(3日終値:4日3時時点) ドル・円相場:1ドル=114.39円(3日15時時点比△0.65円) ユーロ・円相場:1ユーロ=131.77円(△0.01円) ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1519ドル(▲0.0066ドル) FTSE100種総合株価指数:7510.28(前日比△35.73) ドイツ株式指数(DAX):休場 10年物英国債利回り:1.575%(△0.046%) 10年物独国債利回り:0.475%(△0.053%) ※△はプラス、▲はマイナスを表す。 (主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値> 9月トルコ消費者物価指数(CPI) 前月比 6.30% 2.30% 9月仏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値 54.8 54.3 9月独サービス部門PMI改定値 55.9 56.5 9月ユーロ圏サービス部門PMI改定値 54.7 54.7 9月英サービス部門PMI 53.9 54.3 8月ユーロ圏小売売上高 前月比 ▲0.2% ▲0.6%・改 前年比 1.8% 1.0%・改 ポーランド中銀、政策金利 1.50%に据え置き 1.50% ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ドル円はしっかり。しばらくは113円台後半でのもみ合いが続いていたが、良好な米経済指標をきっかけに円売り・ドル買いが優勢となった。9月ADP全米雇用報告で、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比23万人増と予想の18万5000人程度増を上回ったほか、9月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数(総合)が61.6と予想の58.0を上回ったことが分かると円売り・ドル買いが活発化した。3時30分過ぎには一時114.45円と昨年11月6日以来の高値を付けた。 ・ユーロドルは軟調。東京市場では一時1.1594ドルまで買われる場面があったものの、イタリア財政問題への懸念は根強くユーロ売り・ドル買いが断続的に出た。良好な米経済指標を手掛かりに米10年債利回りが3.1700%前後と2011年7月上旬以来の高水準を付けたこともユーロ売り・ドル買いを促した。2時過ぎに一時1.1510ドルと前日に付けた安値1.1505ドルに迫る場面があった。 なお、イタリアの連立政権を構成する「五つ星運動」の関係筋は、政府が財政赤字目標を2020年はGDP比2.2%以下、21年は2%以下に抑制する可能性があると明らかにした。また、イタリアのサボーナ欧州問題担当相は「単一通貨に反するいかなる行動も取らず」「ユーロ圏残留が主要な政策の1つ」などと述べた。 ・ユーロ円は下値が堅かった。序盤はユーロドルの下落につれた売りが出て一時131.25円付近まで下押ししたものの、そのあとはドル円の上昇につれた買いが入り持ち直した。米国株価や日経平均先物の上昇に伴う買いも入り131.83円付近まで上げた。 ・ロンドン株式相場は4営業日ぶりに反発。イタリアの財政不安が和らいだことで買いが先行。米国株が高く始まると、英株にも買いが入り上げ幅を広げた。イタリア株式市場で銀行株が上昇したことを受けて、HSBCやロイズ・バンキング・グループ、スタンダード・チャータード銀行などが買われた。 他の欧州株式市場はイタリアのFTSE MIB指数が0.84%高となるなど底堅かった。 ・フランクフルト株式相場は統一記念日の祝日で休場だった。 ・欧州債券相場は下落。イタリアの財政懸念が後退し欧州株が上昇したことを受けた。
出典:FXi24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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