8時57分配信 フィスコ
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
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材料銘柄 日本ケミコン<6997> 4185円(11/24) リチウムイオン2次電池用新導電性カーボンの研究開発を加速すると報じられている。同社が開発した導電性カーボンを活用することで電池のサイクル寿命が約2倍に向上するという。足元で人気化している電池関連として注目を集める展開も想定されよう。 新興市場銘柄 白鳩<3192> 519円(11/24) 米国で年末商戦が本格化しているなか、今年はネット通販での注文が急増していることが各所で報じられている。国内でも、ファーストリテ<9983>傘下のユニクロが、想定以上のアクセス集中により、ネット販売がダウンしたことが報じられるなど、消費者動向の変化が顕著である。足元の良好な雇用環境に加え、日米の株高によって顧客の購買意欲も強いとみられる。これを受け、インナーウェアのネット通販会社であり越境ECも手掛ける同社は関連銘柄として、物色の矛先が向かう可能性がありそうだ。 テクニカル銘柄 LINE<3938> 4930円(11/24) 5000円乗せ後はこう着感の強い相場展開が続いているが、高値圏での底堅さが意識されている。高値もち合いによって上昇する25日線との乖離が縮小しており、過熱感は和らいでいる。ボリンジャーバンドでは10月の急伸時に+4σを超えていたが、現在は+1σを下回っており、目先はもち合い上放れが意識されてくる。 テーマ銘柄 任天堂<7974> 46610円(11/24) 先週末は3%を超える上昇で高値もち合いレンジを上放れてきており、年初来高値を更新している。「ブラックフライデー」では米国内の消費者がネット通販に費やした金額が過去最高と伝えられるなか、一段の上昇が意識されそうだ。高値更新で売り方の買い戻しを誘う流れも意識されよう。 本日の投資戦略 米年末商戦の動向が材料視されることになり、これが相場の押し上げ要因として意識されそうだ。「ブラックフライデー」の24日、米国内の消費者がネット通販に費やした金額は昨年から16.9%増加して過去最高を記録したと報じられている。通販大手アマゾンは24日、注文が「記録的な」ペースで殺到し、最初の5時間で20万点以上のおもちゃが売れたと発表。感謝祭の次の月曜日「サイバーマンデー」に当たる27日には、ネット通販の売上高がさらに増える可能性がある。 その他、需給面では11月第3週(13-17日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買が、3463億円の売り越し(前週は909億円の売り越し)となった。これまで上昇をけん引していた海外投資家の需給状況に変化がみられていることから、物色対象にも当然、変化がみられてくるだろう。日経平均の先高観は後退していないが、これまでの景気敏感セクターを中心とした主力大型株から、相対的に出遅れているセクターや中小型株に資金がシフトしやすい。 個別では格上げが観測されているところでは、JAL<9201>、富士通<6702>に注目。一方で、、SUMCO<3436>、参天薬<4536>、ディスコ<6146>、東祥<8920>に格下げが観測されている。イベントでは29日から2017国際ロボット展(東京ビッグサイト)が12月2日まで開催される。ロボットのほか、AI、IoTといった関連への物色も意識されそうだ。出典:フィスコ
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