(17日終値:18日3時時点) ドル・円相場:1ドル=112.82円(17日15時時点比△0.41円) ユーロ・円相場:1ユーロ=131.59円(▲0.07円) ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1664ドル(▲0.0049ドル) FTSE100種総合株価指数:7626.33(前日比△25.88) ドイツ株式指数(DAX):12661.54(△100.52) 10年物英国債利回り:1.258%(▲0.022%) 10年物独国債利回り:0.346%(▲0.018%) ※△はプラス、▲はマイナスを表す。 (主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値> 6月英雇用統計 失業率 2.5% 2.5% 失業保険申請件数 7800件 ▲3000件・改 3-5月英失業率(ILO方式) 4.2% 4.2% ※改は改定値を表す。▲はマイナス。 (各市場の動き) ・ドル円は買い優位。一時112.11円まで売りが先行したが、23時にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が米上院銀行委員会で経済と金融政策について証言する予定のなか、次第にドル買い圧力が高まりアジア時間高値の112.57円を上抜けた。パウエルFRB議長が証言原稿のなかで「当面、漸進的な利上げ継続が最善策」「最新の経済データは第2四半期の米成長がかなり強いことを示唆している」などの見解を示すと、13日高値の112.80円に接近。質疑応答で「雇用市場は強く、労働者はより良い状態にある」「賃金上昇は依然としてインフレの傾向を上回る」などと発言すると、1月9日以来の高値となる112.93円まで上値を伸ばした。 ・ユーロドルは売り優位。一時1.1745ドルまで買いが先行した後は、全般ドル高の流れに沿って上値が切り下がった。パウエルFRB議長の議会証言を受けてドルが一段高となると、昨日安値の1.1676ドルを下抜けてストップロスを巻き込み、1.1650ドルまで下げ足を速めた。 なお、ポンドドルは売り一服。ドル全面高の流れに沿って下値を探る展開となると、13日安値の1.3103ドルや節目の1.3100ドルを下抜けて目先のストップロスを誘発した。6月29日以来の安値となる1.3070ドルまで急落した。ただ、英下院が17日、与党保守党で欧州連合(EU)穏健派の造反議員が提出した、EU離脱後も関税同盟を維持する貿易修正法案について、僅差で否決したことがわかると1.3150ドルまで反発した。 ・ユーロ円は上値が重い。パウエルFRB議長の議会証言を受けてドル円が上昇した影響から131.99円まで上げた。ただ、ユーロドルがストップロスを巻き込み急落すると131.50円台まで失速した。 ・ロンドン株式相場は反発。前日終値を挟んで方向感が定まらなかったが、石油株や鉱業株など資源関連株が買われたことで、引けにかけて底堅く推移した。一方、時価総額の大きいたばこ株は軟調だった。 ・フランクフルト株式相場は4日続伸。前日終値前後でのもみ合いが続いたが、パウエルFRB議長が米経済に楽観的な議会証言を行ったことで、米国株高とともに買いが進んだ。個別では、ティッセンクルップ(9.13%高)やコベストロ(3.09%高)などの上げが目立った。 ・欧州債券相場は上昇。
出典:GI24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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