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10時20分配信 フィスコ
10時20分配信 フィスコ
材料銘柄 東洋ゴム<5105> 1654円(5/30) 独自の「モビリティ・エアロダイナミクス技術」を確立したと発表している。同技術は、タイヤ及び車両の空力特性を解析・予測できるシミュレーション技術で、自動車の低燃費化やEV化につながることが期待されている。また、車両の形状にあわせたタイヤの開発が可能になることから、同社のタイヤ販売拡大も期待されるところだろう。 新興市場銘柄 ベストワンドット<6577> 11240円(5/30) クルーズ旅行に特化したオンライン旅行予約サイト「ベストワンクルーズ」の運営等を展開する同社は、外国人に特化した人材紹介業及び人材採用に関するコンサルティング業、不動産業を行うWonderwallへの出資を発表した。今後も拡大が見込まれる外国人労働者の市場における潜在的な成長可能性に着目したという。現段階では業績への貢献は軽微と見られてるものの、足元で5日線に沿った推移を継続している同社の動きを支援する材料として意識される可能性がある。 テクニカル銘柄 極洋<1301> 3835円(5/30) 3800円を中心としたボックス相場が続いてきたが、昨日大引け時点で25日線とその上を走る75日線を株価が上回った。一目均衡表ではザラ場高値が雲上限を抜いたほか、遅行線が株価上方に位置して強気シグナルを発している。2月高値3955円を超えると、1月10日に付けた今年最高値4460円を試す流れが予想される。 テーマ銘柄 メニコン<7780> 2878円(5/30) 好業績のディフェンシブ銘柄の一角。円相場や欧米株式が不安定な局面で関心が集まる。2019年3月期は連続最高益を達成した前期よりさらに純利益が増加する見通しで、保守的な運用スタイルを採る年金など機関投資家向き。週足では6週、13週、26週の各線が揃って上向き。先週は6週線が26週線を上抜くゴールデンクロスを達成しており、中長期の上昇態勢にある。 本日の投資戦略 30日の米国市場では、イタリアの政治不安後退を好感してNYダウが306.33ドル高の24667.78、ナスダック総合指数が65.86pt高の7462.45、シカゴ日経225先物は大阪日中取引比225円高の22255円。欧州でも主要株価指数は軒並み反発しており、本日の東京市場は欧米株に連動して値を戻す展開になろう。ただ、為替市場では円安がほとんど進まず、1ドル=108円台後半にとどまっているため、1ドル110円想定の輸出企業を中心に業績下振れ懸念は解消せず、戻りは鈍そうだ。朝方に欧米株高を一通り織り込んだ後は戻り売りが上値を阻むだろう。格上げや目標株価の引き上げが観測されている日揮<1963>、いちご<2337>、住友ベークライト<4203>、テルモ<4543>、りらいあ<4708>、資生堂<4911>、コーセー<4922>、SMC<6273>、千代化<6366>、日本電産<6594>、シスメックス<6869>、日東電工<6988>、IHI<7013>、アイシン<7259>、FCC<7296>、スクエニHD<9684>、ソフトバンクG<9984>などに注目。