2017/10/26 12:26 FISCO パナソニック、日米中で車載電池増産へ
・パナソニック(6752)が、電気自動車(EV)などに搭載するリチウムイオン電池の生産拠点がある米国や中国、日本で一斉に増産することを明らかにした。中国・大連で新たに2棟目を設け生産規模を約2倍にするという。中国や欧州を中心にEVシフトが急速に進むなか、心臓部である電池をパナソニックが増産することで、取引関係の深い日本車メーカーの競争力も高まりそうだ。現在開催されている東京モーターショーにおいても、世界的に環境規制が強まる中でEVなどの次世代エコカーで技術力が発信されて注目を集めており、足元で調整を見せている関連銘柄に押し目買いが入る可能性も今後ありそうだ。
関連銘柄 5件
・田中化学研究所(4080)JQスタンダード
リチウム2次電池正極材料
二次電池正極材料メーカー。住友化学傘下。粒子形状制御技術などがコア技術。リチウムイオン電池用正極材料の製造に注力。リチウムイオン電池向け製品は民生用途で受注回復。原価率低下。18.3期1Qは黒字転換。 記:2017/08/22
リチウム2次電池正極材料
二次電池正極材料メーカー。住友化学傘下。粒子形状制御技術などがコア技術。リチウムイオン電池用正極材料の製造に注力。リチウムイオン電池向け製品は民生用途で受注回復。原価率低下。18.3期1Qは黒字転換。 記:2017/08/22
・チタン工業(4098)東証1部
リチウム電池用チタン酸リチウム
酸化チタンメーカー中堅。酸化チタンと酸化鉄が基盤事業。チタン酸リチウムの育成に注力。超微粒子酸化チタンの収益拡大に取り組む。酸化チタンは出荷数量増。コンデンサー向けは需要回復。18.3期1Qは小幅増収。 記:2017/09/26
リチウム電池用チタン酸リチウム
酸化チタンメーカー中堅。酸化チタンと酸化鉄が基盤事業。チタン酸リチウムの育成に注力。超微粒子酸化チタンの収益拡大に取り組む。酸化チタンは出荷数量増。コンデンサー向けは需要回復。18.3期1Qは小幅増収。 記:2017/09/26
・戸田工業(4100)東証1部
リチウムイオン電池の正極材を手がける
機能性顔料と電子素材を手掛ける化学素材メーカー。酸化鉄でトップ。伊藤忠系。リチウムイオン電池用正極材料事業の合弁化に向けた活動は継続。為替差損剥落。営業外収益は増加。18.3期1Qは最終黒字転換。 記:2017/09/20
リチウムイオン電池の正極材を手がける
機能性顔料と電子素材を手掛ける化学素材メーカー。酸化鉄でトップ。伊藤忠系。リチウムイオン電池用正極材料事業の合弁化に向けた活動は継続。為替差損剥落。営業外収益は増加。18.3期1Qは最終黒字転換。 記:2017/09/20
・住友金属鉱山(5713)東証1部
EV向け電池材料生産を追加増強
資源採掘・非鉄金属製錬・先端材料の開発。金価格や銅価格、ニッケル価格など非鉄金属価格(市況)の影響を受ける。金価格、銅価格、ニッケル価格は上昇。世界経済の回復で需給持ち直し業績回復へ。電池材料も好調。 記:2017/09/30
EV向け電池材料生産を追加増強
資源採掘・非鉄金属製錬・先端材料の開発。金価格や銅価格、ニッケル価格など非鉄金属価格(市況)の影響を受ける。金価格、銅価格、ニッケル価格は上昇。世界経済の回復で需給持ち直し業績回復へ。電池材料も好調。 記:2017/09/30
・日産自動車(7201)東証1部
EVを20年までに投入すると検討
国内大手自動車メーカー。仏ルノー傘下。三菱自へ資本参加。世界160以上の国・地域で商品、サービス提供。海外売上比率は8割超。国内販売は2桁増と好調。軽自動車の販売再開などが寄与。18.3期1Qは増収。 記:2017/09/13
EVを20年までに投入すると検討
国内大手自動車メーカー。仏ルノー傘下。三菱自へ資本参加。世界160以上の国・地域で商品、サービス提供。海外売上比率は8割超。国内販売は2桁増と好調。軽自動車の販売再開などが寄与。18.3期1Qは増収。 記:2017/09/13