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あす30日の東京株式市場は、日経平均株価2万3000円をにらみ、強弱感対立か。
29日の日経平均株価は小幅に7営業日続伸し、2万2848円22銭(前日比34円75銭高)引け。朝方は、28日の米国株高を支えに買いが先行した。株価指数先物買いに上げ幅を拡大し、前場は2万2968円18銭(前日比154円71銭高)と高値で引けた。後場は、フシ目となる2万3000円を前に利益確定売りが先行し、上げ幅を縮小の動きとなった。前日もハネ返された大台に接近すると戻り待ちの売りが膨らみやすく、改めて「壁」を意識させる展開となった。直近7連騰(合計649円高)していることで、目先一服を想定する向きもある。
一方、海外投資家による買い戻し期待も根強い。市場では、「海外勢は相当売っており、まだまだ買い戻しが続く可能性がある」(中堅証券)との声が聞かれる。外部要因の落ち着きとともに日経平均2万3000円を明確に抜けてくれば、上昇の勢いが加速するとの読みも出ている。権利行使価格2万3000円の日経平均オプション9月限においてコール(買う権利)・オプションの建玉は1万8000枚超(28日時点)と多く、同水準に踏み込めば、コール売り手による先物ヘッジ買いが期待され、上げに弾みを付けることも考えられる。
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あす30日の東京株式市場は、日経平均株価2万3000円をにらみ、強弱感対立か。
29日の日経平均株価は小幅に7営業日続伸し、2万2848円22銭(前日比34円75銭高)引け。朝方は、28日の米国株高を支えに買いが先行した。株価指数先物買いに上げ幅を拡大し、前場は2万2968円18銭(前日比154円71銭高)と高値で引けた。後場は、フシ目となる2万3000円を前に利益確定売りが先行し、上げ幅を縮小の動きとなった。前日もハネ返された大台に接近すると戻り待ちの売りが膨らみやすく、改めて「壁」を意識させる展開となった。直近7連騰(合計649円高)していることで、目先一服を想定する向きもある。
一方、海外投資家による買い戻し期待も根強い。市場では、「海外勢は相当売っており、まだまだ買い戻しが続く可能性がある」(中堅証券)との声が聞かれる。外部要因の落ち着きとともに日経平均2万3000円を明確に抜けてくれば、上昇の勢いが加速するとの読みも出ている。権利行使価格2万3000円の日経平均オプション9月限においてコール(買う権利)・オプションの建玉は1万8000枚超(28日時点)と多く、同水準に踏み込めば、コール売り手による先物ヘッジ買いが期待され、上げに弾みを付けることも考えられる。