12月23日(土)17時40分配信 KlugFXニュース
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
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25日月曜日はクリスマスということで、日本と中国、中東などを除くほとんどの国の市場が休場となっています。 翌日26日火曜日は、米国市場が復帰するものの、欧州、オセアニア、カナダなどは休場(英連邦のボクシングデーやドイツなどの聖ステファノの日など名称はいろいろ)で、週の前半の取引は相当薄くなると見込まれています。 市場参加者は祝日であっても出てきているケースが多く、基本的に取引所の無い為替取引は取引量が減るとはいえ維持されるケースが多いですが、クリスマスは例外で、基本的に取引がほとんどなくなります。 閑散とした中で相場はほとんど動かないのが通常で、目立った動きを見せない展開となりそうです。 特に25日はほぼ休日のような状況になると思われます。 もっとも、相当取引量が薄い中だけに、何らかのきっかけで大口の売り買いが入ると 相場が注文を支え切れず、一気に値を崩すなどの動きも想定されるため要注意です。 既に取引が閑散としつつあった22日金曜日も、朝方にユーロが急落する場面が見られました。 21日のカタルーニャ州の州議会選挙で 独立賛成派が過半数を超える情勢となったことを嫌気してユーロ売りドル買いが入った形です。 第1党の座こそ、独立反対派のシウダダノスが取りましたが。中央政府から反逆容疑で逮捕状が出ているプチダモン党首率いるJxCが第2党ながら他の独立賛成派と連携で過半数を超えてきました。惨敗した国政与党国民党の状況なども踏まえ、同地域での独立機運の高まりを警戒した動きが入った形です。 もっとも、こうした情勢が判明したのはNY市場の午後。急落の3時間ぐらいは前です。 同問題を受けて、警戒感を強めた大口の投資家の売りが入った形で、ユーロドルが1.1865近辺から1.1817まで急落。 しかし、すぐに1.1850近辺まで戻しており、ユーロ安がやや優勢も、安値からはずいぶん戻りました。 来週も同様のケースが起こり得る可能性がありますのでポジションを維持している場合は気を付けたいところです。 27日以降は海外の取引参加者がかなり帰ってきますが、日本の参加者が年の瀬ということでかなり減ることに加え、年間バジェットの関係で機関投資家や銀行などの取引が減るため、本格的な取引量復活はお正月明けに。 それほど目立った経済指標予定などもなく、無理は禁物の週となりそうです。 minkabu PRESS編集部 山岡和雅出典:KlugFXニュース
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