◇後場に注目すべき3つのポイント~欧州政治リスクも台頭し強気シナリオに影 | 12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

2月23日0時をもって、Emergency再発令。引き続きCOVID-19「非常事態宣言」。6月30日をもって、Emergency警戒に移行!

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2018/5/29 12:45 FISCO
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日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

29日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・日経平均は3日ぶり大幅反落、欧州政治リスクも台頭し強気シナリオに影
・ドル・円は弱含み、ユーロ・円に連れ安
・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984>


■日経平均は3日ぶり大幅反落、欧州政治リスクも台頭し強気シナリオに影

日経平均は3日ぶり大幅反落。235.86円安の22245.23円(出来高概算6億9000万株)で前場の取引を終えている。

28日の英米市場は休場だったが、欧州の主要株式市場がイタリアやスペインの政治情勢に対する懸念から下落。本日の東京市場でもこうした流れを引き継いで、日経平均は49円安からスタートした。寄り付き後は米長期金利の低下とともに円相場が1ドル=109円近辺まで上昇し、主力の輸出関連株や金融株が売られた。株価指数先物には円高を嫌気した売りが出て、日経平均は前引けにかけて22240.39円(240.70円安)まで下落する場面があった。

個別では、ソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>といった指数寄与度の大きい値がさ株が軟調で、それぞれ日経平均を25円超押し下げた。三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>などもさえない。JDI<6740>やミネベアミツミ<6479>は商いを伴って急落。米アップルがスマートフォン「iPhone」の19年にリリースする全ての新型モデルに有機ELを採用することを決定したなどと報じられ、売りが広がったようだ。一方、業績上方修正の東海カーボ<5301>が売買代金トップで7%高。任天堂<7974>や花王<4452>も堅調な展開だった。セクターでは、パルプ・紙、非鉄金属、鉄鋼などが下落率上位。上昇したのはその他製品のみだった。

朝鮮半島や中東情勢を巡る地政学リスク、米国の保護主義的な通商政策に加え、南欧政治の先行き不透明感まで台頭し、金融市場には再びリスクオフムードが広がっている。為替の円安一服も鮮明となっており、当面は企業業績の上振れに期待した買いは鳴りを潜めると考えざるを得ない。後場に入ると日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ観測が下値の支えとなるだろうが、連休明けとなる米国市場の反応を見極めたいとの思惑から積極的な押し目買いは入りづらいと考えられる。

新興市場でもマザーズ指数が2%の下落で前場を折り返すなど、リスク回避の動きが広がっている。業績修正を発表した銘柄や業績観測報道の伝わった銘柄が散発的に買われているが、こうした個別材料株や外部環境の影響を受けにくい花王などの内需・ディフェンシブ関連株を除けば物色は広がりを欠きそうだ。


■ドル・円は弱含み、ユーロ・円に連れ安

29日午前の東京市場で、ドル・円は弱含み。欧州の政治情勢への懸念からユーロ・円の売りが続き、ドルは一時109円を割り込んだ。

イタリアやスペインの政治情勢が不安定化し、欧州中銀(ECB)の金融政策への悪影響が警戒され、ユーロ・円の売りが続いている。本日は126円半ばまで弱含んだ。それを受け、ドル・円は一時108円92銭まで値を切り下げた。その後は109円を挟んでもみあう展開に。

ランチタイムの日経平均先物は大幅安で推移しており、目先の日本株安継続を警戒したドル売り・円買いに振れやすい。また、米10年債利回りは2.89%台の低水準で推移。108円台は押し目買いが観測される一方、109円台は国内勢の売りが想定され、目先のドルの戻りは鈍いだろう。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円92銭から109円47銭、ユーロ・円は126円51銭から127円28銭、ユーロ・ドルは、1.1621ドルから1.1633ドルで推移した。


■後場のチェック銘柄

・みらいワークス<6563>や、澤藤電機<6901>など、4銘柄がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます

・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984>


■経済指標・要人発言

・日・4月有効求人倍率:1.59倍(予想:1.60倍、3月:1.59倍)

・日・4月失業率:2.5%(予想:2.5%、3月:2.5%)


☆後場の注目スケジュール☆

<国内>
特になし

<海外>
・13:40 ブラード米セントルイス連銀総裁講演(東京)

関連銘柄 12件

4452 東証1部 花王
8,410
5/29 11:30
+92 (1.11%)
時価総額 4,162,950百万円
日用品・化粧品大手。産業用化学品も手掛ける。一貫生産と独自販売網に強み。アジア軸に海外開拓に注力。化粧品の本格改革に着手へ。M&AはBtoBを中心に模索。配当性向40%目安。17.12期は増収・二桁増益。 記:2018/02/09

5301 東証1部 東海カーボン
2,077
5/29 11:30
+137 (7.06%)
時価総額 467,207百万円
炭素業界のパイオニア。タイヤ業界向けカーボンブラックが中心。電炉業界向け黒鉛電極、太陽電池向けファインカーボンなども。17.12期はカーボンブラック販売好調、前期の一過性費用消え2桁増収・大幅増益で落着。 記:2018/03/04

6479 東証1部 ミネベアミツミ
2,020
5/29 11:30
-124 (-5.78%)
時価総額 862,704百万円
ミニチュアボールベアリングで世界トップシェア。ミツミ電機と1/27付で経営統合・社名変更しミネベアミツミへ。18.3期3Qは、電子機器・機械加工品など全ての事業が好調で、3Q実績の過去最高を記録。 記:2018/03/01

6563 マザーズ みらいワークス
6,910
5/29 11:30
+530 (8.31%)
時価総額 8,403百万円
プロフェッショナル人材向けサービス事業を展開。顧客企業と同社で業務委託もしくは人材派遣の契約を締結しその業務を登録しているプロフェッショナル人材へ再委託有期雇用をして顧客企業へ人材派遣を行う。増収増益へ。 記:2018/03/08

6740 東証1部 ジャパンディスプレイ
124
5/29 11:30
-14 (-10.14%)
時価総額 104,925百万円
中小型ディスプレイの専業メーカー。スマホ等モバイル向け売上高比率82%。固定費削減目指し、製造ライン閉鎖・人員削減など構造改革を推進。特損1700億円。非モバイルの拡大と有機EL量産技術の確立を急ぐ。 記:2017/11/24

6758 東証1部 ソニー
5,166
5/29 11:30
-17 (-0.33%)
時価総額 6,551,898百万円
世界的な電機メーカー。モバイル機器・ゲーム機器・デジタルカメラ・業務用放送機器・家電・半導体に展開。映画・テレビ番組・音楽制作や金融サービスも行う。ゲーム・半導体・金融等の好調で18.3期3Qも大幅増益。 記:2018/02/09

6901 東証1部 澤藤電機
2,173
5/29 11:30
+213 (10.87%)
時価総額 9,392百万円
トラック・バス用電装品が主力。日野自動車グループ。小型発電機や電気冷蔵庫等も手掛ける。小型発電機で世界トップシェア。電装品事業では国内外ともに販売伸ばす。冷蔵庫事業も売上堅調。18.3期3Qは2桁増収。 記:2018/02/18

7203 東証1部 トヨタ自動車
6,990
5/29 11:30
-62 (-0.88%)
時価総額 22,808,349百万円
自動車世界大手。傘下に日野やダイハツなど。SUBARUやマツダ、スズキと資本業務提携。北米に強み。環境技術にも定評。EV開発でマツダらと連合。パナソニックと二次電池で協業検討へ。18.3期2Qは最終増益。 記:2018/01/03

7974 東証1部 任天堂
42,060
5/29 11:30
+460 (1.11%)
時価総額 5,958,598百万円
ゲーム機が主力。ソフトでも稼ぐ。スマホゲームにも注力。海外売上高比率が73%と高く、資産の多くをドル建てで保有。昨年3月発売の据置型ゲーム機「スイッチ」が世界規模でヒット中。18.3期3Qは大幅増収増益。 記:2018/02/08

8306 東証1部 三菱UFJフィナンシャル・グループ
684
5/29 11:30
-9 (-1.3%)
時価総額 9,507,619百万円
3大メガバンクの一角。銀行や信託、証券など幅広く金融サービスを提供。米国やアジアにも有力子会社。持分会社に米モルガンスタンレー。来年3月までに独デジタル通貨を発行し、取引所開設へ。今春に新中計を発表予定。 記:2018/03/05

9983 東証1部 ファーストリテイリング
47,630
5/29 11:30
-700 (-1.45%)
時価総額 5,052,305百万円
ユニクロを世界展開。「高品質、リーズナブルな価格、ファッション性があるベーシックウエア」として支持を受ける。国内ユニクロ事業は堅調。ヒートテックやダウンなど秋冬商品は需要増。18.8期1Qは2桁増収増益。 記:2018/02/15

9984 東証1部 ソフトバンクグループ
7,662
5/29 11:30
-227 (-2.88%)
時価総額 8,433,257百万円
国内携帯3位。傘下に米携帯大手スプリント、英半導体設計大手アーム、ネット検索大手ヤフーなど。持分会社には中国アリババ。昨春に10兆円ファンド設立。中核の国内携帯会社を年内に上場し、自身は投資業務に傾注へ。 記:2018/02/08

出典:フィスコイメージ 2


※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。

SION投資研究所
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