(30日終値:31日3時時点) ドル・円相場:1ドル=108.93円(30日15時時点比△0.25円) ユーロ・円相場:1ユーロ=126.93円(△1.34円) ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1651ドル(△0.0097ドル) FTSE100種総合株価指数:7689.57(前日比△56.93) ドイツ株式指数(DAX):12783.76(△117.25) 10年物英国債利回り:1.257%(△0.060%) 10年物独国債利回り:0.372%(△0.112%) ※△はプラス、▲はマイナスを表す。 (主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値> 4月独小売売上高指数 前月比 2.3% ▲0.4%・改 前年比 1.2% 1.7%・改 4月独輸入物価指数 前月比 0.6% 0.0% 前年比 0.6% ▲0.1% 1-3月期仏国内総生産(GDP)改定値 前期比 0.2% 0.3% 4月仏消費支出(前月比) ▲1.5% 0.2%・改 4月南アフリカマネーサプライM3 前年比 6.39% 6.42% 5月スイスKOF景気先行指数 100.0 103.3・改 5月独雇用統計 失業率 5.2% 5.3% 失業者数変化 ▲1万1000人 ▲8000人・改 5月ユーロ圏消費者信頼感指数(確定値) 0.2 0.2 5月独消費者物価指数(CPI)速報値 前月比 0.5% 0.0% ※改は改定値を表す。▲はマイナス。 (各市場の動き) ・ユーロドルは買い優勢。イタリアの国債や株式相場が上昇したことをながめ、欧州政局に対する過度な懸念後退を背景にした買いが入った。21時過ぎに1.1648ドルまで上げた後、いったんは伸び悩む場面もあったが、「イタリアの大衆迎合主義(ポピュリズム)政党『五つ星運動』が経済財務相に推していたユーロ懐疑派のパオロ・サボナ氏に指名を辞退するよう要請した」との報道が伝わると買いが再開。24時30分過ぎには一時1.1676ドルまで値を上げた。 ・ユーロ円も買い優勢。ユーロドルと同様に欧州政局の不透明感緩和を手掛かりにした買いが強まった。株高なども相場の支えとなり、昨日高値の127.28円を上抜けて一時127.32円まで上昇した。 また、カナダドル円も堅調に推移した。カナダ銀行(カナダ中央銀行、BOC)はこの日、政策金利を1.25%に据え置くことを決めたと発表。市場予想通りの結果となったが、声明文で「4月以降の動きはインフレを目標近く維持するため、利上げが正当化されるとの理事会の見解をさらに強化する」との見解が示されるとカナダドル買いが優位となり、一時84.95円まで値を上げた。 ・ドル円はしっかり。ユーロ円やカナダドル円などクロス円の上昇につれた買いが入った。1時前には109.07円まで上昇した。なお、5月ADP全米雇用報告や1-3月期米国内総生産(GDP)改定値はいずれも予想より弱い結果となったが、相場への影響は限定的だった。 ・ロンドン株式相場は反発。イタリアの政局に対する過度な不安が後退し、引けにかけて次第に買いが強まった。原油価格の上昇を背景に石油株が買われ、指数を押し上げた。 ・フランクフルト株式相場は3営業日ぶりに反発。昨日までの下げに対する反動から買い戻しが進んだ。個別ではメルク(3.94%高)やバイエル(3.91%高)などの上げが目立ち、ルフトハンザ(2.11%安)などを除く27銘柄が上昇した。 ・欧州債券相場は下落。株高を受けた。
出典:GI24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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