2017/12/28 12:07 FISCO
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。 12/28付の「DailyOutlook」では、IoT社会について考察しているのでご紹介します。 まず同レポートでは、『身の回りの様々なものがインターネットにつながり、暮らしをより便利にする社会、いわゆる、IoT(モノのインターネット)社会の到来が近づいてきている。12月19日、JEITA(電子情報技術産業協会)は2030年にIoTの世界市場規模は2016年比で倍増するとの見通しを示すとともに、2017年はIoT元年ともいえるような1年だったと振り返った』と伝えています。 続けて、総務省も世界のIoT機器の数量は今後5年間で年平均15%増のペースで増加していくと見込んでおり、社会のIoT化は2018年も継続的に進展していくだろうとの予測を示し、『IoT社会では、手元のスマホで自宅の家電を操作・制御できる「スマート家電」や、自宅や保育園、介護施設などの見守りシステム、言葉で指示すれば家電の操作や音楽の再生、天気やニュースの確認などが可能なAIスピーカーなど、従来の暮らし方を一変させる可能性を秘めた製品が多数存在する。他にも、サッカーボールやなわとびにセンサーを付けることでスキル向上を図るなど、今後もインターネットによる通信を介した様々な製品・サービスが登場しよう』と分析しています。 さらに、『IoT社会では、高速・大容量の通信の処理が求められる。日本では次世代の通信規格となる「5G」が2020年に実用化される予定だ。「5G」では通信の信頼性や遅延の少なさも考慮して検討されるため、自動車分野や医療分野など、より幅広い分野で通信技術の活用が見込まれ、新たなビジネス機会が創出されるだろう。また、膨大な情報の中からデータを解析する必要から、ビッグデータ関連の需要も高まっていこう』とまとめています。 最後にレポートでは、『主なIoT関連銘柄』を紹介しています。具体的にはシャープ<6753>やソニー<6758>、NTTドコモ<9437>など全10銘柄が挙げられていますので、詳しくは12/28付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。 また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。 花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。 フィスコリサーチレポーター花田浩菜
関連銘柄 3件
・シャープ(6753)東証1部
-15 (-0.39%)
時価総額 1,930,978百万円
液晶パネル大手。事務機器や白物家電、スマホなども。経営危機を経て昨夏に台湾・鴻海精密工業の傘下に。中計では20.3期に営業益1500億円が目標。18.3期1Qは利益復調。表記は10月1日の株式併合を反映。 記:2017/09/11
3,875
12/28 11:30-15 (-0.39%)
時価総額 1,930,978百万円
液晶パネル大手。事務機器や白物家電、スマホなども。経営危機を経て昨夏に台湾・鴻海精密工業の傘下に。中計では20.3期に営業益1500億円が目標。18.3期1Qは利益復調。表記は10月1日の株式併合を反映。 記:2017/09/11
・ソニー(6758)東証1部
+16 (0.31%)
時価総額 6,498,113百万円
世界的な電機メーカー。モバイル機器・ゲーム機器・デジタルカメラ・業務用放送機器・家電・半導体に展開。映画・テレビ番組・音楽制作や金融サービスも行う。18.3期2Qは大幅増益。各部門が概ね好調で円安も寄与。 記:2017/11/21
5,136
12/28 11:30+16 (0.31%)
時価総額 6,498,113百万円
世界的な電機メーカー。モバイル機器・ゲーム機器・デジタルカメラ・業務用放送機器・家電・半導体に展開。映画・テレビ番組・音楽制作や金融サービスも行う。18.3期2Qは大幅増益。各部門が概ね好調で円安も寄与。 記:2017/11/21
・NTTドコモ(9437)東証1部
+2 (0.07%)
時価総額 10,435,231百万円
NTTグループの中核を担う移動体通信(携帯・スマホ)事業者。移動体通信で国内シェアトップ。動画コンテンツなどの周辺サービス強化。独自共通ポイントの展開拡大で顧客囲い込みを狙う。18.3期1Qは利益足踏み。 記:2017/10/06
2,676
12/28 11:30+2 (0.07%)
時価総額 10,435,231百万円
NTTグループの中核を担う移動体通信(携帯・スマホ)事業者。移動体通信で国内シェアトップ。動画コンテンツなどの周辺サービス強化。独自共通ポイントの展開拡大で顧客囲い込みを狙う。18.3期1Qは利益足踏み。 記:2017/10/06