伴い個人投資家は戻り売りのスタンスにあり、米国株が不安定な値動きを見せていることもあって相場全体の地合い改善には至らないだろう。物色対象は好業績銘柄など一部の個別材料株にとどまりそうだ。

　個別では、業績予想を上方修正したジェイテック<2479>などがポジティブ視されそうだ。Aiming<3911>は第3四半期が赤字縮小となったほか、新規ゲームの事前登録開始を発表している。また、エリアリンク<8914>も決算とともに日本初のストレージ（レンタル収納）REIT組成に向けた準備室設置を発表しており、材料視されそうだ。時価総額上位企業では、東映アニメ<4816>の上期が市場予想を上回る大幅増益となった。ただ、第1四半期から好調な出足だったため、短期的に材料出尽くしと捉えられる可能性もある。一方、第1四半期が赤字となった環境管理<4657>や上期が2ケタ減益となったジーダット<3841>などはネガティブ視されるだろう。前週末にストップ安水準まで売られたブロッコリー<2706>やMTジェネック<9820>などの動向も引き続き警戒される可能性がある。

出典：フイスコ

【新聞からの材料】
NTT、オリックス、DeNAなど／新聞からの銘柄材料一覧
8時23分配信 フィスコ

*NTT<9432>初の首位、第14回企業力ランキング、通信躍進、トップ10に3社（日刊工業1面）－○

*オリックス<8591>大京<8840>買収、770億円、大規模プロに意欲（日刊工業3面）－○

*パイオニア<6773>ファンドとの正式契約延期（日刊工業3面）－○

*ニチリン<5184>2輪ブレーキホース増産、ベトナム工場拡張（日刊工業7面）－○

*日立<6501>クラリオン<6796>売却決定、仏フォルシアに899億円（日刊工業7面）－○

*ＤｅＮＡ<2432>タクシー業者に端末配布、決済機能など搭載（日刊工業7面）－○

*東京計器<7721>トラクターに後付け、自動直進補助装置、100万円でスマート化（日刊工業8面）－○

*日精工<6471>位置決め精度、長期維持、20年製品化、ボールネジ（日刊工業8面）－○

*ＳＣＳＫ<9719>デジタル変革で新組織、住友商<8053>と連携、顧客8000社と新事業創出（日刊工業10面）－○

*第一三共<4568>抗がん剤臨床試験で提携、海外製薬2社と（日刊工業11面）－○

*ホトニクス<6965>光技術、応用分野拡大、東大発VBに出資（日刊工業11面）－○

*飛島建<1805>建設現場管理やECサービス提供、ウィルスマートとプラットフォーム稼働（fujisankei7面）－○

出典：フイスコ

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※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。

ＳＩＯＮ投資研究所
連絡先：iso_investment@yahoo.co.jp

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