(1日終値) ドル・円相場:1ドル=113.93円(前営業日比△0.23円) ユーロ・円相場:1ユーロ=131.90円(▲0.03円) ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1578ドル(▲0.0026ドル) ダウ工業株30種平均:26651.21ドル(△192.90ドル) ナスダック総合株価指数:8037.30(▲9.05) 10年物米国債利回り:3.08%(△0.02%) WTI原油先物11月限:1バレル=75.30ドル(△2.05ドル) 金先物12月限:1トロイオンス=1191.7ドル(▲4.5ドル) ※△はプラス、▲はマイナスを表す。 (主な米経済指標) <発表値> <前回発表値> 9月米製造業PMI改定値 55.6 55.6 9月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数 59.8 61.3 8月米建設支出(前月比) 0.1% 0.2%・改 ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ドル円は3日続伸。ただ、NY市場に限れば狭いレンジでのもみ合いだった。ダウ平均が一時270ドル超上昇したほか、ナイト・セッションの日経平均先物が170円上げると、投資家のリスク選好度が高まり円売り・ドル買いが出た。米長期金利の上昇に伴う買いも入り、一時114.06円と昨年11月9日以来の高値を付けた。ただ、114円台では戻りを売りたい向きも多く滞空時間は短かった。NY時間の安値は113.89円付近で値幅は17銭程度と小さかった。 なお、この日発表の9月米ISM製造業景気指数は59.8と予想の60.3を若干下回ったほか、8月米建設支出も前月比0.1%上昇と予想の0.5%上昇より弱い内容となった。 ・ユーロドルは4日続落。ポンドドルの急伸をきっかけにユーロ買い・ドル売りが先行し一時1.1628ドルまで値を上げたものの、ポンドドルが失速するとユーロドルにも売りが出た。米金利上昇に伴う売りも出て一時1.1564ドルと9月10日以来の安値を付けた。 ポンドドルは上値が重かった。「英国がEU離脱合意を目指し、アイルランド国境問題で妥協案を計画している」との一部報道をきっかけに買いが先行。21時30分過ぎに一時1.3116ドルまで急ピッチで値を上げた。ただ、合意なき離脱への警戒感も根強く、買いが一巡すると弱含んだ。 ・ユーロ円は小幅ながら4日続落。欧州の取引時間帯に一時132.46円と本日高値を付けたものの、9月27日の高値132.68円が目先のレジスタンスとして意識されると失速した。イタリア財政問題に対する懸念も相場の重しとなり、一時131.74円と本日安値を付けた。 カナダドル円は堅調。NAFTA再交渉の3カ国合意を好感し、一時89.18円と日通し高値を付けた。原油先物価格の上昇も資源国通貨とされるカナダドルの支援材料。 ・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸。NAFTA再交渉の3カ国合意を好感し、航空機のボーイングなど貿易交渉の影響を受けやすい資本財や自動車銘柄を中心に買いが集まった。原油先物価格の上昇を背景にシェブロンやエクソンモービルも買われ、上げ幅は一時270ドルを超えた。 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落した。フェイスブックやインテルの下げが目立った。 ・米国債券相場で長期ゾーンは続落。米国とカナダがNAFTA再交渉で妥結し、米国を中心とした貿易摩擦をめぐる不透明感が和らぐと債券に売りが出た。 ・原油先物相場は3日続伸。トランプ米政権の対イラン制裁の再発動を控え、各国がイラン産原油の輸入を差し控えるとの見方が強まっている。イランも生産を抑制し、ネットでみた供給減少が価格を押し上げる可能性が指摘されている。一時75.77ドルと、中心限月として2014年11月下旬以来、約3年10カ月ぶりの高値をつけた。 ・金先物相場は反落。NAFTA再交渉の米・メキシコ・加3カ国合意へ向けた動きを受け、市場のリスク回避志向が後退。安全資産とされる金は売られた。米株価上昇もこの動きを後押しした。
出典:FXi24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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